岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸
2018年4月17日(火)
皆さんこんにちは。
4月ももう中旬ですね。4月は新生活が始まり慣れないことが多く大変な時期だと思います。バタバタしてしまうと事故なども起きやすいので気をつけていきたいですね。
さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。
今回は関市K様邸の工事紹介をしていきます。
まず、外壁の素材説明を行います。
この外壁はモルタルと呼ばれます。
モルタルとは、セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法の外壁のことです。
この外壁は非常に丈夫なイメージがありますが、実は、この素材自体の防水性能は低いので、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。
防水機能を果たしている塗膜が劣化してくると、徐々に水分を吸収しクラックと呼ばれる亀裂が生じますので注意が必要です。
続いて、作業です。
まず、足場を組んだら最初に高圧洗浄を行います。
高圧洗浄は、塗装工事の仕上がりや塗料の耐久性に大きく影響してしまうのでとても重要な工程となります。汚れが取れていないと高圧洗浄をする意味がありません。ですのでただ水で流すだけではいけません。しっかりコケなどを取っていきます。
高圧洗浄をしっかり行うと半日とか一日かかります。しかし、仕上がりや塗料の耐久性に影響してしまうため丁寧に行わなければなりません。
洗浄の際に樋の中や土間も一緒に清掃していきます。
高圧洗浄作業状況です。
高圧洗浄作業状況です。
高圧洗浄が終わったらシーリング工事を行いその後塗装工事に入っていきます。
まず、付帯部塗装工事です。
鉄部はまずケレンを行います。ケレンは、錆びを落としたり旧塗膜との密着を良くしたりするためにとても重要となります。
ケレンを行わないと塗装をしてもすぐに錆びが発生したり塗膜が捲れたりと不具合を起こしてしまいます。
ケレン完了後錆び止めを行います。
錆び止めは金属の腐食を防ぐ効果がありますのでとても重要な作業となります。錆び止めを塗らないとこちらもすぐに錆びが発生してきてします。
錆び止め作業状況です。
続いて、上塗り1回目です。
細部までしっかり塗り残しが無いよう確認しながら塗装していきます。
上塗り1回目作業状況です。
外壁塗装が終わり次第上塗り2回目を行い仕上げていきます。
続いて、外壁塗装です。
まず、外壁の下塗りです。上塗りとの密着を良くしたり凸凹を平滑にするためにとても重要な工程となります。
この下塗りを抜いてしまうと密着不良などの不具合が出てしまうので注意が必要です。
下塗り完了後上塗りを行っていきます。
下塗り作業状況です。
いかがだったでしょうか?塗装は下地処理がとても重要になってきます。
上塗りをしてしまうと分からなくなってしまいますが手を抜かずにしっかりやることが塗料の耐久性を良くする秘訣です。