2026年7月9日(木)
アナロジー思考を使ってみる
最近、面白いコラムを読みました。
「グランメゾン東京に学ぶ建築会社のWeb集客。戦略をマネしても成功しない」
お世話になっているHP制作会社さん、ゴッタライドさんのブログ記事です。
大ヒットドラマ『グランメゾン東京』を例に出しながら建築会社のWeb集客について書かれていて、とてもおもしろい!
ドラマ、見てないですが、楽しみながら読めました。
他にも
「嵐はなぜ国民的アイドルになれたのか?建築会社の集客に置き換えて考えてみる」
という記事もあり、そちらも面白かったです。
身近な事象からビジネスやマーケティングの勝ち筋を読み解くアプローチがとても興味深く、
こういった手法に名前はあるのかしら?とふと疑問に思いました。
そこでAIに聞いてみたところ、以下の返答が。
1. アナロジー思考(類推)
今回のコラムの手法を表現するのに最もぴったりな言葉です。 一見すると全く関係のない2つの事柄(アイドルと工務店)の間に「構造的な共通点」を見つけ出し、「あちらの業界で上手くいった仕組みは、こちらの業界にも使えるのではないか?」と応用する思考法です。ビジネスにおける新しいアイデア出しや、相手に難しい概念をわかりやすく伝える際に強力な武器になります。
ほうほう、こういった手法はアナロジー思考というのね、
概念や思想には名前が付くと一気に認識できるようになりますよね。
そこでもっとアナロジー思考を深掘りしようと思い、こんな質問をしてみました。
質問
もっとアナロジー思考について知りたい。アナロジー思考について、わかりやすく、アナロジー思考を使いながら説明できる?
アナロジー思考とは「物事のレントゲン撮影」である
アナロジー思考を一言で例えるなら、物事の表面的な「皮や肉」を透かして見つめ、隠れた「骨格(構造)」だけをレントゲンのように写し出し、それを別の場所に移植する技術です。
人間も犬も鳥も、見た目(皮や肉)はまったく違いますが、レントゲンで透かしてみると「背骨があって、そこから手足の骨が伸びている」という共通の骨格を持っていますよね。
アナロジー思考は、一見まったく違うように見える2つの物事の間に、この「同じ骨格」を見つけ出す作業です。具体的には、次の3つのステップで進みます。
アナロジー思考の3ステップ
対象を見る(具体A)優れた仕組みや、うまくいっている事例を観察します。
レントゲンを撮る(抽象化)表面的なジャンルや装飾(皮や肉)を削ぎ落とし、「要するにどういう仕組みなのか?」という本質(骨格)だけを抜き出します。
別の肉付けをする(転用・具体B)抜き出した骨格を自分の分野に持ち込み、自分たちのジャンルの装飾(新しい皮や肉)を被せます。
世界を変えた「レントゲン撮影」の具体例
この思考法がどれほど強力か、有名なビジネスの事例で見てみましょう。
事例:回転寿司の誕生
回転寿司のシステムは、創業者が「ビール工場の製造ライン」を見学した際のアナロジー思考から生まれました。
ステップ1(具体A):ビール工場で、ベルトコンベアに乗ってビール瓶が次々と流れていくのを見る。
ステップ2(骨格の抽出):「ビール」や「工場」という表面(肉)を削ぎ落とす。すると、「職人や客(人)を動かすのではなく、商品(モノ)の方を自動で移動させれば、極めて効率が良い」という骨格が見える。
ステップ3(具体B):その骨格を「お寿司屋さん」という自分の分野に持ち込み、新しい肉付けをする。結果、商品(寿司)が客の目の前を自動で移動する「回転寿司」が誕生する。
これを表で整理すると、以下のようになります。
ステップ
表面(具体)
骨格(抽象・仕組み)
新しい表面(転用先)
対象
ビール工場
「人が動かず、モノを動かすことで効率化する」
寿司屋
結果
ベルトコンベア
⇧
回転寿司
なぜアナロジー思考が役立つのか?
同じ業界やライバルばかりを見ていると、どうしても「表面の真似(レシピの盗み合い)」になってしまい、どんぐりの背比べから抜け出せません。
しかし、アナロジー思考という「レントゲン」の目を持てば、まったく関係のない遠くの世界(自然界、他の業界、歴史、スポーツなど)から、すでに証明されている優秀な骨格だけを合法的に盗んでくることができます。だからこそ、画期的で新しいアイデアが生まれるのです。
ふむふむ、『ビール工場➡回転すし』面白い発想です。
こういったやわらか視点の眼鏡を持って、過ごしてみたらもっと毎日が楽しくなりそうですね。
ゴッタライドさん、ありがとうございます!!






