代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

「塗装会社」から「建物を守る会社」へ
2026年7月8日(水)

「塗装会社」から「建物を守る会社」へ

  会社の倉庫に、たくさんのリフォーム資材が納品されています。 エアコンやトイレ、照明器具、キッチンなど、これから施工を待つ資材が所狭しと並んでいます。 この数か月、ナフサ不足を発端とした原材料不足の影響で、 さまざまな建材や設備機器の供給が遅れ、お客様にも長らくお待ちいただく状況が続いていました。 ようやくその影響も落ち着き始め、現在は順次商品が入荷しています。 通常は現場納品が多い中、タイミングが合わず一旦会社納品された為、このような状況になりました。 お待ちいただいたお客様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、 これから順番に取り付け・施工へ伺いますので、よろしくお願いいたします。   先日、岐阜県を代表するリフォーム商材問屋さんの懇親会にも参加してきました。 改めて感じたのは、三輪塗装は「塗装会社」でありながら、建物全体を守る会社へと着実に成長しているということです。 塗装だけでは、お客様のお困りごとをすべて解決することはできません。 屋根や外壁はもちろん、雨漏り、板金、水まわり、内装、電気、空調設備など、 建物にはさまざまな専門工事が必要です。 私たちは「できます」と言うだけではなく、 それを安心して任せていただける技術と体制を、一歩ずつ積み上げてきました。 その大きな転機になったのが、10数年前に建築のプロである石原貴夫が 三輪塗装へ加わってくれたことです。 石原から多くのことを学び、今では建築工事に対応できる人材が次々と育っています。   法人メンテナンスを担当する三輪泰也もその一人です。 現在では塗装だけではなく、さまざまな建築工事を担当し、 多くのお客様から信頼をいただいています。 そして、その知識や経験は若い世代へと受け継がれています。   石原から泰也へ。 そして泰也から弦平(長男)へ。 これから先さらに若者らに広がっていきます。 今年の3月からは季平(次男)が6年のリフォーム業の経験をもって入社 早々に内装工事において、経験を生かしています。 技術が継承され、会社全体の対応力が広がっていくことは、何より大きな財産です。   三輪塗装の理念は、 「建物を守り、人々の暮らしを守る。」 塗装だけでは、この理念を実現することはできません。 建物全体を理解し、あらゆるお困りごとに対応できる技術と人材があってこそ、本当の意味で建物を守ることができます。 今回、倉庫いっぱいに並んだリフォーム資材を見ながら、そんな理念が少しずつ形になってきていることを実感しました。 これからも塗装を軸にしながら、建物全体を守る会社として、お客様により大きな安心をお届けしていきたいと思います。
外壁のカビが本当に増えたと思います
2026年7月7日(火)

外壁のカビが本当に増えたと思います

以前に比べ外壁のカビが増えたと感じます ここ数年特に感じるのが「外壁のカビや藻が本当に増えた」ということです。 もちろん昔からカビはありました。 しかし、以前と比べると発生する住宅が明らかに増え、 しかも新築から数年で目立つケースも珍しくありません。 なぜなのでしょうか。   一番の原因は、日本の気候の変化ではないでしょうか? 亜熱帯化してきていることだと思っています。 近年は、 ・夏の暑さが異常に長い ・ゲリラ豪雨も頻繁で湿度が高い期間が続く ・秋になっても蒸し暑い日が多い このような環境になりました。 カビは「高温・多湿」を好みます。 つまり、以前よりもカビが繁殖しやすい環境が長期間続くようになったということです。     建物のデザインも影響しています。 もう一つ大きな理由があります。 最近の住宅は、軒の出が短い家がとても増えました。 デザイン性を重視したシンプルな外観や、 限られた敷地を有効活用するため、軒を短くする住宅が増えています。 しかし、外壁にとっては決して良いことではありません。 軒が短いと、 ・雨が外壁に直接当たりやすい ・外壁が濡れている時間が長くなる ・当然建物は劣化しやすくなり その結果、カビや藻が発生しやすくなります。   昔の住宅は軒が深く、雨から外壁を守るという考え方が強くありました。 特にお寺さんなどは、3M以上あったりします。 今は気候が変わり、さらに建物の形状も変わったことで、 カビが発生しやすい条件が重なっているのです。   新築外壁にも限界があります 「新築なのにカビが生えるなんておかしい。」 そう思われる方も多いでしょう。 しかし、新築住宅に多く使われる窯業系サイディングには、 もともと様々な表面処理が施されています。 代表的なのが、 光触媒 親水性コーティング 無機系・ガラス系コーティング などです。 どれも優れた技術ですが、万能ではありません。 例えば光触媒は紫外線によって汚れを分解する仕組みです。 そのため、日当たりの悪い北側では十分な効果を発揮できない場合があります。 また、親水性コーティングは雨で汚れを流しやすくする技術ですが、 カビそのものを完全に防ぐものではありません。 つまり、新築時の性能だけで長期間カビを防ぎ続けることは難しいのです。 防カビ塗料にも大きな違いがあります 塗り替えの際には、防カビ剤を塗料へ添加する方法があります。 しかし、「防カビ塗料」と一言で言っても、その性能はさまざまです。 日本の建物に発生するカビは数10~50種類ほどあると言われています。 一方で、一般的な防カビ剤は、 その一部の菌種に対して効果があるだけのものが多く、 時間の経過とともに別の種類のカビが発生したり、 雨によって有効成分が少しずつ流れ出たりすることで、 再発するケースも少なくありません。 つまり、「防カビ」と書かれているだけで、 すべて同じ性能ではないということです。 三輪塗装では、できるだけ幅広い種類のカビに対する試験データを持つ 防カビ剤を採用しています。 今のところ1000種類以上の菌に有効な防カビ性能を有し、 且つ雨で溶出しないタイプのものを使っています。 もちろん、「絶対に一生カビが生えない塗料」はありません。   しかし、少しでも長く美しい状態を維持できるよう、 材料選びにもこだわっています。 カビが生えたら、すぐ塗装ではありません 外壁のカビは見た目が悪くなるため、気になる方も多いでしょう。 しかし、新築から3~5年程度で北側だけにカビが発生した場合、 慌てて塗装工事をする必要はありません。 多くの場合は、北側の外壁だけを洗浄することで十分きれいになります。 そして築10年を超えた頃には、 一度専門業者による点検・診断を受けることをおすすめします。 外壁は見た目だけでは判断できません。 シーリングの劣化、細かなひび割れ、防水性能の低下など、 建物を守るために確認すべきポイントが増えてくる時期だからです。 一般的には、遅くとも築15年以内には塗装工事を検討されるケースが多いでしょう。 もちろん、建物の立地や日当たり、外壁材によって適切な時期は異なります。 だからこそ、年数だけで判断するのではなく、建物の状態を正しく診断し、 本当に必要なタイミングでメンテナンスを行うことが大切です。 建物は、ご家族の暮らしを守る大切な資産です。 「まだ塗らなくてもいいものは、塗らなくていい。」 「必要な時期になったら、しっかり点検して最適な方法をご提案する。」   それが、私たち三輪塗装の考える、 本当にお客様のためになるメンテナンスだと思っています。  
ワイワイガヤガヤ 軽トラ塗装
2026年7月5日(日)

ワイワイガヤガヤ 軽トラ塗装

今日は軽トラ塗装 川辺でキャンプ場を作っている同級生の波多野! やってることがあまりに凄い! とノボさんが協賛という形で軽トラ「スバル サンバー」を寄贈してくれることになり (ナンバーは無いのであくまで自敷地内の荷物運搬用) 「ほんじゃペンキ塗ろうよ!」って自分が言い出し  材料は同じく同級生の太田塗料から頂き(半強制)、 作業の助っ人にフクタタイヤの春ちゃんも呼んで(半強制) 、 更に波多野チームの方からも助っ人が来てくれて、ワイワイ楽しく作業しました 10日ほど前に、油分除去、ペーパー掛けなどの下地処理を済ませておきました 今日はまずパーツ外し ノボさんと春ちゃん!さすが本職!手際が良い 全て外せるわけではないのでここは妥協してテープで養生 ここまで30分少々・・・ ここからは一気です! ローラーと刷毛でワイワイと塗装しましたが、 そこは一応プロなので、目を光らせながら作業を進めました。   材料は1液ウレタンの艶消し 色は薄緑!とっても可愛い色! 最近こうして車を塗る方ってよく見かけますが、 ハケとかローラーで大丈夫なんかなと思っていました。 細かいところ見るとムラムラだけど、全部「味」と思えばOK 見事に仕上がりました! 何事も仲間とワイワイガヤガヤやりながらって面白いですね! 作業が終わってからは、みんなで焼肉で盛り上がりました。
手間がかからないことと、豊かであることは同じではない
2026年7月4日(土)

手間がかからないことと、豊かであることは同じではない

僕は木が好きです。花と言うより木です! 海か山かと言えば断然山派で、登山も趣味です。 森の中を歩き、木々の緑や小川のせせらぎに触れていると、自然と心が落ち着きます。 会社の前には、ヤマボウシとソヨゴを植えています。 木や花があるだけで、玄関の雰囲気はずいぶん柔らかくなります。 事務所に観葉植物を置くのも、無機質な空間に温かみを加えてくれるからでしょう。 (ソヨゴのそばに、モミジが自生したようです)   ただし、木は植えれば終わりではありません。 枝を整え、落ち葉を掃き、雑草を抜く。 きちんと手入れされていてこそ、良い印象になります。 乱雑に放置すれば、印象は一気に悪くなります。   先日、僕が会社前の植栽を手入れしていたところ、 通りかかった鈴木君と季平が、すぐに手伝ってくれました。 誰かに言われたわけでもなく、自然に手を貸してくれる。 間違いなく、こういう人はいい奴だと思います。 仕事の能力も大切ですが、こうした何気ない場面に、その人の人柄は表れるものです。   自宅の庭には、シマトネリコがあります。 毎年夏になると、たくさんのセミがこの木から生まれてきます。 地面には穴が残り、幹には抜け殻がついている。 今年は脱皮のタイミングを観察することができました。 それを見るのも、夏の楽しみの一つです。 根も非常に強く、床のコンクリートを押し上げるほどです。 管理上は困りますが、そこに樹木のすさまじい生命力を感じます。 しかし冬になると大量の落ち葉が・・・木には手間がかかります。 だから、「掃除が面倒だから木は植えたくない」 「手入れが大変だから切ってしまえばいい」 「庭は全部コンクリートにすればいい」という考え方もあります。 便利さは理解できますが、僕はできるだけ天然のものを残したい方です。 そして、このことを最も強く感じるのが、隣の公園にある大木です。 冬になると、大量の落ち葉が我が北風にのって家まで飛んできます。 掃いても掃いても、また飛んでくる。 正直、大変ですがそれでも僕は、その大木が好きです。 夏には木陰をつくり、鳥や虫が集まり、風が吹けば葉の音がする。 落ち葉が多いからと切ってしまえば、掃除は楽になります。 しかし、その風景も木陰も、すべて失われます。 木は何十年もかけて育ちますが、切るのは一瞬です。 便利で、手間がかからないことは大切です。 しかし、手間がかからないことと、豊かであることは同じではないと思います。 木があれば葉が落ちます。 花があれば散ります。 芝があれば雑草も生えます。 それでも、その木や花や緑があることで、心が和らぎ、季節を感じ、暮らしが豊かになります。 落ち葉を掃きながら、それでもこの木があって良かったと思える瞬間ですし 落ち葉をかたずけながら、これもトレーニングだと思えば楽しいものです。 手間がかかるからこそ、残したいものがある。 僕は、そんな心の余裕を大切にしたいと思っています。
点検商法 訪問業者はほぼ相手にしないのが原則!
2026年7月3日(金)

点検商法 訪問業者はほぼ相手にしないのが原則!

埼玉県で、認知症の高齢女性に「修理が必要です」と 不要なリフォーム工事を繰り返し契約させ、 約2,000万円をだまし取った疑いで業者が逮捕されました。   この会社は同じような手口で約900人から総額約10億円を 集めていた可能性があると報じられています。 このような点検商法の被害は年々増えています。    その背景には、日本の高齢化があると思います。 被害相談の6割以上は70歳以上の高齢者。 そして、一人暮らしや高齢夫婦だけで暮らす高齢者世帯も年々増えています。 つまり、悪質業者にとって狙いやすい環境が増えているということです。  私は、この状況が続く限り、点検商法の被害もしばらくは増え続けるのではないかと思っています。 対策はシンプルです。   ・突然訪問してきた業者の点検は受けない。   ・その場で契約しない。  ・必ず家族や信頼できる人に相談する。 点検が必要なら、自分から信頼できる地元の業者へ依頼する。 訪問販売の営業マンは、相手に信用してもらう技術のプロです。 だからこそ、「訪ねてきた会社」を信じるのではなく、 「自分で選んだ会社」に点検を依頼する。 これが、大切な住まいと財産を守る、一番確実な方法だと私は思います。
建材、リフォーム商材の問屋さんの懇談会に出席
2026年7月2日(木)

建材、リフォーム商材の問屋さんの懇談会に出席

今日は建材、リフォーム商材の問屋さんの懇談会に出席してきました。   会場には県内外の建築会社や 工務店関係者が100社ほど   ただ見渡しても、塗装会社は見当たりませんでした。   これは三輪塗装が単に「塗装会社」ではなく、建物全般の維持管理を任せられる   稀有な塗装会社として進化して来た証でもあると実感をしました。   時代は変わります。   塗装だけでは選ばれ続けることは難しい時代です。 そしてお客様からも、仕入先からも選ばれる会社へ!です。 個人宅のお客様、工場倉庫のオーナー様に選ばれるのも 問屋さんに上得意として選ばれるのも 大切なこと。   時代の変化に合わせて進化し続けることが、   地域に必要とされる会社であり続ける条件だと改めて感じました。
なぜ私がトイレ掃除を大切にするのか
2026年6月30日(火)

なぜ私がトイレ掃除を大切にするのか

三輪塗装では、男子社員が交代でトイレ掃除を担当しています。 それと、玄関扉のガラス拭き、駐車場の落ち葉清掃 以上が月に2~3回担当が回ってきます。 僕もです! 女性社員も、もちろんいろいろ担当くださってます! 会社へ来られたことのある方ならお分かりいただけると思いますが、 比較社屋はキレイだと思います。   では、なぜ掃除を大切にするのか? それは、トイレをきれいにするためだけではないです。 私たちが本当に大切にしているのは、 「誰も見ていないところでも誠実に行動できる人を育てること」です。 実際、普段からきれいに保たれているので、 一人が掃除をしなくても見た目はほとんど変わりません。 だからこそ、その人の考え方が表れます。 「どうせきれいだから、このくらいでいいだろう。」 「誰かがやればいいだろう。」 そう考える人もいれば、「決められたことだから最後まできちんとやろう。」 そう考える人もいます。   結果だけ見れば同じように見えるかもしれません。 しかし私は、その小さな違いこそが仕事にも人生にも表れてくると思っています。 小さな約束を守れる人は、見えないところでも誠実に仕事ができます。 逆に、小さなことを端折る人、ダダ草な人は、その考え方が仕事全体にも表れます。 社会人歴40年、仕事を続けてきた中で何度も感じてきました。   悪い習慣は、ある日突然始まるものではない 人は、ある日突然悪いことをするようになるものではありません。 先日、自転車に乗りながらタバコを吸い、そのまま吸い殻を道路へポイ捨てする高齢の女性を見ました。 その方は、その日だけポイ捨てをしたのでしょうか? 私はそうは思いません。 若い頃から、それが当たり前の習慣だったのではないでしょうか。 すでにそこに悪意はないレベルで日常化してるんだと思います。 また、地元の知っている人が飲酒運転で逮捕されました。 ニュースでは「魔が差した」「出来心だった」と言われますが、 しかし、本当にその日だけだったのでしょうか。 おそらく以前から、「このくらいなら大丈夫」と繰り返してきた結果なのだと思います。   私は、ズルには二つあると思っています。 一つは、自分がズルをしているという認識がない人。 もう一つは、「このくらいならいいだろう」と、自分で勝手に線引きをしてしまう人です。 確信犯で、小さなことだからと自分を正当化しつつ、それでいてズルは隠そうとします。 長く続くと、それが本人の常識となって永遠に自ら気が付くことは有りません。 誰かの指摘も聞き入れないでしょう。   だから私は、トイレ掃除を軽く考える人も、本質的には上と人らと同じだと思っています。 「どうせ分からない」「誰も見ていない」「このくらいなら大丈夫」 その考え方は、トイレ掃除だけでは終わりません。 会社にも、仕事にも、仲間にも、 お客様への対応にも、必ずどこかでズルします。 人は、大きな場面だけで人格が表れるのではありません。 誰も見ていないところでの小さな行動の積み重ねこそ、その人の本当の姿なのだと思います。     塗装という仕事は、道徳心が品質をつくる   私は社員にも、協力業者にもよくこう話します。 「塗装という仕事は、見た目だけをきれいにすれば、一見きれいに仕上がってしまう仕事なんだよ。」 完成した建物は誰でも見ることができます。 しかし、本当に大切なのは、その前の工程です。 高圧洗浄をしっかり行ったか。 ケレンを丁寧に行ったか。 下地処理をきちんと行ったか。 乾燥時間を守ったか。 下塗りを規定どおり施工したか。 完成すると、それらはすべて塗膜の下に隠れてしまいます。   どれだけ最終上塗りを美しく仕上げても、見えない工程を省略すれば、その塗装は長持ちしません。 しかし現実には、そのすべての工程を管理者が確認することはできません。 だから私は、塗装という仕事は技術以上に道徳心や人格が問われる仕事だと思っています。     三輪塗装は、人を信じることを前提とした性善説で成り立っています。 社員を信じる。 協力業者を信じる。 だからこそ、一人ひとりの誠実さが品質を支えています。 営業力も大切です。 知識も大切です。 資格も大切です。 売上や利益ももちろん大切です。 しかし、それらは土台があって初めて価値を持ちます。 その土台とは、 誠実さ。 約束を守ること。 感謝すること。 誰も見ていないところでも手を抜かないこと。 私はここを最も大切にしています。 だから技術や知識と同時に、しっかり人としてのあり方を伝えます。 道徳心を育てたいと思っています。 その土台があるからこそ、技術も営業力も本当に生きてくるのです。 会社の信用は、一つの大きな仕事で築かれるものではありません。 毎日の小さな誠実さの積み重ねによって築かれるものです。 だから私は、トイレ掃除も塗装も本質は同じだと思っています。 見えないところを大切にできる人が、本当に良い仕事をする。   私も聖人君子ではありませんのでまだまだ言えた義理でもありませんが… それでも率先してそこを目指し、この文化を守り続けていきたいと思っています。     そんな中で昨日、若手社員6名が、先日大阪で会社訪問をした時の報告をしてれました。 彼らは大阪のとある製造業の会社へ行って「3S」というものを学んできたそうです。 それをぜひ三輪塗装の文化として取り入れたいということで、これからチャレンジしていくとのことでした。 経営の視点を持った社員がいると、会社は一気に成長します。 若手には大いに期待したいですね。期待しかありません。 ベテラン一同でフォローしていきたいと思います。 そして私は「金は出すが、口は出さない!」の方針でしっかり任せていきたいです      
地方創生のカギは、若者が帰ってきたくなる地域をつくること。
2026年6月29日(月)

地方創生のカギは、若者が帰ってきたくなる地域をつくること。

  関市には、豊かな自然や人とのつながりなど、 ふるさととしての魅力は十分にあると思います。 しかし、それだけでは若者は戻ってきません。 やはり大切なのは、この地域で豊かな暮らしができること、 そして自分のやりたいことや夢に挑戦できる環境があることです。 その土台となるのが「働く場所」です。     どんなに住みやすい町でも、働きたい会社がなければ若者は戻ってきません。 逆に、魅力ある企業が増え、しっかり稼ぐことができ、成長できる環境があれば、人は戻ってきます。 私は、地方創生の主役は企業だと思っています。 企業が元気になれば雇用が生まれ、若者が戻り、家族が増え、子どもが育ち、地域に活気が戻る。 その好循環こそが、本当の地方創生ではないでしょうか。   先日、関市長が私たち関ロータリークラブの例会にお越しくださり、 関市の非常に発展的な面と、逆に人口減少についてお話をされました。 中でも私は子どもたちへの教育投資や学びの環境づくりに、 かなり力を入れていくとのことに気が行きました。 それは本当に大切なことですし、ぜひ進めていただきたいと思います。 ただ、一方で気になったのは、大学進学などで一度外へ出た若者を、 どうやって関市へ呼び戻すのかという具体策です。 現実には、多くの学生さんは名古屋や東京、大阪の大学へ進学し、 そのまま都会で就職するケースがほとんどです。 地方企業にとって、人材の確保と定着は、これからますます大きな課題になります。 実は、わが家の息子も都会の大学に進学しました。 長男は東京の大学を卒業後、そのまま東京の会社で6年間経験を積み、その後、関市へ戻ってきてくれました。 次男も名古屋の大学へ進学し、卒業後は岐阜市の会社で6年間経験を積み、今年戻ってきてくれました。 二人が三輪塗装へ戻ってきてくれたことは、会社にとって本当に大きな出来事です。 「親がうるさく言うから、帰ってきた」というような単純な話ではありません。 本人たちに直接聞いたわけではありませんが、今の若い世代の目から見ても、 三輪塗装という会社が少しは魅力的に映ったのだとしたら、 親としても、経営者としても本当に嬉しく思います。   実は、三輪塗装も昔からそんな会社だったわけではありません。 以前は、せっかく若い人が入社してくれても、なかなか定着しない会社でした。 私自身、そのことに長年悩み続け、様々なチャレンジをしてきた結果今があると思います。 この6年間は若手社員の定着を会社の最重要課題として取り組んできましたが、 その甲斐あってか、この6年間は若手社員の退職者は一人もいません。 現在は6人の若者が、それぞれ資格取得を目指しながら、一生懸命働いてくれています。 だから私は、「帰ってきたい」と思える会社をつくることは企業の責任だと思っています。 そして同時に、「帰ってきやすい地域」をつくることは行政の大切な役割ではないでしょうか。 例えば、大学卒業後に地元へ戻って就職した人に対し、 ・3年間勤務したら50万円 ・5年間勤務したら100万円 ・10年間勤務したら300万円 そんな長期定着を応援する制度があっても良いのではないでしょうかと 10年間地域で頑張った若者が、 その300万円を頭金にして地元で家を建て、家庭を築き、子どもを育てる。 そんな好循環が生まれれば、人口減少対策としても大きな意味があると思います。 もちろん、「その財源はどうするのか」という議論はあるでしょう。 私にも明確な答えはありませんが・・・。 しかし、人口減少という大きな課題を前に、「できない理由」を並べるより、 「できる範囲で何ができるか」を考えることが大切ではないでしょうか。 本当に優秀な人は、日本全体や世界を舞台に活躍してくれれば、それは素晴らしいことです。 一方で、私たちのような多くの人間は、自分が暮らす地域で働き、地域を支え、 次の世代へつないでいくことも、とても大切な役割だと思っています。 国を支える人も必要です。 地域を支える人も必要です。 地方創生は、行政だけがやるものではありません。 企業も、学校も、地域も、それぞれが役割を果たして初めて実現するものだと思っています。 私は、自分の会社だけが良くなればいいとは思っていません。 地域に元気な企業が増え、若者が戻ってきて、「この町で働きたい」「この町で暮らしたい」 と思える関市になってほしい。 そのために、企業も行政も、それぞれの立場でできることを一つずつ積み重ねていくことが、 地域創生につながると真剣に考えています。    
なかなか無くならない訪問販売業による悪質な工事や契約
2026年6月26日(金)

なかなか無くならない訪問販売業による悪質な工事や契約

なかなか無くならない訪問販売業による悪質な工事や契約 訪問販売業者の目的は、とてもシンプルです。 自らの利益を得ること。 もちろん、すべての訪問販売業者が悪いと言うつもりはありません。 しかし、その多くは契約件数や売上によって給料や歩合が決まる仕組みになっています。 だからこそ、何としてでも契約を取りたい。 「このままだと雨漏りします。」 「今日契約すれば特別値引きします。」 「近くで工事をしているので足場代が安くできます。」 そんな言葉で不安をあおり、場合によっては大きいなメリットお得感を歌い 契約を迫るケースも少なくありません。   極端な言い方をすれば、営業担当者の目にはあなたの家が 「契約」や「売上」として映ってしまうことがあります。 つまり、お客様ではなく「数字」な訳です。 一方で、地域に根差して何十年も営業している塗装会社はどうでしょう。 私たちは、「塗装工事=ペンキを塗りこと」だけが仕事ではありません。 建物を長持ちさせること。 お客様の大切な財産を守ること。 そして、その家が建ち並ぶ地域の景観を守り、街そのものの価値を守ること。 これこそが、地域の塗装会社に課せられた使命だと思っています。 無理に今すぐ工事を勧めることもありません。 まだ塗装する必要がなければ「あと数年大丈夫ですよ」 と正直にお伝えすることもあります。 必要な工事を、 必要なタイミングで、 適正な価格で行う。 それが本来のメンテナンスです。 塗装工事は、一度契約したら終わりではありません。 工事が終わってからが、本当のお付き合いの始まりです。 10年後、15年後、「またお願いします」と言っていただける関係を築いていく。 地域の会社は、その積み重ねによって信頼をいただいています。 だから目先の利益だけを追うことはできません。 日々の積み重ねが、お客様の安心につながり、地域全体の価値を高めていくのです。 もし突然訪問販売を受けて不安になったら、その場で契約する必要はありません。 ぜひ一度、地元で長く仕事を続けている会社にも相談してください。 複数の意見を聞いて判断することが、 何よりも大切なご自宅とご家族を守ることにつながると私は思います。 情報過多の時代、とてもややこしいかもしれませんが、 であるからこそ、地元の業者を起点に相見積もりをされては考えます。
「材料が無い」は本当か? 現場で感じているナフサ問題・塗料不足の実情
2026年6月25日(木)

「材料が無い」は本当か? 現場で感じているナフサ問題・塗料不足の実情

最近の岐阜新聞で、 『特定の会社だけ材料が揃うことはない。  違う塗料を塗られるなど騙される人を減らすために発信している』 という内容の記事が掲載されていました。 悪質業者への注意喚起はとても大切なことです。 しかし、その一方で、現場にいる立場としては少し違和感もあります。 なぜなら、三輪塗装は「塗料が全く無い」という状況ではないからです。 他の中の良い同業にも聞きましたが、塗装が全くない、ヤバイ、倒産する・・・ なんて方はほぼ見えませんでした。   ナフサ問題から始まった供給不足 ここ数年、ナフサ不足をきっかけに、 シンナー不足 塗料不足 シーリング材不足 各種建築資材不足 など、建設業界全体で様々な影響がありました。 当然、価格も上がりましたし、一部製品は納期が長くなったものもあります。 しかし、少なくとも2026年6月現在、弊社では工事が止まるような状況にはなっていません。 「全く手に入らない」という状況も、実はほとんどありませんでした。 なぜ会社によって状況が違うのか 私はここが一番重要だと思っています。 「材料が無い」という会社があるのも事実です。 一方で、「そこまで困っていない」という会社も実際にあります。 違いは何でしょうか? 私は主に次のような違いではないかと考えています。 戸建住宅中心の小規模な塗装店 特定メーカーだけを扱う会社 仕入れ先が限られている会社 このような会社ほど影響を受けやすかった印象があります。 一方で弊社は、 複数の大手塗料メーカーと長年の取引がある 日頃から一定量の材料を購入してている それによってメーカー、販売店との信頼関係がある こうした背景もあり、この間も必要な材料は「比較的」安定して供給されてきました。 もちろん、希望納期より時間がかかる製品はあります。 それでも、「工事ができない」という状況には至っていません。 「無い」という情報だけが広がる理由 こういう時代は情報にも偏りがあります。 困っている会社は、「材料が無い」「仕事が止まる」と発信します。 それは当然です。 しかし、困っていない会社は、「今日も普通に材料が入りました。」 とは、あまり発信しません。 ニュースも同じです。 「普通だった」という話より、「不足している」「混乱している」 という方がニュースになります。 結果として、世の中全体が材料不足のような印象になってしまいます。 実際には、会社によって状況はかなり違うのです。 本当に問題なのは「不足」より価格 現在は、多くの材料がある程度の納期が掛かるものもありますが納品できる状況になりました。 一方で避けられないのが価格上昇です。 例えば外壁塗装一棟で使用する塗料は、おおよそ20〜30万円程度。 仮に20%値上がりしても、 増える材料費は4〜6万円ほどです。 シンナーが80%値上がりしたという話もありますが、 そもそも使用するシンナー自体はそれほど多くありません。 一棟全体で考えれば影響額は限定的です。(1000円も上がらない…) もちろんこれら些細な話だと言いません。 しかし、「今すぐ工事をしなければ!工事費がジャンジャン高くなる」 というほどの話でもありません。 それよりも新築住宅は、この数年で2,500万円から3,000万円近くまで上昇しています。 建築業界全体を見れば、そちらの方がはるかに大きな変化と言えるでしょう。 大切なのは信頼できる会社選び 材料不足を理由に、 違う塗料を使われる 契約を急がされる 必要以上に不安をあおられる こうしたことがあってはいけません。 だからこそ、「材料が無い」という言葉だけではなく、 その会社が普段からどのような仕入れ体制を持ち、 メーカーや販売店とどんな信頼関係を築いているのか。 そこを見ることも大切だと思います。 建設業は、技術だけではありません。 日頃からの信用、取引量、仕入れ先との関係づくりも含めて、 お客様へ安定した工事を提供する力なのです。 今回のナフサ問題を通じて、改めてそんなことを感じています。