
2025年10月20日(月)
古民家はつらいよ。。。害虫害獣との戦い。
こんにちは、サポートスタッフの青木です。
いつまで続くのかと思われた連続猛暑の日々が終わり、過ごしやすい季節になりました。
今年の夏、我が家はたびたび室内に現れるムカデに悩まされ、ようやく安眠できる日常が戻ってきました。
と、言いたいところですが、、、
深夜になると天井裏でトトトトトッ!タンッ!
壁の向こうでガサガサゴソゴソ…
冬に備えて引っ越してきたネズミ集団のようです。
一難去ってまた一難、まさにこれです。イラストのような大運動会を想像してやり過ごすわけにもいかず対策に乗り出します。
猫がネズミ退治なんて時代もありましたが天井が騒がしくても人間より熟睡してます。
私たちの暮らしに知らぬ間に侵入し、健康や建物に害をもたらす害獣・害虫。
放置しておくと被害は拡大する一方です。
今回は、代表的な害獣・害虫とその対策方法を調べてみました。
◆害獣・害虫の種類と特徴
*苦手な方も多いので写真は控えさせていただきます。
害獣・害虫
主な特徴
主な被害
ネズミ
夜行性、小さな隙間から侵入
火災リスク、物品の破損、糞尿
ハクビシン
屋根裏や天井裏に巣を作る
音や臭い、健康被害、建物の破損
ゴキブリ
湿気が多い場所を好む、夜行性
アレルギーや病気の媒介
シロアリ
木材を食べる、群れで活動する
家屋や家具の構造的な損傷
スズメバチ
攻撃的で巣を作る場所を選ばない
刺されるとアレルギー反応、死亡のリスク
コウモリ
暗い場所や屋根裏に住む、飛翔力が高い
糞尿が原因で健康被害、感染症
ムカデ
湿った場所や温かい場所を好む、速く動く
刺されると激しい痛みや腫れ
🏠【家庭でできる初期対策】
1. 侵入経路をふさぐ
害獣・害虫の侵入は「小さな隙間」から始まります。
ネズミは 直径2cmの穴があれば侵入可能
ムカデ・ゴキブリは 1mm〜5mmの隙間からも入れる
🔧 対策内容
・ドアや窓の隙間に 隙間テープ・パッキン を貼る
・通気口や排水管の穴に 金網・防虫ネット を設置
・外壁や屋根の穴、換気口まわりなどを シリコンやパテで塞ぐ
↓築50年近い土壁の自宅はこんな隙間が!!!ムカデさんもGさんも入り放題!
2. エサや寝床をなくす
ゴミや食品、湿気があると、そこが「住みか」や「エサ場」になります。
🍽️ キッチン・屋内の対策
・食べ残しやカスを放置しない
・生ゴミはフタ付き容器+毎日捨てる
・ペットフードも出しっぱなしにしない
・ペットのトイレは常に清潔に
🧹 屋外・庭の対策
・落ち葉や雑草は放置せずこまめに処分
・木の枝が屋根にかかっている場合は切る
・物置やウッドデッキの下は湿気がこもりやすいため、風通しをよくする
3. 湿気と暗所をなくす
ムカデ・シロアリ・ゴキブリなど、多くの害虫は湿気を好みます。
🌀 対策方法
・換気扇を回す or 除湿機で湿度を50%以下にキープ
・押し入れや床下収納、浴室などは定期的に乾燥
・濡れた雑巾やモップはすぐ干す(カビや虫の原因になる)
4. 忌避剤・トラップ・市販グッズの活用
市販のグッズも、初期段階では十分に効果があります。
対象
対策品
ネズミ
忌避スプレー、超音波装置、粘着シート
コウモリ
忌避剤(臭いで追い出す)、超音波機器
ゴキブリ
ホウ酸団子、ベイト剤、ブラックキャップなど
ムカデ
ムカデ専用スプレー、粉末忌避剤、侵入口スプレー
シロアリ
シロアリ防除スプレー(土壌や木部に散布)
スズメバチ
巣の場所がわからない場合は近づかず、ハチ用スプレーを玄関に噴霧
🚨 注意点
・子供・ペットがいる家庭では成分に注意(特にホウ酸・ピレスロイド系)
・コウモリは鳥獣保護法により勝手な駆除が禁止されているため、追い出しのみ行い、封鎖は夜間に(外出した後に)
・超音波機器はペットにも高ストレス
⇒我が家では設置してスイッチ入れた途端、眠っていた猫が飛び起きてパニックになりました。
庭に侵入する野良猫対策にはおすすめです。
🔚【最後に】
害獣・害虫は、気づかないうちにどんどん被害を広げていきます。
日々の清掃・点検を心がけ、異常があればすぐに行動を起こし、安心できる暮らしを守りましょう。
「ちょっと気になるな…」と思った段階で、上記のような初期対策をすぐ実行することがカギです。
完全駆除が難しいケース(巣がある・集団で出る・再発する)では、早めに業者に相談するのがベストです。
実は外壁塗装、屋根塗装の工事が絶好のタイミングかもしれません。
足場を利用して専門業者による調査・対策施工もご検討いただけます。
三輪塗装では塗装工事と合わせてのお見積りも承ります。お気軽にご相談ください。
ご参考までにコウモリ&蜂対策↓
https://www.p-miwa.co.jp/blog_genba/127496.html