2026年6月30日(火)
なぜ私がトイレ掃除を大切にするのか
三輪塗装では、男子社員が交代でトイレ掃除を担当しています。
それと、玄関扉のガラス拭き、駐車場の落ち葉清掃
以上が月に2~3回担当が回ってきます。
僕もです!
女性社員も、もちろんいろいろ担当くださってます!
会社へ来られたことのある方ならお分かりいただけると思いますが、
比較社屋はキレイだと思います。
では、なぜ掃除を大切にするのか?
それは、トイレをきれいにするためだけではないです。
私たちが本当に大切にしているのは、
「誰も見ていないところでも誠実に行動できる人を育てること」です。
実際、普段からきれいに保たれているので、
一人が掃除をしなくても見た目はほとんど変わりません。
だからこそ、その人の考え方が表れます。
「どうせきれいだから、このくらいでいいだろう。」
「誰かがやればいいだろう。」
そう考える人もいれば、「決められたことだから最後まできちんとやろう。」
そう考える人もいます。
結果だけ見れば同じように見えるかもしれません。
しかし私は、その小さな違いこそが仕事にも人生にも表れてくると思っています。
小さな約束を守れる人は、見えないところでも誠実に仕事ができます。
逆に、小さなことを端折る人、ダダ草な人は、その考え方が仕事全体にも表れます。
社会人歴40年、仕事を続けてきた中で何度も感じてきました。
悪い習慣は、ある日突然始まるものではない
人は、ある日突然悪いことをするようになるものではありません。
先日、自転車に乗りながらタバコを吸い、そのまま吸い殻を道路へポイ捨てする高齢の女性を見ました。
その方は、その日だけポイ捨てをしたのでしょうか?
私はそうは思いません。
若い頃から、それが当たり前の習慣だったのではないでしょうか。
すでにそこに悪意はないレベルで日常化してるんだと思います。
また、地元の知っている人が飲酒運転で逮捕されました。
ニュースでは「魔が差した」「出来心だった」と言われますが、
しかし、本当にその日だけだったのでしょうか。
おそらく以前から、「このくらいなら大丈夫」と繰り返してきた結果なのだと思います。
私は、ズルには二つあると思っています。
一つは、自分がズルをしているという認識がない人。
もう一つは、「このくらいならいいだろう」と、自分で勝手に線引きをしてしまう人です。
確信犯で、小さなことだからと自分を正当化しつつ、それでいてズルは隠そうとします。
長く続くと、それが本人の常識となって永遠に自ら気が付くことは有りません。
誰かの指摘も聞き入れないでしょう。
だから私は、トイレ掃除を軽く考える人も、本質的には上と人らと同じだと思っています。
「どうせ分からない」「誰も見ていない」「このくらいなら大丈夫」
その考え方は、トイレ掃除だけでは終わりません。
会社にも、仕事にも、仲間にも、
お客様への対応にも、必ずどこかでズルします。
人は、大きな場面だけで人格が表れるのではありません。
誰も見ていないところでの小さな行動の積み重ねこそ、その人の本当の姿なのだと思います。
塗装という仕事は、道徳心が品質をつくる
私は社員にも、協力業者にもよくこう話します。
「塗装という仕事は、見た目だけをきれいにすれば、一見きれいに仕上がってしまう仕事なんだよ。」
完成した建物は誰でも見ることができます。
しかし、本当に大切なのは、その前の工程です。
高圧洗浄をしっかり行ったか。
ケレンを丁寧に行ったか。
下地処理をきちんと行ったか。
乾燥時間を守ったか。
下塗りを規定どおり施工したか。
完成すると、それらはすべて塗膜の下に隠れてしまいます。
どれだけ最終上塗りを美しく仕上げても、見えない工程を省略すれば、その塗装は長持ちしません。
しかし現実には、そのすべての工程を管理者が確認することはできません。
だから私は、塗装という仕事は技術以上に道徳心や人格が問われる仕事だと思っています。
三輪塗装は、人を信じることを前提とした性善説で成り立っています。
社員を信じる。
協力業者を信じる。
だからこそ、一人ひとりの誠実さが品質を支えています。
営業力も大切です。
知識も大切です。
資格も大切です。
売上や利益ももちろん大切です。
しかし、それらは土台があって初めて価値を持ちます。
その土台とは、
誠実さ。
約束を守ること。
感謝すること。
誰も見ていないところでも手を抜かないこと。
私はここを最も大切にしています。
だから技術や知識と同時に、しっかり人としてのあり方を伝えます。
道徳心を育てたいと思っています。
その土台があるからこそ、技術も営業力も本当に生きてくるのです。
会社の信用は、一つの大きな仕事で築かれるものではありません。
毎日の小さな誠実さの積み重ねによって築かれるものです。
だから私は、トイレ掃除も塗装も本質は同じだと思っています。
見えないところを大切にできる人が、本当に良い仕事をする。
私も聖人君子ではありませんのでまだまだ言えた義理でもありませんが…
それでも率先してそこを目指し、この文化を守り続けていきたいと思っています。
そんな中で昨日、若手社員6名が、先日大阪で会社訪問をした時の報告をしてれました。
彼らは大阪のとある製造業の会社へ行って「3S」というものを学んできたそうです。
それをぜひ三輪塗装の文化として取り入れたいということで、これからチャレンジしていくとのことでした。
経営の視点を持った社員がいると、会社は一気に成長します。
若手には大いに期待したいですね。期待しかありません。
ベテラン一同でフォローしていきたいと思います。
そして私は「金は出すが、口は出さない!」の方針でしっかり任せていきたいです







