現場ブログ

岐阜県岐阜市 外装リフォーム工事 A様邸
2018年4月23日(月)

岐阜県岐阜市 外装リフォーム工事 A様邸

皆さんこんにちは。 最近日中はかなり暑くなってきました。水分の補給はこまめに行いたいですね。夏も近づいてきましたので体調管理には気をつけたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、A様邸の工事を少し紹介したいと思います。 まず、素材説明です。 上部の外壁は窯業系サイディングボードが使用されています。 セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。 サイディングは水を吸いやすいので防水性が切れますと水を吸ってしまいコケの発生やひび割れなどを起こします。 下部の外壁はガルバリウム鋼板が使用されています。こちらは非常にサビにくく耐久性のいいものとなっています。 しかし経年により退色や錆びが発生しますので定期的なメンテナンスが必要となります。 外壁状況です。 続いて作業の紹介です。 まず、最初は高圧洗浄です。高圧洗浄は塗装工程においてとても重要な工程となります。 汚れやコケが取れていないとその上に塗装を行っても仕上がりが悪くなってしまいます。それだけでなく塗料の密着性や耐久性などにも大きく影響してきますのでしっかりと高圧洗浄を行うことが重要となります。 高圧洗浄時に樋の中や土間の洗浄も行っていきます。 高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄後シーリング工事を行います。 シーリングとは構造物の防水性や機密性を保持するために、繋ぎ目や隙間に打設していく材料のことを言います。 他にも用途として外壁・屋根のひび割れの補修、部材の端末処理など広い範囲で使用されています。 しかし、シーリングは紫外線に弱くまたシーリングに含まれる可塑剤(柔軟性を与えるために加える材料)と呼ばれる揮発性の薬品の寿命によりひび割れや硬化などを起こします。ひび割れなどを放置しておくと水が入り雨漏りなどの原因になるため注意が必要です。 塗替えの際、目地は既存の上にシーリングを打つと厚みが確保できずすぐにひび割れを起こすため既存のシーリングを撤去しプライマー塗布後に新しいものに打ち替えていきます。 シーリング撤去作業状況です。 シーリング撤去作業状況です。 プライマー塗布作業状況です。 シーリング打設作業状況です。 いかがだったでしょうか? シーリングもただ打てばいいわけではありません。厚みが確保できない場合はしっかりと撤去して打ち替えないとすぐにひび割れを起こしてしまうため注意が必要となります。 では今回はこの辺で
モニエル瓦塗装
2018年4月18日(水)

モニエル瓦塗装

    モニエル瓦塗装行いました。経年変化で塗装面が劣化しています。 高圧洗浄で綺麗にして塗装を行います。 オリエンタル塗料のマイティーシリコンを塗装しました。 マイティーシリコンは、優れた耐候性と耐久性があり、カビや藻類の発生を抑え美観を保ちます。 艶のある綺麗な仕上がりになりました。新品のようでお客様にも満足していただきました。    
ベランダウレタン塗膜防水
2018年4月17日(火)

ベランダウレタン塗膜防水

ベランダのウレタン防水を行いました。現場調査時は、漏水はありませんでしたが 塗膜は劣化してコケの発生が見られました。 高圧洗浄で綺麗にして工事を行いました。 ウレタン塗膜防水は、液体状のウレタン樹脂を塗りつけて、塗布した材料が科学 反応して固まると、ゴム状で弾性のある防水膜ができあがります。 液体状の材料を使って現場で仕上げる工法なので、複雑な形状をした場所でも 継ぎ目のない完全な防水膜を作る事ができます。
岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸
2018年4月17日(火)

岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸

皆さんこんにちは。 4月ももう中旬ですね。4月は新生活が始まり慣れないことが多く大変な時期だと思います。バタバタしてしまうと事故なども起きやすいので気をつけていきたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は関市K様邸の工事紹介をしていきます。 まず、外壁の素材説明を行います。 この外壁はモルタルと呼ばれます。 モルタルとは、セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法の外壁のことです。 この外壁は非常に丈夫なイメージがありますが、実は、この素材自体の防水性能は低いので、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。 防水機能を果たしている塗膜が劣化してくると、徐々に水分を吸収しクラックと呼ばれる亀裂が生じますので注意が必要です。 続いて、作業です。 まず、足場を組んだら最初に高圧洗浄を行います。 高圧洗浄は、塗装工事の仕上がりや塗料の耐久性に大きく影響してしまうのでとても重要な工程となります。汚れが取れていないと高圧洗浄をする意味がありません。ですのでただ水で流すだけではいけません。しっかりコケなどを取っていきます。 高圧洗浄をしっかり行うと半日とか一日かかります。しかし、仕上がりや塗料の耐久性に影響してしまうため丁寧に行わなければなりません。 洗浄の際に樋の中や土間も一緒に清掃していきます。 高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄が終わったらシーリング工事を行いその後塗装工事に入っていきます。 まず、付帯部塗装工事です。 鉄部はまずケレンを行います。ケレンは、錆びを落としたり旧塗膜との密着を良くしたりするためにとても重要となります。 ケレンを行わないと塗装をしてもすぐに錆びが発生したり塗膜が捲れたりと不具合を起こしてしまいます。 ケレン完了後錆び止めを行います。 錆び止めは金属の腐食を防ぐ効果がありますのでとても重要な作業となります。錆び止めを塗らないとこちらもすぐに錆びが発生してきてします。 錆び止め作業状況です。 続いて、上塗り1回目です。 細部までしっかり塗り残しが無いよう確認しながら塗装していきます。 上塗り1回目作業状況です。 外壁塗装が終わり次第上塗り2回目を行い仕上げていきます。 続いて、外壁塗装です。 まず、外壁の下塗りです。上塗りとの密着を良くしたり凸凹を平滑にするためにとても重要な工程となります。 この下塗りを抜いてしまうと密着不良などの不具合が出てしまうので注意が必要です。 下塗り完了後上塗りを行っていきます。 下塗り作業状況です。 いかがだったでしょうか?塗装は下地処理がとても重要になってきます。 上塗りをしてしまうと分からなくなってしまいますが手を抜かずにしっかりやることが塗料の耐久性を良くする秘訣です。    
パテの練習
2018年4月16日(月)

パテの練習

皆さんこんにちは。   現在、2級塗装技能士の練習をしています。 その中でもパテと言うものがあります。 パテとはペースト状の充填材のことです。 塗装の下地処理や傷の隠蔽、ガラスの取り付け、鉄管の継ぎ目のガス漏れ・水漏れの防止などに使われます。 他にも部材のくぼんだ部分を埋めて滑らかにしたり、雨水の浸入などを防ぐために使われます。 工芸や模型の造形、自動車などの板金修理にも用いられます。   私は、実際の現場でパテを使ったことが無く、試験の為練習しています。   柔らかさだったり、付ける量だったり経験がないので、初めはムラムラで時間もかかっていました。 今もまだムラムラで時間はかかりますが、なんとなく感覚がつかめてきました。 まだ試験まで時間があるので、練習していき合格できるように頑張ります。  
塗り替えのタイミング
2018年4月14日(土)

塗り替えのタイミング

皆さんこんにちは。   今回は、無理替えのタイミングについて書きたいと思います。   塗り替えのタイミングとしてすぐに思いつくのが、汚れや色褪せが気になった時です。 塗り替えることで建物は新築のような美しさを取りも出せるため、美観を保つために塗り替えるのは正しいタイミングです。 塗装する際、今までとは違った色の塗料を選ぶことで、 建物が綺麗になるだけでなく建物のイメージチェンジをすることも可能です。   二つ目の塗り替えのタイミングとして、塗装での「保護」機能が失われかけているときです。 「保護」とは、雨風や紫外線などの外部環境から建物を守る塗装の役割のひとつです。 外壁などの劣化を進行させる要因である紫外線、雨水の影響を最小限に食い止め、 建物の劣化、雨水の侵入するのを防ぐことが出来ます。 最適なタイミングで塗装を行わなければ、紫外線が建物の劣化を進行させ、 建物に雨水が浸入し内部が腐食して、塗装だけの問題ではなくなってしまいます。 「保護」機能が失われかけているときに塗り替えを行うことで、建物の寿命を延ばすことが出来ます。   劣化の症状として目でわかる物として、色あせ(チョーキング)・コケの発生・ひび割れ・塗膜のめくれなどがあります。   初期症状として、チョーキングと言うものがあります。 紫外線の影響で、塗料に含まれる樹脂と顔料が分離し顔料が浮き出て、触るとチョークの粉のように付着するものです。 塗装での「保護」機能が失われはじめ、塗り替えの目安となります。       塗装の「保護」機能が失われると、外壁材が雨水を吸収しコケが発生しています。 ここまで来ると塗装での「保護」機能が失われ建物が劣化していることになります。       外壁材が雨水を吸収し気温の変化で膨張・伸縮をし外壁材がクラック(ひび割れ)を起こしてしまいます。       外壁材が雨水を吸収し、雨水が内側から外へ出ようとし塗膜を突き破って塗膜がめくれてしまいます。       実際、ひび割れ・塗膜のめくれが発生していると内部まで劣化している恐れがあり、外壁材自体を交換することもあります。 なので、外壁材にコケが発生していたら塗装での「保護」が失われているので、塗り替えをオススメします。   もう一つ、塗り替えのタイミングとして塗り替えの周期があります。 使用されている塗料にもよりますが8年から12年と言われています。   アクリル 約3~5年 ウレタン 約5~7年 シリコン 約7~10年 フッ素 約12~15年 無機  約15~20年   あくまでも目安なので正確な時期を知る為には、”プロタイムズ岐阜関店(有)三輪塗装”に頼めば間違いありません。
瓦とカラーベストについて紹介します。
2018年4月9日(月)

瓦とカラーベストについて紹介します。

皆さんこんにちは。 今年は例年より暖かくもうすでに桜が散ってしまいましたね。 しかし、週末は寒さが戻ってきて寒いですね。気温の差がありますので体調を崩さないようしっかりと体調管理をしたいですね。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、瓦とカラーベストについて紹介していきたいと思います。 まず、瓦です。瓦とは粘土を一定の形に作り、瓦窯で焼いたものを言います。 屋根葺き(屋根の表面を覆うこと)に用いられている建材の中でも代表的なものとなっています。 メンテナンスとしては塗装の必要はありませんが瓦の割れやズレなどが見られる場合は瓦の交換などの修繕が必要となります。 良く見られる劣化としまして、瓦の棟と呼ばれる場所の劣化です。 釘を使用して棟を固定している場合釘が下地の気温による伸縮により浮いてきたりします。そこから水が入り漆喰が剥がれたりコケが発生してきたりします。ほかに本来棟の繋ぎ部分を伝って外に水が排出されますが強風の雨が降った際に棟の中に水が入ってしまい水が溜まることによって漆喰が剥がれたりコケが発生したりします。 漆喰が剥がれますと雨の時に葺き土が流れ棟が崩れてきて雨漏りの原因になりますので注意が必要となります。 漆喰剥がれ状況です。 続いて、カラーベストについてです。 カラーベストとは、主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。しかし、2004年からはアスベストは使用されなくなりました。 厚さが4.5mmと薄く軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。 欠点としましてはセメントが主成分の為、水を吸いやすいのが特徴です。寒い地域の北海道にはカラーベスト屋根が一棟もありません。 ですので施工時には工場から塗装された状態で運ばれて来ますがその耐久年数が5~7年と短く10年を経過するころには防水性が切れてしまいますので定期的なメンテナンスが必要となります。 メンテナンスとしては、塗装による保護を行います。しかし、劣化がかなり進行していますと塗装による保護ができないため板金によるカバー工法による保護が必要となります。 良く見られる劣化としまして、屋根材のコケの発生やひび割れや割れそして、瓦同様棟と呼ばれる場所(カラーベストの棟は鋼鈑)の劣化です。 塗膜の防水性が切れることでコケが発生したり水を吸ってしまい冬に凍害を起こし爆裂しひび割れや割れなどを起こします。 カラーベストの棟は、鋼鈑が使用されています。こちらも瓦同様棟を固定している釘が浮いてきたりします。 放置しておくと台風のときに棟が飛んでしまったり雨漏りの原因になるため早急な処置が必要となります。   いかがだったでしょうか? それぞれ特徴や欠点があります。しっかりと理解してうえでメンテナンスをすることが重要となります。              
屋根材荷上げ搬入
2018年4月6日(金)

屋根材荷上げ搬入

  屋根材の荷上げ作業を行いました。作業前にそれぞれの作業者の 役割を定め危険個所や危険行動をチェックして作業に入ります。 玉掛け作業の資格者の合図の元クレーンで荷上げが始まります。 事前に密な打ち合わせを、行う事で安全に効率よく作業を行う 事が可能になります。 作業は、それぞれの有資格者が行います。資格のある者が先頭になり 安全な現場作りを目指します。    
シーリングの劣化について
2018年4月1日(日)

シーリングの劣化について

皆さんこんにちは。   以前シーリングについて書きましたが、今回はシーリングの劣化などについて書きたいと思います。   品確法の制定によりシーリング材は、 「雨水の侵入を防止する部分(屋根・外壁・下地)に含まれ、 新築住宅を対象にシーリング防水を含む10年保証の瑕疵担保期間が義務付られました。 シーリングの耐用年数では、新築工事の場合、補修う、改修工事の場合とも、耐用年数を10年としています。   シーリング材の寿命については、7年を超えると故障率が高くなり寿命を迎えると考えられています。 故障率はバスタブ曲線を描き、経過年数1-3年が初期故障、4-6年が偶発故障、7年以降が摩耗故障と考えられています。 初期故障の原因では、材料の選定ミス・施工ミス・使用前の材料の変質・目地納まりの不良などがあります。 対策として、デザインレビューの実施・施工標準の作成と実行・検査の方法の確立と実施・1年目検査の実施 施工直後に発生し、時間の経過とともに故障率は減少していく   偶発故障の原因では、大地震による外力・鳥類などによる被害などがあります。 対策として、2段階防水のジョイントの採用 故障率が時間に無関係で、故障を予測できない   摩耗故障の原因では、材料の劣化・疲労老化・摩耗など上がります。 保全周期の設定・診断の実施・予防保全の実施 時間の経過とともに故障率は増加する   シーリングの具体的な劣化は、 しわ シーリング材などの収縮によってシーリング材が波打つ現象 変退色、汚れ シーリング材表面の汚れ、又はシーリング材成分の一部が被着体の表面に付着して汚れる現象 ひび割れ シーリング材表面に微細なひび割れが発生する現象     白亜化 シーリング材表面が粉上になる現象・チョーキング 仕上げ材の浮き、変色 シーリング材の上に施工された仕上げ塗料などがシーリング材と剥離したり変色を生じる現象・ブリード 漏水またはその痕跡 シーリング材の破断などにより外壁部材などから漏水またはその痕跡 被着面からの剥離 シーリング材が被着面剥離する現象 シーリング材の破断 シーリング材に発生したひび割れが目地底まで到達し、完全に破断している状態     被着体の破壊 シーリング目地周辺の被着体にひび割れや欠落が発生する現象 シーリング材の変形 シーリング材が外部方向に膨れたりする現象 シーリング材の軟化 紫外線・熱などによってシーリング材が柔らかくなる現象 などがあります。   改修方法として 既存のシーリング撤去し新しくシーリングを打設する打ち替え 既存のシーリングの上から新しいシーリングを被せて打設する増し打ちがあります。 方法も既存のシーリングの劣化の状態、厚みなどによって変わってきます。
岐阜県岐阜市 外装リフォーム工事 I様邸
2018年4月1日(日)

岐阜県岐阜市 外装リフォーム工事 I様邸

皆さんこんにちは。 気温も暖かくなり桜も一気に咲いて花見日和が続いていますね。昼間なんかは半袖でも大丈夫なくらい暑いです。 花粉症も酷くクシャミも止まりませんし目も痒いです。しっかり薬も飲んで対策していきます。 さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。 今回は、岐阜市のI様邸の工事が終わってきましたので紹介したいと思います。 まず、外壁の素材説明です。 この外壁はモルタルと呼ばれます。モルタルとは、セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法の外壁のことです。 この外壁は非常に丈夫なイメージがありますが、実は、この素材自体の防水性能は低いので、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。 防水機能を果たしている塗膜が劣化してくると、徐々に水分を吸収しクラックと呼ばれる亀裂が生じますので注意が必要となります。 現況です。 続いて、作業に入っていきます。まず、高圧洗浄です。結構紹介していますが大事な作業ですので紹介します。 この最初の工程の高圧洗浄は、外壁塗装の仕上がりや耐久性に大きく左右するのでとても重要な作業となります。 汚れが取れてないと意味がありませんからね。外壁塗装前の高圧洗浄は、ただ水で流せば良いという簡単なものではありません。 仕上がりや耐久性を左右する工程ですから丁寧に行わなければいけません。高圧洗浄にも種類があり外壁に応じて適したものを使用していきます。 高圧洗浄時に樋の中や土間の洗浄も行っていきます。 外壁高圧洗浄作業状況です。 樋の中高圧洗浄作業状況です。 高圧洗浄後シーリング工事が完了次第塗装工事に入っていきます。 まず養生です。汚れてはいけない場所にビニールなどで囲っていきます。 養生が終わりましたら塗装をしていきます。まず、軒天の塗装です。 塗り残しなどが無いよう確認しながら塗装していきます。 軒天塗装1回目作業状況です。 続いて、軒天2回目です。 ムラや繋ぎ目が出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 軒天塗装2回目作業状況です。 続いて、付帯部の塗装です。今回はサッシの廻りなどの飾りは塩ビが使用されていたので塩ビ専用の下塗りを入れていきます。 これを知らずにそのまま塗装をしてしまうと仕上げてもずっと表面がベタベタしたり数ヶ月で黒ずんできたりします。 これは、塩ビシートを柔らかくする為の可塑剤というものが、塗膜の表面に出てくることで引き起こされます。ですので、しっかりと塩ビ専用の下塗りを入れることが重要となります。 付帯部下塗り作業状況です。 続いて、付帯部上塗り1回目です。 細部までしっかりと塗装していきます。 付帯部上塗り1回目作業状況です。 続いて、付帯部上塗り2回目です。 ムラや繋ぎ目が出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 付帯部上塗り2回目作業状況です。 続いて、外壁塗装です。 まず、下塗りです。下塗りは上塗りとの密着を良くしたりと重要な工程となります。 手を抜くことなく細部までしっかりと下塗りを入れていきます。 外壁下塗り作業状況です。 続いて、外壁上塗り1回目です。 付帯部も同様で塗料がしっかりと乾燥後次の工程を行います。塗料がしっかりと乾燥してなく上に塗装してしまうと塗膜が縮んだりなど不具合が起きたりします。なのでしっかりと乾燥後次の工程を行います。 しっかりと塗り残しが無いよう確認しながら塗装していきます。 外壁上塗り1回目作業状況です。 続いて、外壁上塗り2回目です。 付帯部同様ムラや繋ぎ目などが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。 外壁上塗り2回目作業状況です。 塗装工事が完了後クリーニングをします。 普段足場ないと掃除しにくい場所などもありますのでこの際にキレイに清掃していきます。 クリーニング作業状況です。 いかがだったでしょうか? ただキレイになればいいわけではありません。仕上げるまでの下準備がとても大切になってきます。 では今週はこの辺で。
セキスイかわらUについて
2018年3月30日(金)

セキスイかわらUについて

みなさんこんにちは。   今回はセキスイかわらUと言う瓦について書きたいと思います。   セキスイかわらUは、本物の瓦屋根の様なフォルムで、屋根カバー工法などにも対応できます。 アスベストの健康被害による問題を受け1990年にノンアスベスト小野製品として再販されました。 その後相次いでクレームが報告されています。 規定よりも弱くてもろい屋根だったのが原因です。 アスベストが入っている瓦と比べると力強い粘着性が無く、表面の塗装が剥離し、ひび割れが発生してしまいます。       塗装によるメンテナンスでは、塗膜剥離が進んでいる場合、屋根そのものの品質が急速に悪化する為、屋根の品質維持は不可能です。 改修方法としては、材質自体に問題がある為、金属屋根などへの葺き替えが一般的です。 アスベストが含まれている瓦でも、塗装などの定期的なメンテナンスが必要です。   表面の塗膜が剥がれ、白い基材が露出していたり、 屋根の表面にたくさんのヒビ、大きな割れがある場合ノンアスベストのセキスイかわらUの可能性があります。  
カラーベスト屋根塗装 下塗り
2018年3月27日(火)

カラーベスト屋根塗装 下塗り

HBプライマーJY-IRは、素地と上塗り塗料との密着性を高める効果 が非常に高く、さらにプライマーとしての機能に加えて、遮熱効果も あります。 しっかり高圧洗浄をした後にHBプライマーJY-IRを塗装して いきます。決められた塗布量を守り、塗り残しの無いように 丁寧に塗装していきます。 プライマー塗装完了です。 これで、素地が上塗りを吸い込むのを防ぎ上塗りとの密着を高めます。 この後、上塗りを2回行います。カラーベスト屋根は、条件にもよりますが 新築から10年ほどで一度調査してみることをお勧めします。