現場ブログ

賢く塗装工事を進めるために
2018年6月27日(水)

賢く塗装工事を進めるために

皆さんこんにちは。   賢く塗装工事を進めるためには 価格だけで決めるのではなく塗料の期待耐久年数まで考慮することです。 一般的に、価格が安いものは耐久年数も短く、価格が高いものは耐久年数も長くなる傾向があります。 価格が安い塗料を選べばその時はお得かもしれません。 しかし、価格の安い塗料は耐久年数も短くなり、頻繁に塗り替えを行わないといけません。 長い目で見ると、かえって費用がかさんでしまうこともあります。 価格が高く耐久年数の長い塗料だとその時は高額になってしまうかもしれませんが、 塗り替えの頻度が少なくなり、費用を抑えられるかもしれません。   塗料を選ぶ際には、一回にかかる費用だけでなく、長期スパンでいくらかかるのかまで考慮しましょう。
超低汚染プラチナリファイン2000MF
2018年6月27日(水)

超低汚染プラチナリファイン2000MF

  超低汚染プラチナリファインMFを塗装しました。 この塗料は超低汚染で、建物に汚れが付着するのを防ぎ、 雨水で汚れを洗い流し、美観を保持する働きがあります。 期待耐用年数は21~26年相当でフッ素塗料を凌ぐ超耐候性で、 紫外線などの劣化要因から建物を長期間保護します。 塗り替えを検討中のお客様に、おすすめの商品です。
岐阜県関市 外装リフォーム工事 H様邸
2018年6月24日(日)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 H様邸

みなさんこんにちは。 今週は天気も微妙な感じでしたね。 そして、最近は地震が多く怖いですね。地震が来たときの準備もしっかりとしておかないといけません。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、H様邸の工事紹介をします。 まず、素材説明です。 ALCと言う外壁材が使用されています。 ALCは軽量気泡コンクリートと言い、主成分としましてはケイ石、生石灰、セメント、発泡剤でスウェーデン発祥の外壁材です。 内部には細かい気泡が無数にあり、これによって、高い断熱性、防火性を持つ外壁材ですが、この気泡はすべて繋がっており、ひび割れなどが起きると雨が気泡を伝って内部に侵入する恐れがありますのでひび割れには早急な処置が必要となります。 外壁現況です。 続いて、作業の紹介です。 まず、足場組立後高圧洗浄をしていきます。 高圧洗浄で汚れなどを洗い流していきます。汚れたままでは塗料の密着性や仕上がりも悪くなってしまいますのでしっかりと丁寧に洗浄していきます。 この高圧洗浄はとても重要な作業となります。 高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事完了後養生(汚れてはいけない部分にビニール)を貼り塗装を行います。 まず、軒天塗装です。 ムラが出ないよう均一に均しながら上塗り2回塗装していきます。 軒天塗装作業状況です。 」 続いて、鉄部の塗装です。 鉄部はまず、ケレンを行います。 ケレンとは、鉄部の汚れや錆びを落したりすることです。錆びていなくても塗料の密着を良くするため表面に傷をつけていくことを言います。 ケレン作業はとても重要となります。このケレンで手を抜いてしまうと塗装を行っても塗料本来の耐久性は期待できません。 ケレン作業ができていないと仕上がりが悪いだけでなく、塗装をしても数ヶ月で錆びが発生してきたり塗膜が捲れてきたりと不具合を起こしてしまいます。 とても重要な作業となります。 ケレン作業状況です。 ケレン完了後錆び止めを行います。 錆び止めは金属の腐食を防ぐ効果があります。そして、上塗りとの密着を良くするためにも重要な作業となります。 錆び止め後上塗り1回目、2回目を行います。 錆び止め作業状況です。 錆び止め作業状況です。 その後上塗り1回目、2回目を行います。 続いて外壁塗装です。 まず、下塗りです。下塗りは上塗りとの密着を良くしたりととても重要となります。 たっぷりと塗っていきます。 下塗り作業状況です。 下塗り乾燥後上塗りです。 塗り残しが無いよう丁寧に塗っていきます。その後上塗り2回目を行います。 上塗り1回目作業状況です。 いかがだったでしょうか? 今週はこの辺で、、、。  
窯業系サイディングについて
2018年6月23日(土)

窯業系サイディングについて

前回は、サイディングとは何なのか、詳しく説明させていただきました。 今回はサイディングの中でも特に日本で70%以上のシェアを誇る窯業系サイディングにスポットを当ててお話しします。   窯業系って? そもそも窯業系(よぎょうけい)サイディングとは、建築に従事しない方には耳慣れない言葉ではないでしょうか? 窯業系サイディングとはセメント質と繊維質を主成分とし、高温・高圧で板状に成形したものです。 この成形過程で窯(かま)を使用するので「窯業系」と言います。 およそ40年前に誕生しましたが、当時の外壁はモルタルの外壁がほとんどでした。 建物の洋風化、プレハブ住宅の台頭により、窯業系サイディングの需要が高まりました。 当初は厚み12ミリのサイディング材がほとんどでしたが、より頑丈な14ミリが標準となりました。 また技術革新で柄が多様化し、より彫りが深く重厚感の出る16ミリ、18ミリ、35ミリ・・・と厚みのある商品も出ています。 また、デザインも豊富で、タイル調、レンガ調、木目調、石積調、はたまたコンクリート打ち放し調など様々な色柄があります。     窯業系サイディングの特徴 様々なデザインがあり、工事する際にも施工のしやすいサイディング材です。 工場生産のため、製品にバラツキが少なく品質が安定しています。 窯業系であるので、耐火性能が高く、近隣に火事が起きても燃え移りにくいといえます。 また耐震面においても、モルタル外壁の重量の半分程度なので建物への負担が少ないといえます。   品質も安定し施工もしやすく、耐火性・耐震性に優れた窯業系サイディングですが欠点もいくつかあります。 まず、熱をため込みやすいこと。 夏の日差しの強い時には壁の表面温度が60度を超えることもあります。 そして、一番は吸水しやすいことです。 窯業系サイディングは先にもお話ししましたが、成分の約80%がセメントです。 DIYの際にホームセンターなどで購入し使ったことある方はよくご存知かと思いますが、 セメントは吸水しやすいという性質があります。 空気中の水分も吸水し、時間がたちすぎて袋の中で固まってしまっているセメントもあるほどです。 このセメントを主成分とした窯業系サイディングも塗装を行っていないと、雨や空気中の水分を吸収してしまいます。 窯業系サイディングにおける塗装の役割 石やタイルの質感を出すため、つまりデザインのためだけに塗装をしているわけではありません。 サイディングが吸水しないよう、防水性を持たせるためにも塗装を。 サイディングボード の外気に触れる部分を塗装の膜でおおうことで、防水するのです。 しかし塗装も半永久的なものではありません。   窯業系サイディングのメンテナンス 新築後は7~10年を目安に早めのメンテナンスを行いましょう。 体と同じで、早期発見早期治療を行えば軽い手当で済みますが、放置して重篤化してからでは手術が必要となってしまいます。 具体的なメンテナンス方法は、シーリングの打ち替えと塗装による保護です。 防水性を高め、美観も向上させる塗装のメンテナスが必要であることを念頭に置いて、メンテナンス計画を立ててみてください。    
塗装工事でよくあるトラブル事例②
2018年6月20日(水)

塗装工事でよくあるトラブル事例②

皆さんこんにちは。   今回も前回の続きで塗装工事でよくあるトラブル事例について書きたいと思います。     トラブル事例4 ・塗装工事中の塗料の臭い 工事が始まると塗料の臭いが気になる方は少なくありません。 工事中の塗料の臭いは完全に取り除くことは出来ません。しかし、軽減する方法はあります。 まず、使用する塗料に注意しましょう。 塗料には「水性」と「溶剤」の2種類あります。臭いが少ないのは「水性」です。 外壁塗装の際は、塗料の臭いが窓から侵入するため、臭いを少しでも軽減したい方は水性塗料をおすすめします。 そして、工事が始まってからはむやみに窓を開けないようにしましょう。   トラブル事例5 ・予定している工期から大幅に遅れている 塗装は天気・気候により塗装出来ないこともある為、工事スケジュールの遅れは多少あります。 スケジュールの遅れがある場合は、業者になぜ遅れているかを確認することです。 遅れの理由をあいまいにしている場合、業者の都合による遅れの可能性がある為、改善してもらえるようにする必要があります。   トラブル事例6 ・工事中の騒音などが原因で近隣住民とトラブルに 塗装工事中は、工事の音や職人の出入りなどで、何かと騒がしくなるため、 近隣住民に不愉快な思いをさせてしまうリスクは十分にあります。 トラブルを引き起こさないためには、工事前に近隣へのあいさつが有効です。 塗装工事をすること・そのスケジュール(足場の組立、足場の解体)を伝え、ご迷惑をお掛けすることを前もってお詫びしておくといいでしょう。 三輪塗装では、工事の約1週間前に近隣の方に挨拶を行い、工事のスケジュールを伝えています。       トラブル事例7 ・塗装工事後に塗り残しや塗りムラなどを発見 塗装工事完了後に塗り残しや、塗りムラなどを発見するケースがあります。 発見したらすぐ業者に連絡をしましょう。業者の不備だった場合は間違いなく補修してくれるはずです。 ただし、支払いが完了している場合や、工事後時間が経ちすぎている場合は対応してもらえないこともあるので、注意が必要です。 補修してもらえることになったら口頭での約束ではなく、書面で確認するようにしましょう。 三輪塗装では、こうしたトラブルを避けるため塗装完了後に点検を行い、塗り残し・塗りムラが無いかを確認します。   何かトラブルがあった場合は、すぐに業者に連絡することで対処の方法の選択肢も増えてきます。 その際、見積書や、契約書、工程表などを確認することでスムーズな解決が期待できます。
岐阜県関市 外装リフォーム工事 Y様邸
2018年6月20日(水)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 Y様邸

皆さんこんにちは。 梅雨に入り晴れも多かったですが今週は天気が悪そうです。雨が降ると作業ができないためなかなか大変です。 早く梅雨終わって欲しいですね、、、。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回はY様邸の工事紹介をしたいと思います。 まず、屋根・外壁の素材説明をします。 屋根は薄型スレートと言われる屋根材です。 主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。 欠点としましてはセメントが主成分の為、水を吸いやすいのが特徴となります。なので寒冷地の北海道には一棟もありません。 屋根現況です。 外壁は窯業系サイディングボードと言われる外壁材です。 セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。 屋根同様セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。 外壁現況です。 続いて、作業です。まず、高圧洗浄です。 屋根や外壁の汚れやコケ・チョーキングなどを洗い流していきます。この作業をいい加減にやってしまうと塗装後の耐久性に大きく影響してきます。 高圧洗浄の際に樋の中や土間なども洗浄していきます。 屋根高圧洗浄作業状況です。 外壁高圧洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事です。 繋ぎ目やサッシ廻りに打設していきます。他にも外壁のひび割れの補修もシーリングで行っていきます。 シーリングは紫外線に弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える材料)と呼ばれる揮発性の薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こし外壁の小口から水を吸ってしまい外壁を腐食させるため注意が必要となります。 腐食が進むと外壁の張替えをしないといけなくなったりもします。 シーリング撤去作業状況です。 プライマー塗布作業状況です。 シーリング打設作業状況です。 続いて、軒天塗装です。 軒天は上塗り2回行います。 色が透けないよう塗装していきます。繋ぎ目なども出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 軒天塗装作業状況です。 続いて、付帯部塗装です。 鋼鈑部はケレンして錆びや汚れを取り傷をつけ密着性を良くしてから錆び止めを行います。 錆び止め乾燥後上塗り1回目を行います。 塗り残しが無いよう塗っていきます。 外壁の塗装が完了後付帯部の仕上げを行っていきます。 付帯部上塗り1回目作業状況です。 続いて、屋根塗装です。 まず、下塗りです。上塗りとの密着性を良くしたりと重要な作業となります。 そして、スレート瓦のひび割れ部はタスマジックと言う補修材を使い接着させていきます。 タスマジックにて補修作業状況です。 続いて、下塗り乾燥後上塗り1回目です。 たっぷりと塗っていきます。 屋根上塗り1回目作業状況です。 続いて、縁切り工事をしていきます。 スレート瓦の塗装工程の中で非常に重要な工程となります。 縁切りとは塗装を行う際に瓦と瓦が重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることで雨水の排水口を作る作業のことです。 縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現状を起こし、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りを誘発する原因になります。 そのため塗装時には縁切り作業が必ず必要となります。 縁切り作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 塗り残しやムラが出ないよう均一に均しながら仕上げていきます。 屋根上塗り2回目作業状況です。 続いて、外壁塗装です。 まず、下塗りです。下塗りは塗装後の耐久性に大きく影響するためしっかりと塗装していきます。 外壁下塗り作業状況です。 続いて、上塗り1回目です。 下塗りがしっかりと乾燥後に行います。しっかりと乾燥していないと不具合の原因になりますので乾燥時間は重要となります。 外壁上塗り1回目作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 付帯部や屋根同様ムラが出ないよう仕上げていきます。 外壁上塗り2回目作業状況です。 いかがだったでしょうか? 今回はこの辺で、、、。
岐阜県関市 外装リフォーム工事 M様邸
2018年6月12日(火)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 M様邸

皆さんこんにちは。 今週から梅雨入りしましたね。いつ雨が降るかわからないので常に天気を気にして仕事しないといけませんね。 雨ではペンキは塗れないので大変です。はやく梅雨が終わってほしいです。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、M様邸の工事を紹介していきます。 まず、屋根・外壁の素材紹介をします。 屋根は瓦が使用されています。 こちらは粘土を一定の形に焼き固めたものを言います。 瓦には本瓦葺き用と桟瓦葺き用とがあり、形状や使用場所によって平瓦・丸瓦・鬼瓦・桟瓦・軒瓦などと呼びます。 こちらは塗装の必要はありませんが、瓦の割れやズレ、そして、棟と呼ばれる場所の瓦のズレや漆喰などが劣化してくると雨漏りの原因になりますので定期的なメンテナンスが必要となります。 外壁は窯業系サイディングボードが使用されています。 窯業系サイディングボードが使用されています。セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。 セメントが主成分のため、水を吸いやすいのが特徴となります。 ですので外壁の防水性が切れてきますと水を吸ってしまい外壁の劣化を進めてしまうため定期的なメンテナンスが必要となります。 現況です。 続いて、作業の紹介です。 まず、高圧洗浄です。この作業は塗装の仕上がりや密着性・耐久性に大きく影響するためとても重要な作業となります。 汚れていたりしては塗料の密着もよくありませんのでただ流せばいいと言うわけではありません。 外壁高圧洗浄作業状況です。 続いて、シーリング工事です。 繋ぎ目やサッシ廻りに打設していきます。他にも外壁のひび割れの補修もシーリングで行っていきます。 シーリングは紫外線に弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える材料)と呼ばれる揮発性の薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こし外壁の小口から水を吸ってしまい外壁を腐食させるため定期的なメンテナンスが必要となります。 シーリング撤去作業状況です。 シーリング完了後塗装工事に入っていきます。 まずは、養生(ビニール)をサッシや土間など汚れてはいけない場所に貼っていきます。 養生完了後付帯部塗装を行っていきます。 ケレン・清掃後錆び止め塗装を行います。錆び止めを入れないとすぐに錆びが出たりするため鋼鈑には錆び止めをしっかり塗っていきます。 錆び止め完了後上塗り1回目を塗っていきます。 錆び止め作業状況です。 続いて、軒天塗装です。 しっかりと均一にムラが出ないよう均しながら塗っていきます。 軒天1回目作業状況です。 その後軒天2回目塗装後外壁の塗装に入っていきます。 いかがだったでしょうか? 塗替えについて分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。 では、この辺で、、、。
岐阜県関市 外装リフォーム工事 I様邸
2018年6月2日(土)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 I様邸

皆さんこんにちは。 もうすぐ梅雨に入りそうですね。雨の日は作業がなかなかできないため大変です。 晴れた日は暑いので熱中症にも十分気をつけたいですね。しっかりと水分補給をしていきましょう。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、前回紹介したI様邸の工事の続きを紹介していきます。 まず、外壁の素材のみもう一度説明しておきます。 外壁は、モルタルとトタンが使用されています。 モルタルは、セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法の外壁のことです。 この外壁は非常に丈夫なイメージがありますが、実は、この素材自体の防水性能は低いので、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。 トタンは、金属系の素材のため劣化が進むと錆びが発生します。錆が進むと穴が開いたりします。 どちらの素材も定期的なメンテナンスが必要となります。 現況です。 モルタル部の下塗りです。 今回は、マスチックローラーにて模様を付けていきます。 マスチックローラーは円筒にヘチマ繊維状の部品を取り付けたもので、塗料を大量に取り込めるため簡単に厚塗りができるという特徴があります。 マスチックローラーによる下塗り作業状況です。 トタン部の下塗りは錆び止め塗料を塗っていきます。 錆び止めは金属の腐食を防ぐ効果があります。そして、上塗りとの密着を良くするためにも重要な作業となります。 錆び止めを入れないとすぐに錆びが出てきたり塗膜が捲れてきたり不具合を起こしてしまいます。 外壁錆び止め作業状況です。 続いて、外壁の上塗り1回目です。 塗り残しが無いよう確認しながら塗装していきます。 ネタをたっぷりと塗布していきます。 外壁上塗り1回目作業状況です。 続いて、上塗り2回目です。 ムラや繋ぎ目が出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 繋ぎ目は2人で上下に分かれて繋げていきます。 外壁上塗り2回目作業状況です。 外壁上塗り2回目作業状況です。 外壁塗装完了後付帯部を仕上げていきます。 こちらも繋ぎ目やダメが無いようしっかりと仕上げていきます。 付帯部上塗り2回目作業状況です。 付帯部上塗り2回目作業状況です。かなりキレイに仕上がります。 最後に検査して手直し後足場解体となります。 いかがだったでしょうか? ただ塗ればいいと言うわけではありません。 トタン面などは繋ぎ目が出やすいため注意して塗装していきます。 分からないことなどありましたらお気軽にお問い合わせください。 今週はこの辺で、、、  
モルタル外壁について
2018年6月2日(土)

モルタル外壁について

日本で窯業系サイディングについで多いのがモルタルの外壁のお家です。 モルタルの外壁ってどんなものなの?どうなの?という方に、モルタルの外壁についてお話ししたいと思います。 1.モルタルとは モルタルの外壁は砂とセメントと水を混ぜ合わせたものをペースト状にし、下地を施した外壁にコテで塗りつけて作った外壁の事です。 ただしこのモルタルだけでは水を吸ってしまい、モルタルがひび割れてしまうので、 最終仕上げを行い、意匠性と防水性を持たせています。 1990年ころまでは主流の工法でしたが手間がかかり工期も長くなるため、窯業系サイディングに主流の座を明け渡しましたが、意匠性が高いため根強い人気があります。   2.モルタルのつくり モルタルをいきなり外壁に付けても密着しません。 下地板の上に防水紙を貼り、ラス網と言われる金網をつけます。 この網があることでモルタルが垂直の壁に落ちることなく密着するのです。 ペースト状のモルタルは乾燥し、硬化収縮します。 ラス網には、この乾燥過程でのひび割れを発生しにくくする役割もあります。   3.モルタルの仕上げ モルタル外壁はモルタルをコテで塗り付けた後、様々な表面仕上げをしていきます。 ここでは代表的な仕上げを紹介します。 ①リシン   石や砂とセメントやアクリル樹脂と混ぜた材料を吹き付けたもので、ザラついた仕上がりになります。 そのザラつきで光を拡散させるため、艶が抑えられた落ち着きのある風合いがあります。 ②吹付タイル 塗料を吹き付けて大小さまざまな粒感のある陶器質の仕上がりになります。下塗り、ベース吹き、模様吹きを合わせて3~5工程程度行う複層仕上げです。 吹き付けたままの「吹き放し仕上げ」、吹付後ローラーで均し粒の丸みを抑えた「ヘッドカット仕上げ」もあります。 ③スタッコ スタッコ材とは骨材と結合剤、水を混ぜた吹き付け材のことです。スタッコも、吹付タイル同様、「吹き放し仕上げ」と「ヘッドカット仕上げ」あがあります。 リシンや吹付タイルに比べ厚みがあり、凹凸が激しく重厚感があります。半面凹凸に、コケや汚れが溜まりやすいというデメリットもあります。 ④左官仕上げ コテや櫛目などで様々な表情を出す仕上げです。熟練の左官職人の技術が必要です。 ⑤ローラー仕上げ ローラーを用い塗料を塗っていく方法です。ローラーの毛足の長さや種類を変えることで、仕上がりも変わってきます。   4.モルタルの劣化 モルタルの外壁は、硬化し成形されます。 この硬さゆえ、ひび割れが起こりやすく、そこから水が浸入する恐れがあります。 また表面に施した仕上げ材が経年によりチョーキングを起こし、粉が付いたり、骨材の砂などが落ちたりします。 また施工時に、細かな空気を含んで塗装を行った結果、ピンホールと呼ばれる穴ができ、外壁が吸水しやすい状況に至ります。 これらの事象を見落とし放置すると、塗膜の浮きやはがれが見られる場合もあります。   5.モルタルのメンテナンス 張り替えもまれに行われますが、塗装によるメンテナンスが一般的です。 クラック(ひび割れ)部分にはシーリングを充填し、割れた部分を埋めていきます。 また、浮きやはがれの見られる場合には洗浄や、皮スキなどを用いて撤去します。 撤去した部分は、はがれの無い部分との模様を合わせ行い下地を調整します。 ここまで行ったら、シーリングや、下地調整部分が目立たないよう、全体に塗装を行いましょう。 塗装を行うことで、全体の美観も整い、防水性も高まります。 メンテナンス時期は建物の作りや環境により異なります。 触って粉が付くチョーキング現象や、クラックの発生が見られたらプロによる診断・メンテナンス提案を受けると良いでしょう。    
塗装工事でよくあるトラブル事例①
2018年5月27日(日)

塗装工事でよくあるトラブル事例①

皆さんこんにちは。   今回は塗装工事でのよくあるトラブル事例を書きたいと思います。 トラブルの内容は様々ですが、そのほとんどが、消費者が知識を持っておけば、未然に防げたトラブルです。     トラブル事例1 ・大幅値引きに飛びついた結果、粗悪な塗装工事をつかまされた。 「半額」「○○オフ」など目を引くような大幅値引きを提示してくる業者には注意が必要です。 なぜならば、塗装工事の価格は大幅に値引きできるものではないからです。 大幅値引きとうたいながら、実は初めに提示する見積額を割り増ししておいて、 その後、あたかも値引いたかのように見せているだけかもしれません。 もしくは、材料を安価なものにすり替えて材料費を抑えたり、 本来1週間かかる工事工程において乾燥時間を確保しないなど仕様を無視した工事を行い、 2-3日で終わらせることで、工事費を抑えていたりと、消費者には分からないように巧妙に価格を操作している可能性も十分にあります。 大幅値引きを提示された際には、なぜ、それほど安くなるのかを確認しましょう。何らかのカラクリが潜んでいるかもしれません。   トラブル事例2 ・追加工事が発生する 塗装工事は、劣化状況によっては追加工事が発生することがあります。 はじめは適正な価格を提示しておき、工事が始まってから「追加工事が必要になった」として、 追加料金を請求し、価格をつい上げようとする心無い業者も存在します。 重要なのは、契約前に追加工事のリスクがあるかどうかをキリンと確認しておくことです。 その際、追加工事が発生した場合にかかる費用も確認しておくと安心です。 また、本当にその追加工事は必要なのか、また工事内容についても詳しく確認するようにしてください。   トラブル事例3 ・仕上がりが、イメージしていた色と違う。 「色見本で確認したいろと、外壁に塗装した色が違って見える」、 「思っていた印象と違う仕上がりになり、満足できていない」などのトラブルは後を絶ちません。 色を選ぶ段階で、一度は納得している以上「仕上がりが気に入らない」と言う理由で、 業者が無料で違う色に塗り替えてくれることはないでしょう。 色を選ぶ際には、たとえ塗りたい色が決まっていても、業者と打ち合わせを行い、 本当にその色で納得の仕上がりになるのかを確認しておくことが重要です。 せれでも不安が残る場合は、業者にお願いしてその色を塗装したサンプルをもらうか、実際に塗装した住まいを見せてもらうかなどして、 仕上がりのイメージを正しく把握するようにしましょう。   実際面積効果でサンプルの大きさが違うだけでも色の濃さが違って見えてきます。