代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

38期スタートアップ会議
2026年9月11日(金)

38期スタートアップ会議

38期スタートアップ会議。 僕のパートは「昨期の振り返り」「今期の重点目標」「社長の方針」。 30分ほど時間をもらいまして いつも通り、いや、いつも以上に熱く語らせていただきました。 今この時点で、先を見据えて考えられることは全部考えたつもり。 それでも、まだまだ足りないんだろうなぁ……。 とりあえず走り出そう     その他、俺の仕事教えたる! これは全社員の現場を誇らしく自慢してもらう時間! 実に多種多様な工事を請け負うことができるようになったかわかる! 我ながら自社の社員の有能さに感心します!     社風アンケート結果では毎年状況が良くなっていることを実感します。 理念ワークなど、2時間みっちりやりました 。   「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」 京セラなどの創業者である稲盛和夫先生のお言葉 「大変なことも明るく楽しく 」参ります。     懇親会はフレンチマスタード。 20代、ここでデートするのが一番Nowかった 初めてチーズフォンデュを食べた時は衝撃的だったなぁ〜。 思い出が多い場所です。   30年以上通った店 先代オーナーから娘婿さんへ代替わりして何年も経ちますが、 このたび9月末からステージを岐阜に移して勝負されるとのこと。 応援しています。頑張ってください!   Bistro French Mustard 住所は岐阜市神田町5丁目15(元クラウンドーナツさん跡地) オープンは 9月26日(土曜)16時からだそうです!  
塗装の魅力をNOTEで発信
2026年9月9日(水)

塗装の魅力をNOTEで発信

私が所属している日本塗装工業会の 普及委員会の事業の一環で取り組んでいるのが、 塗装工事の魅力を多くの方に知っていただくための「note」での情報発信です クリック  ↓   ↓   ↓ 日本塗装工業会 公式NOTE なかなかマニアックな内容で「いいね」数も伸びず・・・少々寂しい思いをしています。 ぜひ一度、日塗装の公式noteを記事を読んでいただき、 片っ端から「いいねを押していただけると大変ありがたいです!  因みに内容 ロールんちゃんというキャラクターがコーディネーターとして登場しますが 本当に塗装業の魅力がいっぱい綴って有ります。 へ~~~~って思うこともたくさんあると思います。 皆さんの「いいね」が、塗装業界をもっと知ってもらうための力になります。 ぜひ応援よろしくお願いいたします!
塗装工事は、塗ってしまえば下地の状態や施工過程が見えなくなります。
2026年9月4日(金)

塗装工事は、塗ってしまえば下地の状態や施工過程が見えなくなります。

私の重要な仕事の一つが、「中間検査」と「完成検査」です。 中でも、特に大切にしているのが、塗装する前の中間検査。 塗装工事は、塗ってしまえば下地の状態や施工過程が見えなくなります。 だからこそ、足場を組み、洗浄を終え、 シーリング作業をしている段階で確認することが重要です。   現場調査では分からなかった劣化や問題点を、 間近で見て、触り、必要であれば塗る前に修正する。 品質は、完成後だけを見ても守れないのです。 下地処理、前段階が一番大事なんです! 完成検査では、正直うちの職人さんたちがしっかり塗ってくれているので、 実際にはダメ出しをすることはほとんどありません。 年間百数十件、原則すべての現場へ2回ほど足を運ぶため、 スケジュール調整は正直大変です。 これは品質を守るために行うのですが、 現場でしか伝えられない僕の頭の中にある技術、知識、判断基準、ノウハウを、 次の世代へ渡すためです。   任せられないから自分が行くのではないです。 最後の最後まで、僕の頭の中にあるものを若手に伝え切りたい。 中間検査と完成検査は、三輪塗装にとって、私にとって大切な「教育の現場」であり、 事業承継の一つです。   事業を始めたものの責務だと思っています
関市出身のプロボクサー・田下翔太くんを応援しています!
2026年8月23日(日)

関市出身のプロボクサー・田下翔太くんを応援しています!

昨日は神戸市立中央体育館へ。 僕が個人的に応援している、関市出身のプロボクサー・田下翔太くんの試合を観戦してきました。 今回で田下くんの試合を観に行くのは4回目になります。 田下くんのパンツ上部には「三輪塗装」の名前も入れてもらっています。 地元・関市の選手ということで、個人的に応援させていただいてます そして今回もやってくれました。 韓国のカン・キョンフン選手を相手に、4回1分19秒、見事なKO勝ち! 僕が観戦した4試合のうち3試合がKO勝ちです。 しかもニュースを見て改めて知ったのですが、これで6試合連続KO勝ち。 プロデビューから10戦10勝、8KO、いまだ無敗だそうです。 すごいところまで来ました。 関市出身の選手が、日本タイトルの目前まで 田下くんは2024年度の全日本新人王。 現在は日本スーパーライト級の2位で、 今回の勝利によって、次戦は日本タイトルへの挑戦権を争う 「最強挑戦者決定戦」に進む予定とのこと。 つまり、いよいよ日本チャンピオンのベルトが現実的に見えるところまで来たということです。 最初は「地元・関の選手だから応援しよう」という気持ちでしたが、 何度も試合を観に行っていると、こちらもだんだん思い入れが強くなってきます。 次もぜひ勝って、日本タイトルに挑戦してほしいですね。 詳しい人と観ると、ボクシングの「見方」が変わる 昨日は、いつも仕事でもお世話になっているゴッタライドの吉田社長と一緒に観戦しました。 吉田社長は以前からずっとボクシングをやっていて、当たり前ですがとても詳しい。 僕なんかがボクシングを見ると、「おっ、いいパンチが入った!」 「効いた!」 「倒した!」 くらいのものです(笑) どうしても「殴り合い」として見てしまいます。 ところが吉田社長の解説を聞きながら見ると、全然違うんですね。 なぜ今このパンチを打ったのか。 なぜここで距離を取ったのか。 相手に何を意識させて、次に何を狙っているのか。 一見何でもないような一発が、実はその次のパンチを当てるための布石になっているとか 一発一発に意味がある。 そういう話を聞きながら見ると、ボクシングという競技の見方がまるで変わります。 力任せに殴り合っているのではない。 距離、タイミング、駆け引き、相手との心理戦。 もちろん最後は体力やパンチ力も必要でしょうが、 それ以前にものすごく頭を使うスポーツなんだということが分かります。 華やかなKOの裏にある、ものすごく厳しい世界 そして昨日、もう一つ強く感じたことがあります。 プロボクシングって、本当に厳しい世界だなあ。ということです。 リングに上がれば一対一。 誰も助けてくれません。 どれだけ練習してきても、負ければランキングが下がることもある。 ケガもある。 そしてプロである以上、勝つだけではなく「どんな勝ち方をしたか」まで評価される。 結果だけを見ると華やかです。 でも、その裏側はものすごく地道。 これは仕事でも何でも同じなのかもしれません。     次はいよいよ、日本タイトルへの最強挑戦者決定戦。 ここまで来たら、ぜひその先へ。 関市から日本チャンピオンを! これからも応援したいと思います。
なぜ、私がYouTubeを続けているのか
2026年8月21日(金)

なぜ、私がYouTubeを続けているのか

三輪塗装では、2020年からYouTubeを始めました。 気がつけば6年、これまでに公開した動画は265本になりました。 我ながら、よく続いているなと思います(笑) 「なぜYouTubeをやっているんですか?」 そう聞かれることがあります。 中には、自己顕示欲?なんて思われる方もいるかもしれません。 でも、それは全くありませんね~ というか、だとしたらあまりにも割に合わないです(笑)。 1本の動画を出すまでには、 テーマを決め、シナリオを作り、 撮影をして、編集をして、ようやくアップする。 そして1本出したら、また次のテーマを考える。 シナリオ作成 → 撮影 → 編集 → アップ。 これを延々と繰り返す、まさに無限ループです。 もちろん費用もかかりますし、かなり労力がかかります。 それでも続けている理由は一つです。 一戸建て住宅の塗装工事をされる方に、できるだけ良い業者と巡り会ってほしい。 結局は、これなんです。 今はインターネットで検索すれば、塗料や工法について本当にたくさんの情報が出てきます。 シリコン、フッ素、無機塗料・・・。 耐候性がどうだとか、樹脂がどうだとか、施工方法がどうだとか。 もちろん、こうした知識も大切です。 でも私は、お客様がそこまで塗装の専門家になる必要はないと思っています。 なぜなら、実際に家を塗るのは業者ですし、四六時中監視もできない。 どれだけ高性能な塗料を選んでも、施工する会社がいい加減なら良い工事にはなりません。 逆に、きちんとした業者であれば、その家の状態を見て、必要な工事や適切な材料を提案してくれるはずです。 だから私は、「塗装工事は、業者選びでほぼ決まる」と思っています。 業者選びで失敗してしまったら、その後にどれだけ塗料について勉強しても、 なかなか取り返せません。 昨今は社会問題にもなっている、悪質な訪問会社の被害にも遭わないようにして頂きたいですしね! だから私のYouTubeでは、ものすごくマニアックな専門知識を教えることよりも、 「こんな業者には注意してください」 「見積書ではここを見てください」 「契約する前に、これだけは確認してください」 といった、初歩的だけれど本当に大切なことを、なるべく簡単な言葉でお伝えするようにしています。 毎回、テーマは一つだけ 動画を撮るときは、基本的に毎回テーマを一つだけ決めています。 そして毎回シナリオも作っています。 ただ、そのシナリオを全部読んでしまうと、どうしても「原稿を読んでいる人」になってしまいます。 ですから大筋だけは決めておいて、 そこからは自分の経験や実際の現場であったことなどを、自分の言葉で話します。 そうすると、ついつい脱線してしまうんですけどね(笑)。   それでも、専門用語を並べて「すごいでしょう」と言う動画ではなく、 塗装のことを知らない方が見ても、何となく理解できる。 そんな動画にしたいと思っています。 実は撮影で一番大変なのが「演者モード」 YouTubeをやっていて、意外と大変なのが自分自身のテンションを維持することです。 私は「演者モード」と呼んでいます。 仕事で疲れていようが、頭の中に考え事がたくさんあろうが、 カメラの前で疲れ切った顔をして、 「今日は塗装について説明します……」 なんてやっていても、誰も見たくないですよね(笑)。   ですから撮影のときは、自分のスイッチを切り替えます。 ところが昨日・・・たまにありますがテンションが上がってこない 最近仕事がかなり立て込んでいたこともあって、 なかなかそのスイッチが入りませんでした。   そこで、いつも撮影を手伝ってくれている二人の協力者と30分ほど雑談。 (ライター兼撮影協力の小澤さんと、アシスタントのかすみちゃん) たわいもない話で、笑ったり。 二人ともとても明るいので、こういうときは本当に助かります。 そうやって少しずつ「演者モード」に切り替えてから撮影を始めました。 「明日は楽しい、って思わなきゃ」 雑談の中で、私がこんなことを言いました。 「明日はこのクソ忙しい中、神戸までボクシングを見に行かなきゃいけないんだよ。その時間があれば仕事が進むのになぁ……」 すると、かすみちゃんから一言。 「それは楽しいことなんだから、もっと楽しいと思わなきゃダメですよ」 「明日は楽しい。明日は楽しいって思わなきゃ!」と言われました。 なるほどなぁ。 いい言葉だなと思いました。   そもそも僕は、ボクシングを楽しみに神戸まで行くんです。 誰かに行けと言われたわけでもありません(笑)。 それなのに仕事が忙しくなると、本来楽しみにしていたことまで、 「その時間があったら仕事ができるのに」と考えてしまう。 自分で楽しみにしていた予定を、自分の頭の中で「負担」に変えてしまっていたんですね。 「明日は楽しい。明日は楽しいって思わなきゃ。」 忙しいときほど、こういう当たり前のことを忘れてしまいます。 楽しい予定があることだけで人生が楽しくなるわけではない。 目の前にある楽しいことを、自分自身がちゃんと「楽しい」と受け取れること。 これも大切なんでしょうね。 明日は楽しい。 そう思って、神戸までボクシングを楽しんできます! https://www.youtube.com/@miwatoso
3度目の正直!南アルプス・栗沢山へ
2026年8月12日(水)

3度目の正直!南アルプス・栗沢山へ

8年前、1回目は雨とガスで眺望ゼロ。 3年前、2回目は積雪、装備不足で断念。 そして今回、ようやく念願の景色を見ることができました! 仙流荘で前泊から、 4時起き予定でしたが3時前から目が覚め…(目覚まし無しで(笑 窓からのぞくと既にバスの順番を待つ人が集まってました。 始発バスは5:45発の臨時便が11台が連続出発するという情報。 ということは今日は450名ほどが入山することになります。 バス終点の北沢峠からはほとんどの方が   仙丈ヶ岳又は甲斐駒ヶ岳へ向かうらしいがかなり健脚でないといけない山です。       僕らが目指す栗沢山は比較的優しい山と言うことになりますが、 とは言え登りも下りも直線急登りでかなりキツイです。 穴場ともいえる栗沢山は山頂から真正面に見る甲斐駒ヶ岳は圧巻!! 昔、宇多田ヒカルの「南アルプスの天然水」のCMで 使われたロケ地でずっと見たかった景色でした         総時間は5時間、距離6.2km、標高807m。 僕らは難しい山への挑戦が目的ではなく、 夫婦揃って同じ景色を見て、同じ時間、同じ体験を楽しめればそれで十分。   3度目にして念願の景色にも出会えたし、心配してた左ひざも何とか持ったし、大大満足でした!
盆前のプチ全体会議
2026年8月7日(金)

盆前のプチ全体会議

今日は社内で、今期の振り返りと今後について話をしました。 三輪塗装は、急成長型の会社ではありません。 一気に売上を伸ばすというよりも、 一つひとつ仕事を積み重ね、人を育て、技術を高め、 新しい分野にも少しずつ挑戦しながら、地道に成長してきた会社だと思っています。 ここ数年も、大きく数字を伸ばすというより、次の成長に向けて力を蓄えるような期間が続いていました。 そして今期。 その積み重ねが少しずつ形になり、おかげさまで今期目標もクリアできそうです。 もちろん、ものすごく成長したと言えるようなレベルではありません。 まだまだやるべきことはたくさんあります。 それでも、これまで取り組んできたことが少しずつ成果につながってきたことは、素直にうれしく思います。 挑戦を続けながら、さらに良い会社へ 会社が成長していくためには、今までと同じことだけを続けていてはいけません。 新しい仕事への挑戦。 新しい仕組みづくり。 若い社員の育成。 技術や知識の向上。 さまざまな工夫や挑戦を続けています。 当然、新しいことを始めれば、思った通りに進まないこともありますし、改善しなければならないことも出てきます。 それもすべて、より良い会社になるための過程だと思っています。 来期も、乗り越えなければならないハードルはたくさんあります。 社員みんなで同じ方向を向き、一致団結して、一つずつ乗り越えていきたいと思います。 5年、10年という積み重ね そして今日は、うれしい表彰もありました。 酒井君の入社5年表彰。 平田さんの入社10年表彰です。 三輪塗装では、5年ごとの節目に、その勤続年数に応じた金額を現金でお渡ししています。 これは単なる制度というより、「長く働いてくれてありがとう」 という会社からの感謝の気持ちです。 懇親会も楽しくできました! 夏季休暇に入ります 三輪塗装の夏季休暇は、 8月9日(日)〜16日(日)となります。 ただし、現場によってはお盆期間中も工事が続きます。 休める社員もいれば、期間中も現場を動かしてくれる社員、協力業者の皆さんもいます。 暑い中、本当にありがとうございます。 現場を守ってくれる皆さんに感謝しながら、休める人はしっかり休んで、 家族との時間を過ごしたり、リフレッシュしてもらえたらと思います😃 三輪塗装は、これからも急激な成長を追い求めるのではなく、 一つひとつの仕事を大切にしながら、地道に力を積み重ね、少しずつ強い会社になっていきたい。 今期の成長を次につなげ、来期もまた一段上を目指していきたいと思います。
おじさんたちの熱い夏が終わりました。
2026年8月3日(月)

おじさんたちの熱い夏が終わりました。

おじさんたちの熱い夏が終わりました。 夏の風物詩、甲子園みたいなもの、それは塗装技能士試験です(笑) 準備から講習、そして実技試験本番まで、暑い暑い5日間でした。 この取り組み、フォローは本番の5日間だけではなくて、 数ヶ月前からの準備段階から、岐阜支部の役員15名が何度も集まり、 指導方針のすり合わせ 、教育内容の検討や役割分担など、 本当に多くの時間を費やしてきました。 すべては、受験者の皆さんを合格に導くため、その一心です。 なお、この講習会や試験運営は、 岐阜支部の「メンバー」が個々に報酬をいただくことは一切なく、 業界の未来を思う気持ちだけで行っています。 (お昼のお弁当だけは出ますが… 各務原の魚久万の弁当!すごくおいしいです!) 時には少し厳しく感じる指導もあったかもしれませんが そこはご勘弁をご理解いただければ幸いです。 受験された皆さん、そして設営・運営に携わってくださった岐阜支部の皆さん、 本当にお疲れさまでした。 (実際普段作業をしない人ばかりなので、体力的に本当にキツイんです) あとは、良い結果が届くことを願うばかりです。 終了後はうちの2人と打ち上げしました。本当によく頑張りました  
看板を設置しました。これからは「4つのブランド」で市場を開拓して参ります。
2026年8月2日(日)

看板を設置しました。これからは「4つのブランド」で市場を開拓して参ります。

  本日、新しい看板を設置していただきました。 この看板には、私がこれから目指す会社の方向性が詰まっています。 一般的には「塗装会社」という一つの看板で営業する会社がほとんどです。 しかし三輪塗装は、これからの時代は「どの市場で、どのブランドで勝負するか」が非常に重要になると考えています。   有限会社三輪塗装を母体とし、それぞれ異なる市場に向けて4つのブランドを育てていきます。       ■ 有限会社三輪塗装 創業以来培ってきた信用をベースに、 地元ゼネコン様とのお取引や公共工事を中心に展開する企業ブランドです。   ■ プロタイムズ岐阜関店 戸建て住宅の外壁・屋根塗装を専門とするブランドです。 一般のお客様に安心してご相談いただける体制を整えています。   ■ 三輪リフォーム 住宅の内装や水回りなど、暮らし全体を支えるリフォームブランドです。 「家の困った」を幅広く解決していきます。   ■ MP-TOKAI 工場・倉庫・法人施設の維持管理・修繕・改修を専門とするブランドです。 塗装だけでなく、防水、床、建築、設備更新など、企業様の建物を長く守ることを目的としています。   この4つは、扱う仕事が違うだけではありません。 お客様も違えば、営業方法も違います。 ホームページ、広告、SNS、紹介、訪問営業、展示会など、効果的な営業チャネルもそれぞれ異なります。   だからこそ、「塗装会社」という一つの枠で考えるのではなく、 市場ごとに最適なブランドを育て、それぞれに合った営業活動を行うことが重要だと考えています。   私は創業者ではありませんが、二代目として約20年間経営に携わる中で、 住宅、工場、公共工事、建築と、一つひとつ市場を広げてきました。   そして今年、その方向性をより明確にするため、4つのブランドとして整理することにしました。 ブランドとは、単なるロゴや名前ではありません。 「この分野なら三輪塗装に相談しよう。」 そう思っていただける信頼そのものがブランドです。     これからは、それぞれのブランドをさらに磨き、地域のお客様や企業様にとって、 なくてはならない存在を目指していきます。   今回設置した看板は、その第一歩です。
業界話は塗装技能士試験の話
2026年8月1日(土)

業界話は塗装技能士試験の話

  変わったのは、塗装業界そのもの   塗装業界で今起きている一つの変化についてお話ししたいと思います。 私は毎年、塗装技能士試験の事前講習から、本番試験の設営まで携わっています。 長年にわたり、多くの受験者を見てきましたが、近年、塗装技能士試験の合格率は実際に下がっています。 正直に言えば、昔と比べて、職人全体の塗装技術が落ちている部分はあると思います。 しかし、それを単純に、「今の職人は努力が足りない」「昔の職人の方が腕が良かった」 という話だけで片づけることはできません。 なぜなら、塗装業界そのものの仕事内容が大きく変わり、 職人に求められる能力も、職人を育てる環境も変わってきているからです。     昔は新築工事が仕事の中心だった   昔の塗装業界は、仕事内容の8割以上が新築工事だったと思います。 新築工事では、現場ごとに素材や仕様、仕上げ方法が異なります。 刷毛塗り、ローラー塗り、吹き付け、模様付け、色合わせなど、 さまざまな技術を実際の現場で経験することができました。 設計士が管理する現場になると、その要望は更に高くなり難易度も増していましたが 職人は毎日の仕事を通して、自然に幅広い技術を身につけていったのです。   また、昔は親方や先輩職人のもとで、長い修業期間を過ごすことが一般的でした。 見て覚える。 失敗して叱られる。 何度もやり直す。 少しずつ難しい仕事を任される。 そのような環境の中で、10年近い時間をかけて一人前の職人へと育っていきました。 時間の進み方、世の中のスピードもずっと緩やかだったと思います。 厳しい世界ではありましたが、親方や先輩から技術を教わり、 自分の仕事を見てもらう環境があったことも事実です。     現在は改修工事が仕事の中心になった   現在は、その割合がほぼ逆転し、塗装工事の8割が改修工事になったと言われます。 住宅の塗り替えをはじめ、工場や倉庫の屋根・外壁、鉄部、防水など、 既存の建物を維持するためのメンテナンス工事が仕事の中心になりました。   もちろん、改修工事が新築工事より簡単だということではありません。 改修工事では、既存の塗膜や下地の状態を見極め、なぜ傷んだのかを考え、 その建物に合った材料や工法を選ぶ必要があります。 ひび割れ、サビ、膨れ、剥がれ、雨漏りなど、建物ごとに状態は違います。 塗る技術だけでなく、建物の状態を正しく診断し、 適切な工事方法を判断する知識と経験が求められます。   つまり、昔と今では、職人に求められる技術の内容そのものが変わったのです。 現在の職人は、改修工事に必要な知識や判断力を身につけていても、 技能士試験で求められるような幅広い塗装技術を、 普段の現場で経験する機会が少なくなっています。 昔に比べて、日常の現場で身につく技術と、 技能士試験で求められる技術との乖離が大きくなっているのです。     現代の職人には、塗る技術以外の力も必要になった   改修工事が中心になったことで、現代の職人に求められるものは、塗装の技術だけではなくなりました。 お客様とのコミュニケーションやホスピタリティ精神、 周囲への気配りや配慮も、以前よりはるかに重要になっています。   新築工事の場合、工事中の建物には、まだお客様が住んでいなかったり、 会社や工場として使用されていなかったりすることが多くあります。 そのため職人は、決められた仕様に従い、正確に美しく仕上げることに集中しやすい環境でした。 しかし、住宅の塗り替え工事では、お客様が実際に生活しているすぐ近くで作業を行います。 工場や倉庫のメンテナンス工事では、 お客様が普段どおり仕事を続けている中で工事を進めることも少なくありません。 そこでは、ただ塗装ができればよいというわけではありません。 ・作業前の挨拶や説明。 ・洗濯物や車、植木などへの配慮。 ・騒音や臭いへの対応。 ・工事中の安全確保や整理整頓。 ・日々の進捗報告。 ・近隣の方や、工場で働く従業員の皆さんへの気配り。 お客様が不安に感じていないかを考え、 生活や仕事への影響をできる限り小さくしながら工事を進める必要があります。   昔の職人には、幅広い塗装技術が求められました。 一方、現代の職人には、塗装技術に加えて、コミュニケーション力、 判断力、説明力、気配り、ホスピタリティまで求められています。 職人に求められる能力が低くなったのではありません。 求められる能力の内容が変わり、その範囲はむしろ広くなっているとも言えるのです。     独立までの期間も短くなった   職人の育ち方や働き方も変わりました。 昔は、親方のもとで長く修業してから独立するのが一般的でした。 しかし現在は、3〜5年ほどで独立し、一人親方になる人も珍しくありません。 独立すること自体は、決して悪いことではありません。 自分で仕事を受け、自分の責任で働くことは立派なことです。 ただし、幅広い技術を十分に経験する前に独立すれば、親方や先輩から学ぶ時間も短くなります。 一人親方になれば、自分の得意な仕事を中心に、自分のやり方で仕事を進めることができます。 その反面、自分の仕事を客観的に見てもらったり、 間違いを指摘してもらったりする機会は少なくなります。 知らないうちに自己流になり、新しい技術や基本を学び直す機会も減っていきます。 ちなみに、三輪塗装から独立し、現在も活躍している職人たちは、 会社で約7年間しっかりと経験を積んでから独立しました。 その期間にさまざまな現場を経験し、塗装技術だけでなく、 段取り、品質、安全、お客様への対応、仕事に対する責任まで身につけていきました。 その積み重ねが、現在の安定した仕事につながっているのだと思います。     職人の腕が落ちた、だけでは説明できない   見方によっては、昔と比べて職人の塗装技術が落ちた面は、確かにあると思います。 しかし同時に、塗装業界の仕事内容が変わり、 職人に求められるものも、職人を育てる環境も大きく変わりました。 昔の職人は、日々の新築現場の中で、技能士試験につながる多様な技術を経験することができました。 現在の職人は、改修工事に必要な診断力や判断力、お客様への対応力を身につけていても、 技能士試験で求められる技術を、普段の仕事だけで身につけることは難しくなっています。 つまり、技能士試験の合格率が下がっている背景には、 職人個人の努力や能力だけでなく、業界全体の構造的な変化があると私は考えています。 職人の腕だけを昔と比較して、「今の職人は駄目だ」 と決めつけてはいけませんし、問題は解決しません。 現在の職人に不足している技術があるなら、それを学べる環境を、 会社や業界がつくっていく必要があります。     「技能士なんて意味がない」ではない   技能士試験の課題には、普段の現場ではあまり行わない作業もあります。 そのため、「実際の仕事では使わない」「今の仕事と試験の内容が合っていない」 「技能士の資格なんて意味がない」という意見が出ることもあります。 確かに、現在の仕事と試験内容との間に、大きな乖離があることは事実です。 しかし、そこで文句を言っていても何も始まりません。 ましてや、「普段やらない作業だから、技能士試験には意味がない」 と考えるのは違うと思います。 ・普段の仕事だけでは経験できない技術を学ぶ。 ・塗装技術の基本に立ち返る。 ・決められた手順を守る。 ・限られた時間の中で、正確に美しく仕上げる。 ・苦手なことから逃げず、何度も練習する。 そこに技能士試験へ挑戦する大きな意味があると思います。     資格があるから偉いのではない   私はいつも言っていますが、資格を持っているから偉いわけではありません。 資格があれば、どのような仕事でも完璧にできるということでもありません。 三輪塗装が評価しているのは、資格そのものだけではなく、その資格を取得するまでの努力や姿勢です。 普段の仕事では経験できない技術を学び、基本に立ち返り、難しいことから逃げずに努力する。 できないことを、できるようになるまで練習する。 その過程が、職人としての幅を広げていきます。 だからこそ三輪塗装では、1級塗装技能士への挑戦を大切にしています。 ちなみに、三輪塗装で職長を務める職人は、全員が1級塗装技能士です。 お客様の大切な住宅や建物を任され、現場をまとめる職長には、塗装技術だけでなく、 学び続ける姿勢と責任感が必要だと考えているからです。 さらに現在の職長には、現場をきれいに仕上げるだけでなく、お客様や近隣の方、 工場で働く皆さんに配慮し、安心して工事期間を過ごしていただく力も必要です。 技術と人間力。 その両方を備えた職人を育てることが、これからの塗装会社には求められていると思います。     挑戦する人が減ることが一番怖い   私が危惧しているのは、合格率が下がることだけではありません。 「どうせ受けても合格できない」「難しいから挑戦しない」 と、最初から諦める人が増えてしまうことです。 挑戦する人が減れば、練習する人も減ります。 練習する人が減れば、自分の技術を見直し、基本を学び直す機会も失われます。 そうなれば、業界全体の技術力は少しずつ低下していくでしょう。 合格することは、もちろん大切です。 しかし、試験に向けて練習し、できなかったことができるようになる過程にも、大きな価値があります。 難しいことから逃げずに挑戦した経験は、その後の職人としての成長にも必ずつながります。     職人を育てることは、三輪雄彦の責務   三輪塗装では、自社の社員だけでなく、協力会社の皆さんや、その仲間の職人さんにも講習の場を広げています。 今回の自社講習会には、三輪塗装の協力会社と、その仲間の職人さんまで含めて15名が参加してくれました。 また、日本塗装工業会岐阜県支部が行う、試験直前の技術講習にも携わっています。 講習に来る職人たちは、本当に真剣に試験と向き合っています。 だからこそ、教える側である私たちも、真剣に向き合わなければなりません。 技術は、一度説明しただけで身につくものではありません。 実際にやって見せ、何度も練習し、できるようになるまで指導する必要があります。 時間も手間もかかります。 それでも、誰かが技術を伝えていかなければ、業界の技術は少しずつ失われてしまいます。 職人を育て、技術を次の世代へ伝えることは、一つの社会貢献であり、業界への貢献でもあります。 そして三輪雄彦にとって、果たすべき責務でもあると考えています。     これからの職人に必要なもの   塗装業界の仕事は変わりました。 職人に求められる技術も変わりました。 職人の育ち方や働き方も変わりました。 これからの職人に必要なのは、単に塗装が上手であることだけではありません。 ・建物の状態を正しく判断する知識。 ・お客様に分かりやすく説明する力。 ・生活や仕事を続けている方への配慮。 ・周囲を見ながら行動できる気配り。 そして、基本を忘れず、新しいことを学び続ける姿勢です。 しかし、どれだけ時代や仕事内容が変わっても、お客様から求められる品質と安心は変わりません。 ・大切な建物を安心して任せられること。 ・見えない部分まで丁寧に施工すること。 ・何かあったときに、最後まで責任を持って対応すること。 その期待に応えるためには、塗装技術と人間力の両方が必要です。   三輪塗装はこれからも、1級塗装技能士への挑戦を大切にしていきます。 技術を磨き、人を育て、お客様への配慮を忘れず、職人として成長し続ける会社でありたい。 そして、職人を育て、技術と仕事に向き合う姿勢を次の世代へ伝えていくことを、 自らの残りの現役生活の責務と捉え、これからも全うしていきたいと思います。   これが僕の塗装業に40年関わらせて頂いた恩返しです。