岐阜県岐阜市 外装リフォーム工事 I様邸
2018年4月1日(日)
皆さんこんにちは。
気温も暖かくなり桜も一気に咲いて花見日和が続いていますね。昼間なんかは半袖でも大丈夫なくらい暑いです。
花粉症も酷くクシャミも止まりませんし目も痒いです。しっかり薬も飲んで対策していきます。
さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。
今回は、岐阜市のI様邸の工事が終わってきましたので紹介したいと思います。
まず、外壁の素材説明です。
この外壁はモルタルと呼ばれます。モルタルとは、セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法の外壁のことです。
この外壁は非常に丈夫なイメージがありますが、実は、この素材自体の防水性能は低いので、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。
防水機能を果たしている塗膜が劣化してくると、徐々に水分を吸収しクラックと呼ばれる亀裂が生じますので注意が必要となります。
現況です。
続いて、作業に入っていきます。まず、高圧洗浄です。結構紹介していますが大事な作業ですので紹介します。
この最初の工程の高圧洗浄は、外壁塗装の仕上がりや耐久性に大きく左右するのでとても重要な作業となります。
汚れが取れてないと意味がありませんからね。外壁塗装前の高圧洗浄は、ただ水で流せば良いという簡単なものではありません。
仕上がりや耐久性を左右する工程ですから丁寧に行わなければいけません。高圧洗浄にも種類があり外壁に応じて適したものを使用していきます。
高圧洗浄時に樋の中や土間の洗浄も行っていきます。
外壁高圧洗浄作業状況です。
樋の中高圧洗浄作業状況です。
高圧洗浄後シーリング工事が完了次第塗装工事に入っていきます。
まず養生です。汚れてはいけない場所にビニールなどで囲っていきます。
養生が終わりましたら塗装をしていきます。まず、軒天の塗装です。
塗り残しなどが無いよう確認しながら塗装していきます。
軒天塗装1回目作業状況です。
続いて、軒天2回目です。
ムラや繋ぎ目が出ないよう均一に均しながら塗装していきます。
軒天塗装2回目作業状況です。
続いて、付帯部の塗装です。今回はサッシの廻りなどの飾りは塩ビが使用されていたので塩ビ専用の下塗りを入れていきます。
これを知らずにそのまま塗装をしてしまうと仕上げてもずっと表面がベタベタしたり数ヶ月で黒ずんできたりします。
これは、塩ビシートを柔らかくする為の可塑剤というものが、塗膜の表面に出てくることで引き起こされます。ですので、しっかりと塩ビ専用の下塗りを入れることが重要となります。
付帯部下塗り作業状況です。
続いて、付帯部上塗り1回目です。
細部までしっかりと塗装していきます。
付帯部上塗り1回目作業状況です。
続いて、付帯部上塗り2回目です。
ムラや繋ぎ目が出ないよう均一に均しながら塗装していきます。
付帯部上塗り2回目作業状況です。
続いて、外壁塗装です。
まず、下塗りです。下塗りは上塗りとの密着を良くしたりと重要な工程となります。
手を抜くことなく細部までしっかりと下塗りを入れていきます。
外壁下塗り作業状況です。
続いて、外壁上塗り1回目です。
付帯部も同様で塗料がしっかりと乾燥後次の工程を行います。塗料がしっかりと乾燥してなく上に塗装してしまうと塗膜が縮んだりなど不具合が起きたりします。なのでしっかりと乾燥後次の工程を行います。
しっかりと塗り残しが無いよう確認しながら塗装していきます。
外壁上塗り1回目作業状況です。
続いて、外壁上塗り2回目です。
付帯部同様ムラや繋ぎ目などが出ないよう均一に均しながら塗装していきます。
外壁上塗り2回目作業状況です。
塗装工事が完了後クリーニングをします。
普段足場ないと掃除しにくい場所などもありますのでこの際にキレイに清掃していきます。
クリーニング作業状況です。
いかがだったでしょうか?
ただキレイになればいいわけではありません。仕上げるまでの下準備がとても大切になってきます。
では今週はこの辺で。