現場ブログ

台風21号の被害
2018年11月28日(水)

台風21号の被害

こんにちは。 最近は寒くなったり暑くなったり、体調管理が難しいですね。 今回は前回の続きで!台風被害報告です。 自転車置き場や、駐車場のカーポートの被害です。こちらも被害が多く、修繕に材料がまったく入ってこないという状況で、作業が進まない事態になっています。 お出かけをしたときに少し気にしてみていると、あちこちでカーポートの屋根が飛んでいるのが見られます。 中にはとんだ屋根がどこにいたのか不明で、わからない家もありました。人や車に当たっていないことを祈ります。 写真の様に一枚飛んでしまったカーポートが多いのですが、飛んだカーポートの屋根材に使ってある素材は、アクリルがおおく、、次に修繕でいれる素材はポリカーボネートがほとんどです。このポリカーボネートは飛行機の透明部分に使われている素材で、耐久力があり、熱の変化にも強い素材です。ですがどうしても色が合わないのが残念です。 その他、塀や樋もかなり被害がでました。 こちらのフェンスはほとんど真ん中の部分が抜けてしまったので、新しく、風通しのよいフェンスに付け替えました。 写真の波トタンの塀は風を受けやすいので、土台と柱の根本から折れてしまっています。こちらも新しく風通しのよいフェンスに交換しました。 写真は瓦がずれて飛んでいます。今回の風は南から吹いていたのですが、写真の部分は北側になります。 棟の部分で渦をまいて北側がまくれてずれたり、飛んだりしたと考えます。写真では一枚なくなっていますが、下が土なので、水が入ると中まで水が入ってしまうので、早急な対処が必要です。今回の台風21号ではうちの会社だけでも約100件ちかくの問い合わせがあり、今までにないほどの忙しさでした。 11月の中旬になりやっと落ち着いてきた感じです。 この屋根もひどいことになっています。ずれているものはそのまま並べなおしていきます。割れているものは交換しなければいけません。 予備の瓦があればそれと入れ替えることが出来るので大丈夫ですが、交換する瓦が無いと、下の土も流れ出てしまいますし、下の天井に水が入ってしまいます。 幸い今回は瓦があったのですぐに修復可能でした。 屋根、壁、フェンス、樋、などに大きな被害のでた台風21号ですが、温暖化のせいか最近の台風は大きいくて強いものが多いので、それに対応していかないといけないなと実感させられる経験になりました。 夏には川の氾濫による床下浸水や、床上浸水の被害がでた、関市上之保地区にボランティアにいき、水の恐ろしさを実感し、台風21では風の恐ろしさを知りました。 テレビやネットのニュースは自分と関係ないように感じてしまう災害ですが、もっともっと対策の意識をしていく必要があるかと思います。 ブログを書いていて気が付きました。自分の家の屋根を点検していませんでした。家に帰ったらさっそく自分の家の屋根が大丈夫なのか確認したいと思います。      
岐阜県関市 T様邸 外装リフォーム工事
2018年11月26日(月)

岐阜県関市 T様邸 外装リフォーム工事

みなさんこんにちは。 かなり朝晩冷え込むようになってきましたね。朝なんかは車のガラスが凍るようになってきましたね。 いよいよ本格的に冬がやってきますね。風邪を引かないようしっかりと体調管理していきます。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、関市T様邸の工事を少し紹介していきたと思います。 まず、素材の説明をします。 屋根は薄型スレートと言われる屋根材です。主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。 厚さが4.5mmと薄く、軽くなっているのが特徴です。 欠点としましてはセメントが主成分の為、水を吸いやすいのが特徴です。ですので、定期的に塗装による防水が必要となる屋根材です。 外壁は、窯業系サイディングボードが使用されています。 セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。 セメントが主成分のため、屋根同様板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。 こちらも定期的に塗装による防水が必要となります。 続いて、作業の紹介です。まず、足場を組んでいきます。 足場の組み方によって安全性や作業の効率が上がったりしますので安全に作業のしやすい足場を組んでいきます。 足場組後高圧洗浄を行います。 屋根・外壁の汚れなどをしっかりと落としていきます。汚れがついたまま塗装をしても密着が悪いですし仕上がりもいいものになりません。 屋根高圧洗浄作業状況です。 外壁高圧洗浄作業状況です。 玄関タイル高圧洗浄作業状況です。 続いて、屋根の塗装工事です。 まず、下塗りを入れていきます。 鋼板部には錆び止めを塗っていきます。 錆び止め作業状況です。 下塗りは上塗りとの密着を良くしたり下地の吸い込みを抑え仕上がりを良くしたりととても重要な工程となります。 下塗り作業状況です。 屋根のひび割れ部にはタスマジックと言う浸透型補修材にて補修していきます。 補修の跡の目立ちも少なく補修した場所は元の屋根材の2倍の強度となります。 屋根補修作業状況です。 続いて、上塗り1回目です。 しっかり前の塗装が乾燥後次工程を行います。塗料が乾燥していない上に塗り重ねると塗装後に剥がれてきたりと不具合を起こしてしまいます。ですのでしっかりと乾燥時間を守ることも重要となります。 塗り残しなどが無いようしっかりと塗っていきます。 上塗り1回目作業状況です。 その後屋根上塗り2回目・外壁塗装と入っていきます。 一つ一つ重要な工程となりますのでしっかりと丁寧に作業をしていきます。    
岐阜県関市 外装リフォーム工事 I様邸
2018年11月19日(月)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 I様邸

みなさんこんにちは。 今月ももう中旬です。今年もすぐに終わってしまいますね。1年がとても早い気がします。 今年も冬はスノーボードに行きたいと思います。楽しみです! 朝晩は寒いので体調の管理はしっかりしていきたいですね。暖かいおでん・鍋が食べたいです、、、。 さて、余談はこの辺に本題に入っていきたいと思います。 今回は、関市I様邸について紹介したいと思います。 まず、素材説明です。 屋根は瓦が使用されています。 瓦は粘土の焼き物の屋根材です。 耐候性などが高い屋根材となります。 メンテナンスとしては塗装の必要はなく瓦が割れたりズレたり漆喰が剥がれたりした場合にメンテナンスを行います。 外壁は窯業系サイディングボードが使用されています。 セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。 セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。 ですので、メンテナンスとしては定期的に塗装による防水が必要となります。 作業の紹介です。 まず、工事をするのに足場を組み立てていきます。 足場は作業をするのにとても重要なものとなります。しっかりと安全に作業のしやすい足場を組み立てていきます。 続いて、高圧洗浄です。 高圧洗浄は塗料の耐久性に影響してきますのでしっかりと洗うことが重要です。 ただ流せばいいわけではなくチョーキングや汚れをしっかりと取ることが重要となります。 外壁高圧洗浄作業状況です。 洗浄の際は土間も洗浄していきます。 土間高圧洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事です。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こします。放置しておくと雨漏りの原因などになりますので注意が必要です。 目地部はシーリングの厚みが確保できずこの上から打設してもすぐにひび割れてしまうため既設のシーリングは撤去して新しく打設していきます。 シーリング撤去作業状況です。 続いて、シーリング撤去後プライマーを塗布していきます。 プライマーはシーリング打設後の接着性などに影響してきますのでとても重要な作業となります。 プライマー作業状況です。 続いて、シーリング打設です。 厚みを確保しながら打設して均していきます。 シーリング均し作業状況です。 続いて、外壁下塗りです。 下塗りは上塗りとの密着を良くしたり仕上がりを良くしたりととても重要となります。 塗り残しが無いようしっかりと塗っていきます。 外壁下塗り作業状況です。 外壁下塗り作業状況です。 いかがだったでしょうか? ただ塗ればいいわけではなく塗布量や乾燥時間にも気をつけて塗装していきます。 では、今週はこの辺で、、、。
台風21号被害その1
2018年11月17日(土)

台風21号被害その1

  こんにちは。 あっという間に11月も後半に入りとても寒くなってきました。 この間まで半袖で暑い暑いと言っていた頃が懐かしく感じます 今年の色々なことが起こりましたが、この秋の一番はやっぱり台風21号でした。 今回は台風21号の被害を簡単にまとめてみました。 住宅の被害で多かったのは屋根、の被害が多く、今も修繕工事が終わっていない場所も多くあります。 まずカラーベストの屋根では、棟の板金部分が非常に多く飛んでしまいました。 写真の様に棟の板金(鉄)の部分が剥がれてしまっています。 下地の木も一緒に剥がれてしまっています。 こちらのカラーベスト屋根も棟が飛んでしまっています。 長年の雨で下地の木じたいも弱くなって来たところに、台風21号のような強風が来たために破損してしまったと考えられます。 台風21合が来た次の日から、問い合わせのあった屋根を回って養生をする日々が始まりました。   基本的にはカラーベストの下地には、ルーフィングという防水シートが張ってあるので、雨漏りはしないのですが、修繕工事が長引く可能性があったので写真の様にビニールで養生をさせてもらいました。 下地の木の状態です、弱ったところから引きちぎれたようになっています。 写真では分かりにくいかもしれませんが、今まであった木下地よりも分厚い木をいれました。棟は基本的に釘で止めてありますが、しっかり止まるようにビスでとめたので、かなり強力に取付がされています。 棟以外にも瓦棒の屋根も飛ばされてしまいました。   手前から二枚分が飛んでいます。屋根の軒天部分の下地から飛ばされてしまいました。風を受ける部分から一気にめくれた感じです。 トタン以外にも瓦もダメージを受けています。 この瓦屋根の棟部分もかなりひどく飛ばされています。この丸い棟瓦が風を受けやすいのか、かなり飛ばされたようです。 瓦もトタンも屋根の上にあるので、飛んで隣の家や人に当たれば大変なことになるります。今回の台風では、幸い僕の周りでは人にあたってけがをしたという話はなかったので幸いでしたが、車にあたって傷ができた!家の壁が傷ができた、ガラスが割れたという話はかなりありました。 次に自転車置き場や、駐車場のカーポートの被害です。こちらも被害が多く、修繕に材料がまったく入ってこないという状況で、作業が進まない事態になっています。 お出かけをしたときに少し気にしてみていると、あちこちでカーポートの屋根が飛んでいるので見られます。 中にはとんだ屋根がどこにいたのか不明で、わからない家もありました。人や車に当たっていないことを祈ります。 写真の様に一枚飛んでしまったカーポートが多いのですが、飛んだカーポートの屋根材に使ってある素材は、アクリルが多く、次に修繕でいれる素材はポリカーボネートがほとんどです。このポリカーボネートは飛行機の透明部分に使われている素材で、耐久力があり、熱の変化にも強い素材です。ですがどうしても色が合わないのが残念です。 続きはまた来週お話します。                          
岐阜県関市 外装リフォーム工事 U様邸
2018年11月9日(金)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 U様邸

みなさんこんにちは。 今週は日中11月とは思えないくらい暑かったですね。結構外にいて汗かきました、、、。 でもやっぱり朝・晩は寒いです。しっかりと風邪引かないよう体調管理したいですね。 インフルエンザもちょこちょことでてきているみたいなので注意したいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は関市U様邸の工事を少し紹介したいと思います。 まず、足場組後高圧洗浄を行います。 この作業は塗装の仕上がりや耐久性に大きく影響するためとても重要な作業となります。 汚れていたりしては塗料の密着もよくありませんしどんなにいい塗料を塗っても長持ちしませんのでただ洗い流せばいいわけではありません。 屋根洗浄作業状況です。 外壁高圧洗浄作業状況です。 土間なんかも経年で汚れていますので洗浄していきます。 土間高圧洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事です。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こしますので定期的なメンテナンスが必要となります。 続いて、シーリングが乾燥次第汚れてはいけない場所にビニールにて養生していきます。 その後、付帯部塗装工事に入っていきます。 シャッターボックスなどは塩ビ被覆鋼板が使用されていました。 この塩ビ被覆鋼板というのは、金属の劣化を防ぐために、塩ビ素材のシートが表面にカバーされています。 これを塗装する場合は、専用の下塗りを使用しないと塗装した塗膜が剥がれてきたり、塗膜がいつまでもベタベタしたりと不具合を起こしてしまう場合があります。 このような現象は、シーリングの成分と同様の物を柔らかくする為の可塑剤というものが、塗膜表面に移行してくるために、引き起こされますのでしっかりと専用の下塗りをしようすることが重要となります。 下塗り作業状況です。 続いて、上塗り1回目・2回目です。 しっかりとムラが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 上塗り1回目作業状況です。 軒天の塗装もしていきます。 こちらもムラが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 上塗り2回目作業状況です。 続いて、外壁塗装工事です。 まず、目地部はガスケットと言う可塑剤の入っている目地のためこちらも専用の下塗りを入れていきます。 目地部下塗り作業状況です。 続いて、下塗りを全体に入れていきます。 塗り残しが無いようしっかりと確認しながら塗っていきます。 下塗り作業状況です。 続いて、上塗り1回目・2回目です。 たっぷりと塗布量を守り塗っていきます。 上塗り1回目作業状況です。 いかがだったでしょうか? このようにして塗装工事が進んでいきます。 わからないことなどありましたらお気軽にお問い合わせください。
岐阜県関市 外装リフォーム工事 T様邸
2018年11月3日(土)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 T様邸

みなさんこんにちは。 10月も終わり今年も残り2ヶ月ですね。1年がとても早いですね。 気温も下がりどんどん寒くなってきました。今年はどのくらい雪が降るのか、、、。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、関市T様邸の工事を少し紹介していきたいと思います。 まず、工事をするのに足場を組み立てていきます。 足場は作業をするのにとても重要なものとなります。しっかりと安全に作業のしやすい足場を組み立てていきます。 足場の組み方で作業の効率も大きく変わってきます。 続いては、高圧洗浄です。 高圧洗浄は、ただ洗い流せばいいわけではありません。しっかりと汚れやチョーキングを取り除くことが重要となります。 汚れていては塗料の密着はよくありませんからね。塗装を長持ちさせるのはいい塗料を塗ればいいわけではありません。 高圧洗浄などの下地処理がとても重要となります。 屋根高圧洗浄作業状況です。 外壁高圧洗浄作業状況です。 樋の中洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事です。 シーリングは紫外線に弱いため経年によりひび割れや硬化などを起こします。放置しておくと小口から水を吸ってしまい外壁の腐食などの原因などになりますので注意が必要です。 シーリングの厚みが確保できない目地部分は既設のシーリングを撤去し新しく打ち直す打ち替え工事を行います。 サッシ廻りなどは厚みが確保できますので増し打ち工事をしていきます。 既設シーリング撤去状況です。 シーリング打設作業状況です。 シーリング乾燥後塗装工事に入っていきます。 屋根塗装の紹介です。 屋根は薄型スレートと言われる屋根材です。主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。 塗装によって保護している屋根材です。 最初に下塗りを塗っていきます。 下塗りは上塗りとの密着を良くしたり下地が上塗り材を吸ってしまい色ムラが出るのを塞いだりととても重要な役割をしています。 下塗り作業状況です。 続いて、縁切り工事をしていきます。 縁切りとは塗装を行う際に瓦と瓦が重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることで雨水の排水口を作る作業のことです。 縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現状を起こし、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りを誘発する原因になりますので縁切り工事は必ず行わないといけません。 縁切り作業状況です。 続いて、上塗り1回目です。 塗り残しが無いようしっかり塗っていきます。 上塗り1回目作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 ムラが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 上塗り2回目作業状況です。 いかがだったでしょうか? 今週はこの辺で、、、。
岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸
2018年10月30日(火)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸

みなさんこんにちは。 朝晩かなり冷えますね、、、。もう10月も終わりです。寒い冬が来ますね。 体調管理はしっかりとしたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は関市K様邸の工事を紹介したいと思います。 まず、素材の説明です。 屋根は金属系の屋根が使用されています。 経年劣化によりこのような錆が発生する屋根材ですので定期的なメンテナンスが必要な屋根材となります。 現況です。 外壁はALCと言う外壁材が使用されています。 ALCは軽量気泡コンクリートと言い、主成分としましてはケイ石、生石灰、セメント、発泡剤でスウェーデン発祥の外壁材です。 内部には細かい気泡が無数にあり、これによって、高い断熱性、防火性を持つ外壁材ですが、この気泡はすべて繋がっており、ひび割れなどが起きると雨が気泡を伝って内部に侵入する恐れがありますのでひび割れには早急な処置が必要となります。 現況です。 続いて、作業です。 まず、最初は高圧洗浄です。 この最初の洗浄は塗装後の耐久性に大きく影響してきますのでとても重要な工程となります。 高圧洗浄後はシーリング工事です。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こします。放置しておくと雨漏りの原因などになりますので注意が必要です。 シーリングの厚みが確保できない部分などは一度既設のシーリングを撤去し新しくシーリングを打設する打ち替え工事を行います。 シーリング撤去作業状況です。 シーリング撤去後プライマーを塗布していきます。 プライマーを塗らないと密着が悪く不具合を起こす可能性があります。 プライマー塗布作業状況です。 プライマー塗布後シーリングを打設していきます。 シーリング打設作業状況です。 シーリング打設後キレイに均していきます。厚みを確保しながら均一にしていきます。 シーリング均し作業状況です。 続いて、屋根塗装です。 まず、屋根の塗装工程においてもっとも重要なケレン作業です。 ケレンとは、主にトタン・屋根などの鉄部の汚れや錆びを落したりすることです。錆びていなくても塗料の密着を良くするために表面に傷をつけていくこともケレンと言います。 このケレン作業はとても重要となります。ケレンを充分にせずに塗装を行っても塗料本来の耐久性は期待できません。 ケレン作業ができていないと仕上がりが悪いだけでなく、塗装をしても数ヶ月で錆びが発生してきたり塗膜が捲れてきたり不具合が起きる原因となってしまいます。 ケレン作業状況です。 続いて、錆び止めです。 今回は錆びの発生が酷かったため浸透型厚膜エポキシにて錆び止めを行いました。 錆び止め塗料としてとても優れた錆び止めとなっています。 錆び止め作業状況です。 続いて、上塗りです。 色の透けや塗り残しや繋ぎ目のムラなどが出ないようしっかりと均一に均しながら塗装していきます。 塗布量をしっかり守り塗装をすることが重要となります。 上塗り作業状況です。 続いて、外壁塗装です。 まず、下塗りです。 下塗りは上塗りとの密着を良くしたり下地が上塗り材を吸ってしまい色ムラが出るのを塞いだりととても重要な役割をしています。 下塗り作業状況です。 続いて、上塗り1回目です。 下塗りがしっかり乾燥後上塗りを行います。塗料が乾燥していない上に塗り重ねると塗装後に剥がれてきたりと不具合を起こしてしまいます。しっかりと乾燥時間を守ることも重要となります。 上塗り1回目作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 ムラが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 上塗り2回目作業状況です。 付帯部なども塗装をして塗装工事は完了となります。 いかがだったでしょうか? このようにして塗装工事は進んでいきます。 では、今週はこの辺で、、、
岐阜県関市 外装リフォーム工事 T様邸
2018年10月21日(日)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 T様邸

みなさんこんにちは。 朝はだいぶ寒くなってきましたね。もうすぐに寒い冬が来ますね。 体調を崩しやすいので体調管理はしっかりしていきたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、関市T様邸の工事を少し紹介していきたいと思います。 まず、素材の説明をしていきます。 屋根は瓦が使用されています。 瓦とは粘土を一定の形に作り、瓦窯で焼いたものを言います。 屋根葺き(屋根の表面を覆うこと)に用いられている建材の中でも代表的なものとなっています。 メンテナンスとしては塗装の必要はありませんが瓦の割れやズレ、そして、棟と呼ばれる屋根の頂点の瓦のズレや瓦を固定している釘の浮き・漆喰などが劣化してくると雨漏りの原因になりますので定期的なメンテナンスが必要となります。 外壁は窯業系サイディングボードが使用されています。 セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。 セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。 メンテナンスとしては塗装をすることで防水性を保っています。 現況です。 続いて、作業の紹介です。まず、高圧洗浄です。 高圧洗浄は塗装後の仕上がりや塗料の耐久性に大きく影響するため重要な作業となります。 コケや汚れをしっかりと洗い流していきます。 高圧洗浄作業状況です。 土間など一緒に洗浄していきます。 土間高圧洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事です。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こしますので定期的なメンテナンスが必要となります。 ひび割れなどを放置しておくと水が入り小口から水を吸ってしまい外壁の腐食の劣化に繋がりますので注意が必要です。 目地部分は既設のシーリングの上に打設しても厚みが無くすぐにひび割れなどを起こすため一度既設のシーリングを撤去していきます。サッシ廻りや軒天廻りなどは厚みが確保できるため増し打ち工事を行います。 既設シーリング撤去作業状況です。 シーリング撤去後プライマーを塗布していきます。 プライマーを塗らないと小口からシーリングが切れたりと不具合を起こしてしまいます。 プライマー塗布作業状況です。 プライマー塗布後シーリングを打設していきます。 シーリング打設作業状況です。 続いて、シーリングの均し作業です。 キレイに均していきます。厚みを確保しながら均一にしていきます。 シーリング均し作業状況です。 いかがだったでしょうか? 塗装に入るまでのした処理はとても大事なのでしっかりと工事していきます。 では今週はこの辺で、、、。
高圧洗浄2
2018年10月20日(土)

高圧洗浄2

軒天の洗浄が終わったらいよいよ壁に移っていきます。 この壁も上からの汚れが落ちてきている事が多いのでしっかり洗っていきます。 そして古い塗料がチョーキングを起こして白い粉が出ていることが多いので、出来るだけ綺麗に洗い流していきます。 この時にサッシがちゃんとしまっているのか注意しながら作業していきます。 今回は簡単に屋根から壁までの作業を紹介しました。 次回は壁をもう少し掘り下げて、土間の清掃などを取り上げていきたいと思います。      
岐阜県関市 鉄骨塗装工事 M様邸
2018年10月10日(水)

岐阜県関市 鉄骨塗装工事 M様邸

みなさんこんにちは。 朝・晩はだいぶ冷え込むようになってきましたね。体調を崩しやすい時期ですのでしっかりと体調管理していきましょう。 地震や台風なども今年は多いので気をつけていきたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は岐阜県関市のM様邸の鉄部塗装について紹介していきます。 まず全景です。 鉄部は年数が経つと錆びが発生してきますので定期的なメンテナンスが必要となります。 錆びを放置しておくと腐食してしまいますので注意が必要です。 続いて、作業の紹介です。 まず、鉄部を塗装する際にとても重要なケレン作業を行います。 ケレンとは、汚れや錆びを落したりすることです。錆びていなくても塗料の密着を良くするために表面に傷をつけていくこともケレンと言います。 ケレン作業ができていないと仕上がりが悪いだけでなく、塗装をしても数ヶ月で錆びが発生してきたり塗膜が捲れてきたりと塗料本来の耐久性は期待できず、このような不具合が起きる原因となってしまいます。 なのでしっかりと時間をかけてケレン作業を行うことが重要となります。電動工具を使用してケレンをしていきます。 ケレン作業状況です。 ケレン完了状況です。 続いて、錆び止めです。 錆び止めは金属の腐食を防ぐなどの重要な効果があります。そして、上塗りとの密着を良くするためにも重要な作業となります。 ケレン同様で錆び止めを入れないとすぐに錆びが出てきたり塗膜が捲れてきたり不具合を起こしてしまいますので注意が必要です。ケレンや錆び止めは上塗りをしてしまえばやったかどうか分からなくなってしまいますがだからと手を抜いて作業をしてはいけません。 錆び止め作業状況です。 錆び止め完了状況です。 続いて、上塗り1回目です。 塗り残しなどが無いようしっかりと塗装していきます。 上塗り1回目作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 繋ぎ目やムラが出ないよう均一に均しながら仕上げていきます。 上塗り2回目作業状況です。 施工完了状況です。 かなりキレイに仕上がりました。 波板の交換も行い作業は完了しました。 いかがだったでしょうか? ただ色を塗ればいいわけではありません。下地処理をしっかりと行わないとどんなにいい塗料を塗ってもすぐに剥がれるなどの不具合を起こしてしまいます。これではせっかくの塗装が台無しになってしまいます。 そのようなことにならないようしっかりと下地処理を丁寧に行っていきます。 では、今回はこの辺で、、、
岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸
2018年10月4日(木)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸

みなさんこんにちは。 最近は台風や雨などが多く作業がなかなか進みません。天気は仕方ないですが、、、 だからと焦って作業をしてもいいものになりませんので焦らず作業をしていきます。 また台風が来てますが天気を見ながら作業をしていきたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、関市K様邸の塗装工事について紹介していきます。 最初に素材の紹介します。 外壁は、窯業系サイディングボードが使用されています。 セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。 現況です。 屋根は、瓦が使用されています。 瓦は粘土の焼き物の屋根材です。 耐候性などが高い屋根材となります。 現況です。 続いて作業の紹介です。 まず、足場組み後は高圧洗浄を行います。 高圧洗浄は外壁の耐久性や仕上がりに影響してきますのでとても重要な作業となります。 ですので、しっかりと汚れなどを落とすことが重要です。汚れが取れていないと意味ありませんからね。 外壁高圧洗浄作業状況です。 樋の中も汚れが溜まっていますので洗浄していきます。 樋の中高圧洗浄作業状況です。 土間高圧洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事です。 シーリングは紫外線には弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える)と呼ばれる薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こしますので定期的なメンテナンスが必要となります。 ひび割れなどを放置しておくと水が入り小口から水を吸ってしまい外壁の腐食の劣化に繋がりますので注意が必要です。 目地部は、既存の上にシーリングを打つと厚みが確保できずすぐにひび割れを起こすため 既存のシーリングを撤去しプライマー塗布後に新しいものに打ち替えます。 プライマー塗布作業状況です。 シーリング打設作業状況です。 シーリング均し作業状況です。 続いて、付帯部工事です。 まず、錆び止めを行います。 錆び止め作業状況です。 続いて、上塗り1回目です。 塗り残し無いようしっかり塗っていきます。 上塗り1回目作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 ムラや繋ぎ目が出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 上塗り2回目作業状況です。 続いて、外壁塗装です。 まず、下塗りです。 下塗りは上塗りとの密着を良くしたり下地が上塗り材を吸ってしまい色ムラが出るのを塞いだりととても重要な役割をしています。 下塗り作業状況です。 続いて、上塗り1回目です。 下塗りがしっかり乾燥後上塗りを行います。塗料が乾燥していない上に塗り重ねると塗装後に剥がれてきたりと不具合を起こしてしまいます。ですのでしっかりと乾燥時間を守ることも重要となります。 たっぷりと塗布していきます。ムラが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 上塗り1回目作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 塗り残しが無いようしっかりと仕上げていきます。 上塗り2回目作業状況です。 上塗り2回目作業状況です。 いかがだったでしょうか? 今回はこの辺で、、、。  
瓦について
2018年9月29日(土)

瓦について

和風住宅には欠かせない日本瓦、最近では平型のすっきりとしたデザインの瓦を使用した洋風住宅や、かまぼこのように丸みを帯びたS瓦を葺いた南仏風の住宅も見かけますね。 瓦は、うわ薬をつけて焼き固めた釉薬瓦と、釉薬をつけない無釉薬瓦とがあり、また葺き方によって、湿式と乾式に分かれます。 いずれにせよ年間を通して、湿度・温度変化が大きな日本の風土には最適な屋根材です。 瓦の耐用年数は60年から100年と言われ、鋼鈑屋根やスレート屋根のように塗装を必要としないので、メンテナンスフリーと思われる方もいらっしゃいますが、実はそうではありません。 60年から100年の間持つように適切なメンテナンスを行う必要があります。 今回は瓦について詳しくお話ししたいと思います。   湿式工法の屋根 瓦の湿式工法とは土と漆喰で瓦を固定させる方法です。 棟など番線や鉄筋を使って固定をすることもありますが、基本は土で固定します。 瓦の重量に加え、土の重みも加わり地震に対して不利なため、最近では少なくなってきています。   乾式工法の屋根 瓦の乾式工法は、土や漆喰を使わず、桟木(さんぎ)と言われる木材に釘やねじで瓦を固定していく方法です。 湿式に比べ土の重量分軽くなるため、地震には有効です。   湿式工法屋根の劣化とメンテナンス 湿式工法屋根の劣化としては、漆喰のひび割れ、剥離が挙げられます。 棟瓦や、下屋ののし瓦などで漆喰が使用されており、経年劣化でひび割れや剥離が生じます。 さらに、漆喰が剥離すると葺き土の流出が起きます。 葺き土が流れ出ると、瓦内部が痩せてしまうため、瓦がずれたり、下がったり、さらにはずれて不規則に重なった瓦が荷重に耐えれず割れることもあります。 こうした劣化により、内部への雨漏りも発生します。 また棟を番線や、鉄筋で固定してある場合には、経年で番線の切れや、鉄筋のサビなどが表れます。 漆喰の剥離に気付いたら、漆喰の補修を、番線・鉄筋のサビに気付いたら、交換を行いましょう。 また、棟の土の流出が見られる場合は、棟の積み直しが必要です。 棟瓦を一旦撤去し、内部の土からやり替えて棟瓦を再度積んで正常な状態にします。 このとき、番線や鉄筋の交換も行います。 土の流出を放置すると、棟だけでなく平瓦全体にもズレが生じます。 この場合には屋根全体を葺き直す必要があります。   乾式工法屋根の劣化とメンテナンス 乾式工法は釘やねじなどで固定しているため、ズレは置きにくいですが、この釘やねじの固定が経年により緩んできます。 桟木が湿気を吸ったり吐いたりして、徐々に釘が浮いたり、桟木が腐朽するとねじの固定が効かなくなっていく場合があります。 釘やねじがゆるむと当然瓦がズレ、内部へ水が浸入してしまいます。 桟木や、野地板を傷めないうちに、固定をし直す必要があります。 この時に釘部分から水が浸入しないよう、パッキンやシーリング等を使用する事が肝要です。   ラバーロックって? 瓦をシーリング材のようなもので固定するラバーロックという工法があります。 このラバーロックは瓦の上下左右を固定するため、「地震や台風に強く水の浸入を防げる」とのうたい文句で訪問販売が行われていました。 実際に、ずれにくいのは確かですが、水はけの面で注意が必要です。 全体をラバーロックしてしまうと、内部へはいってしまった水分の出口が無くなり、野地板や天井裏へ水分が回ってしまい雨漏りとなる恐れがあります。   以上のように瓦屋根でも放置できない劣化が静かに起こっている可能性があります。 台風や、地震など、外的要因が加わった時には瓦のチェックを行うと良いでしょう。