代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

協力業者様・お客様 各位
2025年4月21日(月)

協力業者様・お客様 各位

いつも大変お世話になっております。三輪塗装の三輪でございます。   先日、長年親交のあった塗装業の仲間が突然他界しました。 大変に人望の厚い方で、多くの仲間が葬儀に駆けつけましたが、 その後、彼の会社に関する様々な課題が明るみに出てきました。   会社の資産や支払い状況が一切社内で共有されておらず、 取引先や協力業者の方々がどう動けばよいのか分からず、 現場に混乱が広がっていたのです。 こうした状況は「死後破産」とも呼ばれ、 経営者の急な不在によって会社そのものが行き詰まり、 関係者に多大なご迷惑をかけてしまう事態です。 もっとも彼は何から何まで自分ひとりで経営してためこのようなことが起こりましたが この出来事は、私自身にも深く突き刺さるものでした。   私たち三輪塗装は、会社を私物ではなく“社会に必要とされる公器”と捉えています。 だからこそ、「その人にしか分からない仕事」や「その人にしか対応できない状態」を 一つでも減らしていくことが、会社としての責任だと考えています。 また、財産や資金の流れは私一人で管理せず、複数名体制で情報共有し、 緊急時にも支払いが滞らない仕組みを日頃から構築しています。 これは、いざというときに備えた“安心のための仕組み”であり、 協力業者様やお客様との信頼関係を守る大切な取り組みです。   加えて、普段の支払い内容や金額の扱いは、 その会社の考え方と経営の健全性を映すものだと私は思っています。 三輪塗装では、お約束した支払いは誠実に、正当な金額を、遅れることなくお届けする。 そんな当たり前を守ることで、協力業者様が安心して働ける環境を整えてきたつもりです。   私たちは、「安心してご発注いただき、信頼してお付き合いいただける会社」 であるために、体制作りを今後も着実に進めてまいります。 今後ともどうぞ末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。   有限会社三輪塗装 代表取締役 三輪 雄彦
57歳の今思うこと~人生と趣味の話
2025年4月20日(日)

57歳の今思うこと~人生と趣味の話

よく「仕事以外にも趣味を持ったほうがいい」なんて言われますが、 僕もまったくその通りだと思います。 振り返れば、昔からいろんなことをやってきました。 小学校~中学校では野球、高校ではバレー。 社会人になってから20歳代は、関市の職域チームや町内チームで野球を続けていました。 他にもスキー、マウンテンバイク、キャンプ、スイミングと、ずっとスポーツを楽しんできましたね。 音楽は高校の頃から続けていて、20代はバンドや弾き語りに夢中で 結婚式で演奏したり、イベントにも出演したりと、楽しんでいました。   それが30代に入る頃、少しずつ趣味を手放す時期がやってきました。 28歳で結婚し子どもが生まれ、30歳からは青年会議所にも加入。 仕事と子育て、スポ少やJC活動で、毎日が本当に目まぐるとてつもなく忙しかったです。 ただ経営者になるにあたって、30歳代のハードワークは今も大切な時期だと考えてますし 必要な時期だったと思っています。     そんな生活が45歳頃まで続きましたが、 そこからまた趣味の時間が少しずつ戻ってきました。   45歳を過ぎてバンド活動を再開し、47歳でゴルフを始め、 48歳のときには「夫婦でひとつ趣味を持とう」と思い立って登山をスタート。 4年前からは、近所にできたスポーツ施設で夫婦そろってジム通いも始めました。     今、僕が続けている趣味は―― バンド、登山、ゴルフ、ジムでのトレーニング(最近はトランポリンも!) 体を動かすのが好きな自分にとって、どれもかけがえのない時間です。 もちろん、「仕事が趣味」という人もいて、それはそれで素晴らしい!否定しません。 でも、60歳を超えて仕事を離れるときが来て、他に何もなかったら…… やっぱり、それはちょっと寂しいな、とも思うんです。   60歳を過ぎてからも、新たに挑戦することは全く無理な話ではありませんが、 できたら早くから何らか趣味は初めて、それをより深めて継続していくことの方が良い気がします。     趣味って、時期やライフステージで変わっていくものだと思いますが、 「続けること」「やめないこと」がすごく大事なんじゃないかと。 現役時代の趣味はしっかり頭を切り替えて「今度の日曜日は○○を楽しもう!」と予定を立てる。 この“切り替えの感覚”が、実は仕事にもいい影響を与えてくれると思うんです。   予定を立てなければ、ただなんとなく日々が過ぎてしまう。 たまにゴロゴロしても良いと思いますが、 できたら休日は日ごろ味わえないような体験をすることが良いのでは?     だからこそ、意識して趣味の時間をつくる―― これは忙しい仕事生活の中でこそ求められる“ひとつの能力”かもしれません。   僕はたまたま体を動かす系の趣味が多いですが、 カメラや絵を描くことにも興味がありますし、書道にも取り組んでみたい。 「何かに挑戦してみたい」という気持ち、それこそが活力そのものだと思います。     そんな僕も、今年で58歳になります。 最近とくに強く感じるのは、「やっぱり健康って大事だな」ということ。 健康のために必要なのは――食事、睡眠、運動、そして心のゆとり。 どれも完璧にコントロールするのは難しいけれど、 それでも少しずつ意識して努力をすることで、大きな差が生まれると思うんです。   「長生きしたいから健康でいたい」のではなく、 「生き生きとした人生を送りたいから健康でいたい」 そんな気持ちで、今日も自分らしく頑張っています。 おっさん、まだまだ頑張ります!     PS 写真は先だっての仙台出張に絡めて行った観光でショットです。 本文とは関係ありません(笑)  
仙台の鬼澤塗装店へ
2025年4月19日(土)

仙台の鬼澤塗装店へ

仙台の鬼澤塗装店へ。 今回は1泊2日で寝食を共にしました。 長い時間を一緒に過ごすことで、それぞれの性格や考え方がよく見えてきます。 人間関係が親密になると、 それぞれの会社の課題や経営者としての悩みを打ち明け合い、 より濃い経営ノウハウを聞くこともできます。   よくある成功者のセミナーや講演、コンサルはとかく「成功談」ばかりを並べられるものが多いです。 そのような成功談は正直本に書いてあったりもする一方、 私たちの情報共有には、たくさんの「失敗の共有」があります。 こちらの方が学びがより深く濃く、貴重であると思いますし 行動したものだけが得られる情報だと思います。     そして何より、こうした時間が有意義になるには、良い仲間に恵まれているからこそ。 今回の仲間も会社の規模感が近く、悩みどころも似ているからこそ 互いに共感し、持ちつ持たれつの情報交換ができる。 そんな仲間に、感謝しかありません。   【鬼澤社長について】 鬼澤竜治社長とは10年来のご縁で関市にも何度もお越しくださっています。 名前に“鬼”と“竜”が入っていて、初対面では「きっと普通じゃないな…」と思われがちですが、 実際は人思いの優しい方です(笑) 彼の施工品質へのこだわりは本当に凄まじく、「そこまでやるか!」と驚かされる場面もしばしば。 最近は営業主体の塗装会社も増えていますが、鬼澤塗装店は一貫して技術と品質本位。 この姿勢が何よりも素晴らしいと思います。 もともとは一戸建て住宅の塗り替えを中心にしていた会社でしたが、 今では塗装業界の市場状況を鑑みて、工場・倉庫、マンション等の大規模修繕にも営業範囲を拡大。 常に先を見据え、先手を打つその経営姿勢には、私も学ばされることばかりです。   写真は 秋保温泉は華の湯 現在、鬼澤塗装店さんが絶賛工事中の現場でもあり、今回はこちらに宿泊させていただきました。 素晴らしいお宿でした。 そして何より鬼澤社長のすごさは、「施工品質×人への真心」を両立しているところ。 お客様の満足を徹底的に追い求めるその姿勢は、 社員さんたちにもしっかりと根付いていて、現場に伺ってもその空気感が伝わってきます。 どんなに会社が成長しても、現場目線と職人魂を忘れない。 そんな経営者が率いるからこそ、鬼澤塗装店が信頼され続ける理由がよくわかります。  
🌱 雑草対策と防犯を一度に解決!
2025年4月16日(水)

🌱 雑草対策と防犯を一度に解決!

~広いお庭や建物まわりに最適な「防草シート+砂利敷き」~ お庭が広い方、建物まわりに土のスペースがある方など、 暮らしの形は様々ですが、共通して悩まされるのが“雑草”の問題です。   季節が変わるたびに生えてくる雑草に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか? そんな中、雑草対策と防犯を同時に叶える方法として有効なのが、 「防草シート+砂利敷き」の組み合わせ。   草の生育を抑えるだけでなく、侵入者への対策や景観の整備にも効果的な、 まさに一石三鳥の外構整備術です。     🌿 防草シートの利点(メリット) 1. 雑草の発生を大幅に抑える 日光を遮断し、光合成を阻害することで、地面からの雑草の発芽を抑えます。 特に多年草の根までしっかりブロックできるタイプもあります。 2. 手入れの手間が大きく減る 草むしりの頻度が激減します。 草刈機や除草剤に頼る必要がなくなり、特に高齢者や忙しい方には最適。 3. 景観を整える効果も 上から砂利を敷いたり人工芝を載せたりすれば、美観もアップします。 ぬかるみ防止にもなります。     4. 害虫や害獣対策にも間接的に効果あり 雑草が繁茂すると虫の住処になったり、カラスやネズミの隠れ場になることもあるため、 結果的にそれらの発生も抑制されます。   5. 地盤の保護・浸食防止にも貢献 雨による泥の跳ね返りや、表土の流出も抑えます。 法面(のりめん)や傾斜地などには特に有効。   ⚠️ 防草シートのデメリット(注意点・欠点) 1. 完全には防げない雑草もある 特に「スギナ」「チガヤ」「笹」「竹」など地下茎で増える雑草は、 強力なタイプの防草シートでも突き破ることがあります。 2. 経年劣化する 紫外線にさらされることで素材が劣化。 一般的な安価な製品は3~5年程度、高耐久品で10~15年が目安。 3. 施工の手間と初期費用がかかる きちんと整地し、重ね幅やピンの打ち込みをきちんとしないと効果が落ちます。 DIYも可能ですが、少しコツが必要。 4. 見た目の問題 むき出しだと黒や緑のシートが悪目立ちすることがあります。 上に砂利やウッドチップなどで隠すのが一般的。   5. 通気性と排水性のバランスに注意 あまりに通気性の悪いものだと、土が蒸れてしまうことがあります。 特に水はけの悪い場所では注意が必要。   6. 植栽の自由度が制限される 植物を植えるにはシートに穴を開ける必要があり、 メンテナンスや模様替えがしづらいです。     🧠 まとめ:どんな方におすすめ? ・毎年雑草取りで悩まされている ・手入れの時間がなかなか取れない ・高齢者や腰の弱い方の家庭 ・長期間、庭を固定化したい方(植栽の追加予定がない)   では次に、「玉砂利(防草シートとセットで使用する場合)」 のメリット・デメリットを詳しくまとめます。     ⛏️ 玉砂利のメリット(防草シートと併用する前提で) 1. 二重の雑草抑制効果 防草シート単体でも雑草を抑えられますが、玉砂利を上から被せることで遮光率がさらに上がり、 光の侵入をシャットアウト。これによりほとんど雑草が生えない理想的な状態になります。   2. 防犯効果 おっしゃる通り、玉砂利を歩くと「ジャリジャリ」「ザクザク」と音が出るため、 不審者の侵入に気づきやすいです。特に家の裏手や窓周りに敷くと安心。   3. 見た目が美しい 黒・白・グレーなど色も多様で、上品な和風、洋風の庭を演出できます。 防草シートの無機質な見た目を自然に隠してくれます。   4. ぬかるみ防止 雨の日も地面がぐちゃぐちゃにならず、水はけも良好。 泥の跳ね返りがないので外壁の汚れ防止にも。   5. メンテナンスが簡単 落ち葉などをブロワーで吹き飛ばしたり、砂利の下から雑草が出てきた場合でも、 ピンポイントで対応できる。     ⚠️ 玉砂利のデメリット 1. 初期費用がかかる 1㎡あたり約20~30kg(袋で約2~3袋)必要になるため、面積が広いとコストがかさむ。 しかも質のいい玉砂利は高価です。   2. 歩きにくさ・転倒の危険 高齢者やお子さんがいる家庭では、足元が不安定になる場合があります。 杖を使っている方には不向きな場合も。   3. 掃除がしにくい 落ち葉やごみが混じると、取り除くのがやや面倒。特に細かいゴミは砂利の間に入り込みがち。   4. 砂利の散乱・流出 長期間の使用や強風、大雨などで砂利が散らばることも。 境界に見切り材(エッジ材)などを使うのがおすすめ。   5. 時間が経つと沈んでくる 砂利は少しずつ地面に沈みます。定期的な補充や均し直しが必要です。     🧩【防草シート+玉砂利】が特におすすめな場所 ・窓の下や裏口:防犯対策に◎ ・建物の周囲:ぬかるみ防止+見栄え ・駐車場まわり:雑草対策と車汚れの軽減 ・家の周りが狭い隙間:手入れが難しい場所にはベスト   🧠 最後にひとこと 雑草が減り、見た目が整い、防犯にも効果がある。 そして施工の自由度も高い――「防草シート+玉砂利」の組み合わせは費用対効果の高い外構対策です。     🪨 ① 砂利の種類ごとの特徴と価格差 各石の種類、特徴・用途例、見た目、価格目安(1㎡あたり)です 白玉砂利 ・明るく清潔感あり。和洋どちらでも◎ ・白~ベージュ系 約1,000〜2,500円 ・防犯砂利としても◎。 ・眩しさを感じる人も。 黒玉砂利 ・落ち着いた高級感。建物外観に映える ・黒~グレー系 ・約1,200〜2,800円 ・洋風住宅やモダン建築に合う 五色砂利 ・赤・青・白・黄など混合。 ・色合いが華やか ・ミックスカラー 約1,500〜3,000円 ・観賞用に◎。 ・庭園風アレンジ向き 瓦チップ ・再生資源。 ・軽量でエコ、安価 ・赤茶系 約800〜1,200円 通気性◎。 ・防犯効果は低め 砕石(砕砂利) ・最も安価。 ・駐車場や仮設スペース向け ・灰色系 ・約500〜1,000円 ・見た目に無骨。 ・コスパ重視なら◎ 化粧砂利(カラー砂利) ・防犯用のザクザク音+装飾性 ・様々なカラー ・約1,500〜3,000円 ・音が出やすく防犯向き。 ・割高感あり   🛠️ ② 施工のコツと注意点 ✅ 施工のコツ(ポイント) ①地面をしっかり整地 凹凸があると砂利が片寄ったり沈みやすくなります。 施工前に転圧機(タンパー)などでしっかり固めましょう。   ②防草シートは必ず敷く シートなしだと、砂利の隙間から雑草が生えてきます。 繋ぎ目は10cm以上重ねて、U字ピンでこまめに固定。   ③見切り材で流出防止 玉砂利は雨や掃除時に流れやすいので、見切り材やブロックで囲いましょう。 隣地への迷惑防止にも。   ④砂利の厚みは5cm以上 薄すぎるとすぐシートが見えたり、雑草が生えやすくなります。 理想は5〜7cm厚み。  
中間検査の大切さと、完成現場でのお客様の声
2025年4月11日(金)

中間検査の大切さと、完成現場でのお客様の声

本日はリーダーの酒井くんと一緒に、2件の現場の完成確認に行ってきました。   私が一番重視しているのは、実は「完成検査」ではなく「中間検査」です。 というのも、塗装という仕事は、上塗りをしてしまうと、ある程度きれいに見えてしまうもの。 たとえ下地の処理が不十分であっても、見た目だけは整ってしまうため、 問題が表面化しづらくなってしまうんです。 ですがその見逃しは、経験上、必ず後になって不具合として現れてきます。 だからこそ私たちは、最終的な仕上がりや耐久性に大きく関わってくる「中間検査」、 特に下地処理の段階をとても大切にしています。   (下地処理作業、シーリングに関して全幅の信頼を寄せる石原さん!)   さて、今日訪れた現場のひとつで、お客様からありがたいお言葉を直接いただきました。 「築40年の建物で、今回が3回目の塗り替えになりますが、想像以上に素晴らしい仕上がりでした。 過去で一番いい工事でした。職人さんも若いのに、教育がしっかりされていて、 仕事の丁寧さももちろん、挨拶やマナーも本当に素晴らしかったです。」   この現場を担当してくれたのは、16歳の頃から三輪塗装で働いてくれていた2人の職人さん。 7年という最短で一級技能士を取得し、独立したのがもう5~6年前になります。 その後、他社での経験も経て、昨年から再び三輪塗装の現場に入ってくれるようになりました。 そんな彼らが手がけた現場で、こうしてお客様から高く評価していただけるのは、本当に嬉しい限りです。 経営者冥利に尽きますね。   これからも一つひとつの現場を大切に、お客様の期待を超える仕事を目指してまいります。 ありがとうございました。
「工事実績岐阜県No.1塗装店」ってホントにNo.1?
2025年4月10日(木)

「工事実績岐阜県No.1塗装店」ってホントにNo.1?

「工事実績岐阜県No.1塗装店」ってホントにNo.1? ~業界の“ナンバーワン商法”に物申す~ 最近よく見かける「岐阜県施工実績ナンバーワン!」という宣伝文句。 チラシやWeb広告、SNSなどでも頻繁に登場しますが、正直なところ「本当に?」と思ってしまいます。 ざっとネットでみても、岐阜県内で「県内施工実績No.1」と謳っている会社がすでに3社以上あります。 もはや“ナンバーワンのバーゲンセール”状態です。 こうした表現には、実はルールがあります。 景品表示法という法律で、消費者を誤認させるような表現は禁止されているのです。   ナンバーワンを謳うには、以下のような条件が必要です。 ・明確な根拠があること(売上高、工事件数、第三者調査など) ・その根拠の出典や調査方法が明示されていること ・「岐阜県No.1」などの漠然とした表現ではなく、具体的な内容であること   つまり、きちんとしたデータと調査機関による証明が必要で、ただの自称や「自社調べ」は基本的にNG。 にも関わらず、現実には曖昧なまま使われているケースが多いようです。 さらに最近では、「ナンバーワンの根拠」として、 “ある塗料メーカーの出荷数が岐阜県内で一番”だったというだけで、 「シリコン塗料〇〇県No.1!」と表記している業者も存在します。 これ、完全に施工実績ナンバーワンのように見せかける“トリック”です。 実際は、あくまで「塗料のとある塗料に限った購入数」の話であって、施工件数が多いわけではない。 でも、見た人には「この会社が岐阜県で一番工事をしているのか」と誤認させる仕掛けになっている。 こういった表現は、法的にはギリギリのラインを突いてくるものですが、 消費者の目から見たら正直ズルいし、だんだんと信頼を失う原因になります。 よく、「モンドセレクション金賞」と似ていると感じます。 あれも、一部では“お金を払えば取れる賞”だと広く知られていて、もはや権威として通用しなくなっています。   ナンバーワン表記というのは、見栄えはいいですが、 結局は「自分を実力以上に立派に見せたい」という気持ちが働く表現です。 営業としてそういう意識が出てくるのはわからなくはありません。 でも、正直、私はそういうのが大嫌いです。 商売は、等身大で、自分の実力のままで勝負する方がずっといい。 見栄を張っているように見える表現は、見ていて非常に見苦しく感じます。 今の時代、消費者はこういった“見せかけの実績”には敏感です。 むしろ、素朴でも誠実で、リアルな声や施工の様子、 職人の顔が見えるような会社の方が信頼される時代です。 私たちは、「ナンバーワン」なんて派手な肩書きよりも、 地元の方に「またお願いしたい」と思ってもらえるような存在を目指しています。   たとえば── 「関市内でのこの10年の施工実績は725棟」 「年間施工数は約120棟。そのうち3割ほどは知り合いやお客様からのご紹介」 「ここ10年ほどで、2回目以降の工事をお任せいただくお客様が一気に増えました」 「創業65年。ずっと関市でやらせていただいています」   こういった実績の一つひとつが、私たちにとっては“誇り”であり、“信頼”の証です。   ちなみに、三輪塗装は少なくともこの地域内では、成功事例としては群を抜いていると自負しています。 これは帝国データバンクで調べた売上データを見ても明らかだと思います。 ただし、規模が大きいことを自慢するのはあまり意味がないとも思っています。 施工品質が伴っていなければ、それは単なる“名前の肥大”にすぎず、中身のある会社とは言えません。     その点、私たちは施工品質については大きな自信を持っています。 過去にお付き合いいただいたお客様からは、こんなお声もいただきました。 「価格は決して安くなかったけれど、前に頼んだ塗装屋さんよりも明らかに仕上がりが良かった」 これこそが、私にとっては最大の褒め言葉です。 地域で長く続く工事店であるために。 私たちは、見せかけではなく“中身”で選ばれる会社でありたいと考えています。  
「自社施工だから安い」は、本当にお得なのか?
2025年4月9日(水)

「自社施工だから安い」は、本当にお得なのか?

「自社施工だから安い」は、本当にお得なのか? 外壁塗装業界ではよく見かけるこのフレーズ。 「自社施工だから中間マージンがかからず安い」「自社職人だから品質が高い」 ――そんな売り文句を使っている会社をよく見かけます。 でも私は、こういった発信を見るたびに思います。 “それって、本当にお客様のためになっているのか?”と。 自社施工の定義って、そもそも何? 「自社施工」と一言で言っても、その定義は曖昧です。 たとえば… 自社で雇用契約を結んでいる社員職人が施工するのが「自社施工」? 長年付き合いのある一人親方に任せるのは「外注」? 協力業者とチームを組んで施工するのは「半自社施工」? 現場を知っている人ならわかると思いますが、 一社だけですべて完結する塗装工事なんて存在しません。 足場業者さん、シーリング屋さん、防水屋さん、板金屋さん、左官屋さん… 様々な専門職が関わってこそ、良い工事ができるんです。 下請けだから品質が悪い、は誤解です 「自社の職人は教育されているから品質が良い」 「下請けは質が悪い」…これもよく聞く話ですが、一概には言えません。 実際には、下請けでも素晴らしい仕事をする職人さんはたくさんいます。 むしろ、自社の職人よりもスキルも経験も上、というケースもあります。 大切なのは、“誰が施工するか”ではなく、 「自社施工だから安い」は、本当にお得なのか? 「自社の職人は教育されているから品質が良い」 「下請けは質が悪い」…これもよく聞く話ですが、一概には言えません。 実際には、下請けでも素晴らしい仕事をする職人さんはたくさんいます。 むしろ、自社の職人よりもスキルも経験も上、というケースもあります。 大切なのは、“誰が施工するか”ではなく、“どういう想いで施工するか”です。 “どういう施工管理体制で施工するか” だと思うのです。 「自社施工だから安い」もまた、一面的すぎる 自社職人を雇用するには、給料だけでなく、社会保険、福利厚生、教育コスト、 現場管理体制…多くの費用がかかります。 むしろコストは高くつくこともあります。 一方、下請け業者さんは固定費を抑えて小回りが利く分、 コストパフォーマンスが良い場合も少なくありません。 中間マージンがかかっているようで、実は全体としては安く収まる、ということもあるんです。 だから、「自社施工だから安い」というのは、必ずしも成り立つわけではないんです。   お客様は、ちゃんと見てます 私は思います。 この「自社施工だから安い」というフレーズを、何年も使い続けている経営者は、 消費者の本音を見ていないのではないかと。 今のお客様は、価格の理由も、施工の中身も、ちゃんと調べています。 「安い」だけで選ぶ時代は終わっています。 これからの施工店に必要なのは、“言葉”ではなく“姿勢” 大切なのは「社員職人が施工すること」ではなく、 “誰が責任を持って施工するか” “どういう体制で管理しているか”を、誠実に伝えること。 そして何より、お客様の目線で物事を考えられるかどうか。 私たちは、「自社施工」という言葉に頼るのではなく、 どんな現場でも、誠実に・確実に・責任を持って仕事をする。 その積み重ねこそが、信頼を生み、次の仕事に繋がっていくのだと信じています。
夏本番直前 エアコンクリーニング WEB特割キャンペーン!
2025年4月8日(火)

夏本番直前 エアコンクリーニング WEB特割キャンペーン!

  🌞エアコンクリーニング、お済みですか? エアコンをつけた瞬間、 「カビ臭い…」「くしゃみが止まらない…」そんな経験ありませんか? エアコンって想像以上に汚れていますよ!     クリーニング・洗浄することのメリットと目的 🔹 カビ・ハウスダスト除去で安心! 🔹 節電・電気代の削減にも効果的! 🔹 お子様やご高齢の方の健康のために!   (埃は層になっています。ここにカビが一緒にいます)   ☀️今年の夏も“猛暑予報”!?? 使う前の“今”こそ、エアコン内部を清潔に!「清潔な風で、快適な夏を」 ✅ まだ間に合います!ご予約受付中! ✅ 今なら夏直前キャンペーンで お掃除機能ナシが 通常15.400円税込みを10.000円税込みで! お掃除機能アリが 通常26.400円税込みを18.000円税込みで! 絶対にお得だと思います!! ✅ 2台目以降の割引もございます!     キャンペーンは2025年3月23日~6月8日までとさせて頂きます。 電話 050-7542-8260 メール kanri@p-miwa.co.jp   ※エリアはグーグル検索で 会社から30分以内のエリアとさせてさせて頂きます。     【エアコンクリーニングの頻度】 使用頻度が高い場合、汚れが気になる場合は、年2回程度がよいでしょう。 赤ちゃんや高齢者、気管支が弱い人、アレルギー体質の人がいる家庭では、 1年に1回程度のクリーニングがおすすめです。   オフィスなど年中エアコンを使う施設、飲食店やタバコを吸う環境は、半年に1度程度がよいでしょう。   【エアコンクリーニングのタイミング】 エアコンを使い始める前か、使用がひと段落したタイミングが良いです。 例えば冷房のみを使用している場合は、夏前の4月~5月、冷房に加えて暖房も使う場合は10月頃が良いと思います。   【エアコンクリーニングの注意点】 エアコンの内部は使っていなくてもホコリがたまったりカビが繁殖しやすいため、 高い頻繁に使う季節に入る前にクリーニングすると良いと思います。 エアコンからの風が臭い場合は、内部にカビが生えている可能性が高いです。    
掃除の習慣
2025年4月7日(月)

掃除の習慣

  今年の正月明けから、事務所の玄関周りの掃き掃除を自分のルーティンにしまして 最近ではその範囲を広げて、自宅周りや倉庫周りまで手を伸ばすようになりました。     事務所の内部は女子社員さんが担当し、窓ガラスの外面は男子社員が月に1回のペースで交代で拭いてくれます。 男子トイレも男子全員で分担し、 資材置き場も割り当てられたエリアのを、各自が掃除・整理整頓を行っています。 全体清掃は昨年は年4回、全社員で実施しています。   かつての倉庫は本当に汚れていて、車もペンキだらけでしたが、 今はまったく様子が違い、とてもきれいになりました。   会社の業績と整理整頓の度合いは比例すると聞いたことがあります。 先だって見えた同業の方には「非常にシンプルですね!」とおっしゃった 良い会社は不要なものが置いてなく、シンプルだと。 これらの教えは7~8年前に見学に伺った、長野県伊那市の伊那食品工業で学びました。     朝日を浴びながら行う掃き掃除は、本当に気持ちのいいものです。 とは言え、まだ始めてから3ヶ月しか経っていませんので今後も継続できるよう、しっかり早起きしたいと思います。     以前に友人から聞いた話を思い出しました。 子どもの頃、その友人は「玄関の掃き掃除をしないと朝ごはんを食べさせてもらえなかった」と話してくれました。 それを聞いて、「しっかりとした教育を受けてきたんだな」と感心したのを覚えています。 その彼の会社もとてもきれいです。   私の場合、この57歳の歳になるまで、情けないことに掃き掃除を毎日の習慣にしようと思ったことは正直ありませんでした。 お寺では毎朝掃除をし、庭の手入れをするのが当たり前ですよね。 それが人間形成において、いかに大切なことなのかということに、今さらながら気づかされています。     もっともっと、身の回りをきれいにしていきたい。そして、良い習慣を一つでも多く増やしていきたい。 何はともあれ、自らを律することでしか、良い習慣、正しい考え方、姿勢は身に付かないのだと実感します。    
「屋根点検しましょうか?」にご用心!〜よく見かけるあの車の話〜
2025年4月4日(金)

「屋根点検しましょうか?」にご用心!〜よく見かけるあの車の話〜

(この写真はCHAT-GPTで書いた架空の絵です)   僕には違和感でしかない車、それは・・・ プリウスに、屋根にはしごを積んだ車。 もちろん、プリウスが悪いわけではありませんが 一度「悪徳業者 プリウス 梯子」と検索してみてください。結構出てきますよ! ただ、このスタイルの車で「屋根点検しますよ」と訪問してくる業者が多いというのは、業界内ではよく知られている話なんです。 実際、先日あるOBのお客様からこんなご連絡をいただきました。 「近所で工事をしていて、お宅の屋根の瓦が割れているのを見つけたので、無料で点検しましょうか?」 とのこと。 社員が確認に行くと、確かに数件隣で工事はしていました。 しかし、その現場は大手ハウスメーカー。 そんな会社が「ご近所の屋根が割れてる」と営業して回ることは、まず考えられません。 実際に、三輪塗装の現在進行中の現場のすぐ近くでも発見しました。 つまりこれは―― 🔍 「人の現場を自分たちの現場のように装って接近する」 という、典型的な訪問販売の手口なんです。 そしてどういうわけか、こうした営業スタイルの業者に限って 「プリウスにはしご」という組み合わせが多い…というのも、業界ではよく話題になります。 (トラックの方がはしごは運びやすいのに、なんでだろう?という疑問も😓) 無料点検の言葉にご注意を 屋根点検や床下点検を持ちかける業者の中には、最初は「無料」と言いながら、後から不安を煽って高額な工事を迫るケースが少なくありません。 こうした「点検商法」は以前から問題視されていますが、残念ながらいまだ被害がなくなりません。 私たち業者の啓発が追いついていない面もあるかもしれませんね。 まっとうにやっている業者にとっては… こうした一部の行為によって、真面目にやっている地元業者まで疑われてしまうのは本当に残念なことです。 私たちは、地域に根ざした塗装屋として、お客様が安心してご相談いただけるように、正しい情報を発信し続けたいと思っています。 まとめ: 🏠 「無料点検」を口実にした訪問販売に注意! 💬 不安なときは、信頼できる業者に一度ご相談を。 👷‍♂️ 三輪塗装は、地域の安心を守る味方です!