2025年8月4日(月)
子どもの口答えにイライラ…でも、それって成長の証?
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最近、わが子がよく口答えをするようになってきました。
「なんでそんな言い方するの?」と腹が立つこともありますし、つい感情的に返してしまうこともあります。
でも、ふと考えてみると――
小さい頃は何でも「うん」「わかった」と聞いていたのに、
今は自分の考えを持って、それを言葉にできるようになったということ。
反抗的な態度に見えるかもしれませんが、
それは「自我が芽生えてきた」「思考力が育ってきた」という、成長の証でもあるのかもしれません。
もちろん、何を言っても許されるわけではないので、
言い方や態度については、その都度きちんと伝えていく必要があります。
でも、子どもが「ただ従う」のではなく、「自分の考えを持つ」ようになったことは、
ちょっと誇らしくもあるな…と、最近感じています。
イライラしないために。ママ自身の心のケアも大切に
とはいえ、毎日の忙しさや疲れの中で、ついイライラしてしまうのは仕方のないこと。
そんなときに役立つ考え方のひとつが「認知行動療法」です。
認知行動療法では、「感情は、出来事そのものではなく“受け取り方”によって生まれる」と考えます。
たとえば、
「また口答えして!なんて失礼な子!」と受け取るとイライラが強くなりますが、
「今、この子は自分の意見を持ち始めているんだな。言い方は直したいけど、成長の一歩だな」と捉えると、少しだけ気持ちが楽になります。
大事なのは、「イライラしない自分になること」ではなく、
「イライラに振り回されすぎず、気づいて対処できる自分になること」。
完璧じゃなくていい。
ちょっと立ち止まって、自分の心に優しく声をかけるだけでも十分です。
たとえばこんなふうに:
「イライラするのも当たり前。今はちょっと疲れてるだけ」
「私はちゃんと向き合っている。よく頑張ってる」
「一呼吸おこう。今は反応せずに、後で話せばいい」
子どもと同じように、ママも日々成長中。
「子育て=親育ち」という言葉のように、完璧でなくても、寄り添いながら一緒に歩いていけたら、それでいいのだと思います。
おすすめの認知行動療法の入門書
認知行動療法に興味がある方には、わかりやすい入門書がおすすめです。
『こころの整理学』(斎藤茂太 著)やさしい言葉で心の仕組みや感情のコントロールについて解説されています。日常生活に取り入れやすいヒントが満載です。
『自分でできる認知行動療法』(川上裕 著)実践的なワークや考え方が丁寧に紹介されていて、無理なく少しずつ心のケアができます。
気軽に続けられる「一言日記」のすすめ
日々の感情を整理するために、「一言日記」をつけるのもおすすめです。
ノートやスマホのメモに、その日の気持ちや出来事を一言で書き留めるだけでOK。
たとえば、
「今日はイライラしたけど、深呼吸して少し落ち着けた」
「子どもが自分の意見を言ってびっくりした」
「疲れたけど、夕ごはんは家族みんなで楽しかった」
書くことで自分の気持ちに気づきやすくなり、心の波が少しずつ穏やかになります。
無理に続けなくても、気が向いたときにふと思い出して書くだけで大丈夫です。
マイペースに、自分に合った方法で心のケアをしてみてくださいね。