代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

情報が多すぎる時代の、確かな業者選びとは?
2025年9月16日(火)

情報が多すぎる時代の、確かな業者選びとは?

今日は「情報が多すぎる時代に、どうやって信頼できる業者を選ぶか?」というテーマでお話しします。 ネットやSNSに溢れる「塗装情報」 今の時代、外壁塗装に関する情報はネットやSNSにあふれています。 私も「塗装」というキーワードで検索することが多いのですが、そのたびに関連する広告が次々と表示されます。 本当にとんでもない量です。 問題は、その中に誇大広告や誤解を招くような情報が多いこと。 「助成金が必ず出ます!」とか「今だけ大幅割引!」といった派手な言葉で個人情報を入力させようとする広告も見かけます。こうしたものは要注意です。 情報は「発信者の都合」で作られている インターネットは便利ですが、そこで発信される情報の多くは「売りたい側の都合」で作られています。 だからこそ、大切なのは そのまま鵜呑みにしないこと です。 実際、SNSを見ていると、私達業者に対して「公共工事で億単位の受注」「WEB集客を丸投げ」など、 耳障りの良い言葉が並ぶ広告も数多く出てきます。 しかし、こうしたものに安易に飛びつくと、結局は時間やお金を無駄にしてしまいかねません。 逆にいえば、ちょっと調べればわかることを調べずに決めてしまうから、良い結果につながらないケースが多いのです。 つまり「いい結果が生まれていない方」というのは、多くの場合「調べていない方」でもあります。 調べる・確かめることが何より大事 このブログを読んでくださっている皆さんは、おそらく普段から「調べる」「確かめる」ということを日常的に実践されていると思います。 だからこそ大きな心配はないかもしれません。 ただ改めて、調べる・確かめることの大切さ を強調したいのです。 塗装業界に限らず、最近はネット上の詐欺被害が激増しています。 岐阜でも「ロマンス詐欺」による被害が増えていると聞きます。 甘い言葉やうまい話を信じてしまうと、経済的にも精神的にも大きなダメージを受けてしまいます。 結局のところ、こうした詐欺やトラブルも「調べれば避けられたケース」が少なくありません。 このデジタル社会では情報が溢れかえっています。 その中で本物を選び取るには「情報を精査する力」が不可欠です。 これは塗装業者選びに限らず、あらゆる人が現代を生きていくうえで大事なスキルだと思います。   信頼できる業者を見分けるポイント では、どうやって確かな業者を選べばいいのか。私のおすすめは次の2つです。   ① 電話で問い合わせてみる 気になる業者があれば、まず電話してみてください。その際にチェックするのは、 ・劣化診断をしっかりしてくれるか? ・説明は分かりやすいか?という点です。丁寧さや誠実さは、対応の中に必ず現れます。 ② 実際に会社を見に行く さらに確実なのは「会社を直接訪ねてみること」です。 事務所や倉庫が整理整頓されているか? 社長や社員が誠実そうか? そこから、その会社の姿勢や考え方が見えてきます。 「そこまで行くのはちょっと気が引ける」という方もいるかもしれませんが、覗いてみるだけでもいいのです。 会社の雰囲気や周辺の様子を見るだけでも十分な判断材料になります。 実際に会社自体が存在しなかった、というケースもあります。これは悪徳業者にありがちなパターンです。   最後に ― 自分の目で確かめることが一番の安心 ネットには良いことばかり書いてある業者も多いですが、実際に会って話をすると印象がまったく違うこともあります。 だからこそ、最終的には 「自分の目で確かめる」。これが一番大切です。 確かな業者を選ぶことは、安心して工事を任せられることにつながります。 そしてその前提として「調べる・確かめる習慣」を持つことが、詐欺や悪質広告から自分を守ることにもなり、これからの時代を生き抜く力にもなるのです。 ↓     ↓     ↓ 特殊詐欺等被害防止対策関連
井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ戦
2025年9月15日(月)

井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ戦

IGアリーナで開催された WBA・WBC・IBF・WBO 世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ戦、観戦することができました。 人生初のボクシング観戦が、まさかの世紀のビッグイベントになるとは😃 全7試合のうち3試合が世界タイトルマッチ。 その中にあって、井上尚弥選手のスピードと技術はやはり別格。 試合中はハラハラドキドキでしたが、終わってみれば相手を完全に封じ込める圧巻の内容でした。 やはり彼はモンスターです! 実際の試合内容について様々なメディアで報道されている通り! 圧勝だったと思います。   次戦は12月、サウジアラビアでの試合が予定されているとのこと。 ちなみに井上選手の試合が東京圏以外で行われたのは今回が初めてだそうです。 これは新しくオープンしたIGアリーナのこけら落としだからこそ実現した特別な機会。 おそらく今後はもう見られない貴重な一戦だったのではないかと思います。 それにしても最近よく耳にする「名古屋飛ばし」 東京・大阪はあっても名古屋はスルーされがちですが、今回のような大舞台を見ていると、 このIGアリーナの存在が名古屋公演の価値を改めて見直させてくれるのでは…と期待してしまいます。   仲間のご縁で素晴らしい席に恵まれ、本当に満足度の高い時間となりました。
第28回全国建築塗装技能競技大会を応援して
2025年9月13日(土)

第28回全国建築塗装技能競技大会を応援して

一路北海道へ 第28回全国建築塗装技能競技大会の設営お手伝いと応援で 北海道札幌の北海きたえーるへ 仲間と共に 写真は小牧空港から札幌丘珠空港までの空からの1ショット! 遠くに富士山と八ヶ岳山系が望めます。実にラッキーです       大会の歴史と概要 「全国建築塗装技能競技大会」は、昭和43年(1968年)に 東京都渋谷区の塗装会館で始まった、半世紀以上続く歴史ある大会です。 (一社)日本塗装工業会が主催し、国土交通省や厚生労働省をはじめ多くの関連団体が後援。 2年に一度、全国各地で開催され、ブロック予選を勝ち抜いた精鋭の技能士たちが集い、塗装技能の日本一を競います。 令和7年、第28回大会は北海道札幌市「北海きたえーる」で開催。 全国2,300社を超える加盟企業から選ばれた代表選手たちが、技術と魂をぶつけ合う舞台はまさに“塗装業界の甲子園”でした。       香川代表・夫婦で挑んだ友人 今回、友人が参加!しかもご夫婦! 香川県支部として四国ブロック代表で揃って出場です!!! 夫婦ともに一級建築塗装技能士であり、練習は5月から4ヶ月間 朝は早朝練習、昼は社業、夜は22時近くまで練習を続けてきたそうです。 結果、旦那さんは 全国11位・日本建築仕上材工業会会長賞 を受賞。 奥様も課題をしっかりとこなし、上位を狙える十分な内容でした 夫婦で同じ舞台に立ち、同士として挑戦する姿に心から感動です! 岐阜県代表・山田さんの健闘 岐阜県代表の山田さんも、堂々たる戦いぶりを見せてくださいました。 それぞれの地域を背負って全国の檜舞台に立っている姿は、応援する自分にも大きな感動があります。 東京代表・女性職人さんの涙 表彰式で2位に輝いた東京代表の女性職人さん。 その堂々とした姿に応援のみなさん全員が注目していました。 ところが表彰後、彼女の目に浮かんでいたのは嬉し涙ではなく悔し涙。 「1位を逃した悔しさ」に涙する姿に、かなり驚きました。 建築塗装は「男の世界」というイメージが強く、体力的にも男女差があるのは事実です。 それでも彼女の姿は、「性別は関係ない、純粋に技を競い合う職人の世界」を示していました。 むしろ私たち男性こそ、もっと頑張らねばならない、と奮い立たされました。       応援して感じたこと 今回の大会で印象に残ったのは── 香川代表のご夫婦が、夫婦で同士となり戦ったこと 岐阜県代表の山田さんが堂々と挑んだこと 東京代表の女性職人さんが2位に涙したこと そのすべてが「職人魂」の象徴でした。 順位を超えた熱さがあり、応援する側にとっても忘れられない経験でした。 終わりに 「努力なくして栄光なし」 この言葉を体現した選手たちに、心からの敬意と労いを送りたいと思います。 3日目の北海道観光 大会は2日間で終了し、飛行機の便の都合で3日目は観光へ。 朝から市場で新鮮な海鮮丼を堪能し、透き通る積丹ブルーの海を眺め、当時30億円の建築費と言われる「ニシン御殿」を見学。 まさに北海道を満喫する一日となりました。 最後にスナップショットです! 積丹ブルー 余市蒸留所 北海道は食べるものがほんとにおいしいです!
メンバーがフィギュアを作ってくれました!
2025年9月10日(水)

メンバーがフィギュアを作ってくれました!

本当はフィギュアを作ってくれたというのは…嘘で    実際は『フィギュアを作った風な写真』なのでありません 生成AIで作ったもので、今流行っているみたいです 実際に作ってもらえたら面白いですね!   そして我々のバンド活動としてホットなニュースが! 先輩に誘って頂きまして、 なんと!12月7日(日)に!あの岐南町の!憧れの!にて 演奏させて頂ける運びとなりました     これは嬉しすぎます。夢で終わらないでほしい! この歳でこのワクワクたまらんすね   以前のバンドは20年以上やってました。 それはそれですごく楽しかったんですが 今のメンバーは成長志向が強くてさらに楽しい。 趣味とはいえ、いや趣味だからこそ、 目的目標はしっかり明確にし、成果を実感したい! そんな仲間が集まってるってこと。 楽しすぎます!
✨37期スタートアップ会議✨
2025年9月6日(土)

✨37期スタートアップ会議✨

昨日は37期のスタートアップ会議を開催しました。 前期は多くの課題を解決し、大きく成長できた一年だったと思います。 もちろん、まだまだ課題は山積みです。 ですが一つずつ整理して、やることを明確にすれば、あとは実行あるのみ! 「地道に積み上げる、コツコツこそ三輪塗装、三輪雄彦の真骨頂」💪 今期も全員で取り組んでいきます! 🍷懇親会&勤続表彰 会議後の懇親会は「フレンチマスタード」で開催。 その場でヤスくんの勤続30年表彰を行いました。 ヤスくん、本当にありがとう!㊗️おめでとう🎉 これからも頼りにしています😊 🎨私自身の40年 ちなみに私自身も、来年3月で塗装業に携わって丸40年となります。 職人として 10年 専務として施工管理 10年 社長として 20年 大学受験に失敗し、この道に飛び込んでから40年。 長かったような、あっという間のような時間です。 これからももう少し頑張りますので、引き続きよろしくお願いします!😃
高速道路が育む経済と、鉄道がないからこそ残った独自性
2025年9月2日(火)

高速道路が育む経済と、鉄道がないからこそ残った独自性

着々と環状線の全線開通に向けて進んでますね!   関市は「鉄道の利便性が高くない=不便な街」なのか? いやむしろ、高速道路網を味方につけた“機動力の街”。 そしてもう一つ、鉄道が直結しなかったからこそ守られてきた“独自性のある文化が根付く街”です。 地元に住みながら、経営者としての実感と、暮らしの肌感覚でまとめます。     高速道路がつなぐ“経済のハブ” 関市には長良川鉄道はあるものの、名古屋直通の鉄道はありません。 その弱点を大きく補っているのが高速道路網です。   東海北陸道 … 北陸方面への物流・観光の大動脈(関IC、美濃IC) 東海環状道 … 東名・新東名・名神に直結。東西南北に自在アクセス (美濃加茂IC、富加関IC、関広見IC、岐阜三輪IC) 環状線の完成で関市からで主要高速へ移動が速やかに可能となりました。 この組み合わせで、製造業を中心に企業活動が効率化。 名古屋・北陸・関西への商取引もスムーズです。 観光では郡上・飛騨高山・白川郷の玄関口としての役割も大きい。 現場で感じるのは、移動の読みが立つ=段取りが利くということ。 段取りが利けば、納期も品質も守れる。 高速道路は、関市の経済にとって「血管」のような存在だと、僕は思っています。   鉄道がなかったからこそ残った“関らしさ” 名古屋へは高速バスの場合、関バスターミナルから1時間少々 名鉄新鵜沼駅からだと車で25分+電車で45分、待ち合わせると1時間半 長良川鉄道は都市部への移動にはかなり不便で 会社の近くの関口~美濃太田駅~JR鵜沼、名鉄新鵜沼~名古屋で2時間 昔、関まで鉄道を延伸する構想があったとも聞いたことがあります。 どんな理由で実現しなかったのかはわかりませんが もし実現していれば、名古屋まで30〜40分圏という利便性もあり得たでしょう。     でも――鉄道で都市と直結すれば、便利さの裏側で衛星都市化が進み、 都市文化に巻き込まれやすくなる面も否めません。 直結しなかったからこそ、関市には次のような“地力”が濃く残ったと感じます。 刃物をはじめとする地場産業の息づき(技術・誇り・粘り強さ) 自立の気風と、強い地元意識  (「自分たちでやる」文化) 都市の潮流に流されにくい価値観(良い意味で“我が道”)   悪く言えば閉鎖的、良く言えば独自性 これは決して“古いままでいい”という話ではなく、核となる文化を残しつつ、外の良さを選び取るということ。 関市の強みは、このバランス感覚だと思います。   経営者目線のまとめ 機動力(高速道路)で経済の血流を良くする 独自性(文化)で価格競争に流されない“理由”を持つ 関らしさ×アクセスを打ち出せば、観光も採用も強くなる 関市は「高速道路が生む足の速さ」と「鉄道がなかったから残った地力」という、 相反するようで相補的な二つの資産を持つ街です。 どちらかの優劣ではなく、両輪として磨く。僕らも仕事で同じ。 変化する力と独自性を磨くこのとの両輪で、お客様の建物を守り、地域の未来を支えたい。   おわりに 高速道路を存分に活かしながら、関らしい文化に誇りを持って発信していく。 これが地域に住むことの魅力を存分に高める第一歩だと思います。   なんだかんだと書きましたが中途半端な田舎、関市は最高に良い街です!
バンドという最高の遊び ― Strawberry Fieldsでのライブを終えて
2025年9月1日(月)

バンドという最高の遊び ― Strawberry Fieldsでのライブを終えて

  8月31日(日)江南のストロベリーフィールズというライブハウスで演奏する機会をいただきました。 勘違い甚だしい、ロックスター気分を味わってきました(笑)   僕らのバンド名は AROUND60GENERATION (アラウンド還暦ジェネレーション) 直訳すると「だいたい60歳世代」(笑) 大好きな ASIAN KUNG-FU GENERATION のコピーバンドなので、そこからいただきました。   バンドは一人では成立しません。 ロックバンドであれば最低でも3人、僕らの場合は4人。   そしてこの歳になってからのバンドってかなり難しいと感じます。 同じ地域で、同じ世代で、音楽の趣味、価値観や方向性、 やりたい楽器、求められるパート そこそこあったレベル、技術力、何より熱量!   これらが合う仲間に出会えることが必要ですが、もはやそれ自体が奇跡のようなもの。 だからこそ一緒に演奏できる時間は本当にかけがえのないものです。 因みに 58歳 塗装業、58歳 集塵機製造、57歳 会計事務所、55歳 居酒屋という職業 「だいたい60歳世代」!     ライブという特別な瞬間 ステージに立つと、目の前にはお客様がいて、自分たちが練習してきたものを披露できるって このスリル、そして感情移入できる瞬間って、他ではなかなか味わえません。 正直、そのひと時はロックスターな訳なんですよね ステージに立ちながら「俺のギターサウンド!この声、ビートを聞こえるか~~!」と心から勘違いをさせて頂きました。 メンバーと他のバンドの方を応援に来てくださった方と、ただただ感謝しかありません。     今回のセットリスト(演奏する曲の順番ですね)   センスレス リライト アンダースタンド 羅針盤 ブラッドサーキュレーター 電波塔 君という花 これで30分ピッタリ!  MCは極力少なくして詰め込みました!     おわりに 今回のライブを通じて、あらためて「趣味の力」を感じました。 音楽を通じて仲間と心をひとつにし、お客様と同じ時間を共有する。 これ以上の遊びはありません。 人生の時間は有限。 だからこそ僕は、仕事も趣味も分け隔てなく楽しみ、感謝しながらこれからも過ごしていきたいと思います。     一緒に出演した仲間   THE FLY THE FLAGS(オリジナル)   ミーコ&ロケッツ(シーナ&ロケッツのコピー)   斜め刺し(椎名林檎コピー)   JURIE BEANS(沢田研二コピー)       お世話になったストロベリーフィールズ 愛知県江南市赤童子町藤宮12 https://strawberryfields-konan.com/
ポータルサイトと激安価格と施工品質と業界と・・・
2025年8月26日(火)

ポータルサイトと激安価格と施工品質と業界と・・・

外壁塗装業界に広がる“便利さの裏側” 近年、外壁塗装の世界では「ポータルサイト」や「一括見積サイト」といった仕組みが急速に広がりました。 お客様から見れば、インターネットで簡単に複数の業者を比較でき、手軽に見積りを取れる便利なサービスに映るかもしれません。 しかし、その裏側で起きていることは決して明るい話ばかりではありません。 本来、塗装工事というのは専門知識と経験を持つ職人が、責任を持って見積り・施工・アフターを行うべきものです。 ところが、ポータルサイトの仕組みでは、知識や経験の浅い新規参入者でも簡単に案件を得られるため、業界全体の質が下がる方向に働いてしまっているのです。 不毛な競争が生むもの 業者が増え、受注を取るために価格を下げ合う。 その結果、受注価格が過度に下落し、不毛な競争が日常化しています。 価格が下がれば当然、工事にかけられるコストも減ります。 人件費を抑える、材料を安いもので済ませる、工程を短縮する。 そうした“しわ寄せ”は最終的に工事品質の低下となって表れ、最も大きな被害を受けるのはお客様です。 「安く済ませたはずが、数年で塗装が剥がれてしまった」 「保証があると言われたのに、いざという時に何もしてもらえなかった」 こうしたトラブルの声は、全国的に少なくありません。 「安い工事」の本当の意味 お客様にとって「安さ」は魅力です。 私自身も消費者として、その気持ちはよく理解できます。 ですが、工事が安いというのは必ず理由があります。 ・人件費を削っているのかもしれない ・塗料を本来より薄く塗っているのかもしれない ・必要な工程を省いているのかもしれない 一見お得に見える「安さ」の裏側で、こうしたことが起きている可能性を、ぜひ一度立ち止まって考えていただきたいのです。 三輪塗装の姿勢 私たち三輪塗装は、岐阜県関市を拠点に60年以上、地域のお客様の住まいを守り続けてきました。 これまでに積み重ねてきた施工実績は数千件にのぼり、今も多くのリピーター様やご紹介のお客様からご依頼をいただいています。 地域密着でやっている以上、いい加減な工事は絶対にできません。 工事が終わったその日だけでなく、5年後、10年後も「あの時頼んでよかった」と言っていただけるよう、誠実で長持ちする施工を何より大切にしています。 だからこそ、価格だけに惑わされず、「適正価格で、確かな品質の工事をする会社」を選んでいただきたいのです。 おわりに ポータルサイトや一括見積りサイトの便利さは否定しません。 しかしその裏側で、業界全体が価格競争に飲み込まれ、品質と信頼が損なわれている現実があります。 私たちが守りたいのは“安かろう悪かろう”の工事ではなく、“誠実で長持ちする塗装”。 それこそが、次の世代に誇れる仕事であり、地域で生きる会社の使命だと信じています。
仕事には大きいものもあれば、小さいものもあります。
2025年8月24日(日)

仕事には大きいものもあれば、小さいものもあります。

仕事には大きいものもあれば、小さいものもあります。 しかし私は、「大きな仕事はもちろん嬉しいですが、小さな仕事も変わらない熱量で大切にすべきだ」と考えています。 困っている人がいて、その悩みを解決することが私たちの役割ですので。 そして、そのような積み重ねこそが会社の信用を作っていくのだと思います。 たとえ大きな利益にならない、ちょっと面倒な仕事であっても、 「助けを必要としている方がいる」──そこにこそ、私たちの存在価値があります。 私は「ダダ草に仕事をする」のが大嫌いです。 「まあこれでいいか」と中途半端に済ませるのではなく、誠意を尽くすこと。 まさに「神は細部に宿る」と言われるように、小さな部分にまで真心を込めることが、 本当の意味での仕事の質を決めるのだと思います。 例えば、掃除。 誰にでも簡単にできるトイレ掃除作業ですが、 誰か一人がやらなくても、すぐに大きな問題にはならないかもしれないです。 しかし「誰でもできることだからこそ、きちんとやること」が大切です。 端折らずに、手を抜かず。 普段から仕事がダダ草な人は、そういうところにも表れるものです。 大きな工事だけが価値ある仕事ではありません。 小さな仕事にも誠意を尽くし、細部まで丁寧にやり切る。 その積み重ねが、やがてお客様の信頼を生み、お客様から大きな支持を得られる会社になると思います。 三輪塗装はこれからも、各々が自らに対して「嘘のない仕事」を貫き、 小さなことを大事にする会社でありたいと思います。
鍋屋バイテック様に学ぶ、経営の本質
2025年8月23日(土)

鍋屋バイテック様に学ぶ、経営の本質

  日頃より大変お世話になっている 鍋屋バイテック様の新聞記事 を拝見しました。   敷地内でコーヒー豆を育て始め、自社の技術を活かした 新事業(農業・ブランド化) に取り組んでいるというニュースです。   その中で、私が震えるほど感銘を受けたのが、この記事の一節でした。   「社内には40、50代の社員が増えているため、将来は障害者や高齢社員の雇用の受け皿としても期待する」     経営とは何か? 経営とは単に利益を上げることではなく、 働く人の未来に責任を持ち、その人生を支えること。 この言葉を目にしたとき、改めて「経営者としての本質」に気づかされました。   バイテック様の事業の多角化やブランド戦略の裏には、 「社員の人生をどう守り、どう活かすか」という視点が常にあるのです。   変化し続けることの大切さ 鍋屋バイテック様は 1560年創業 という、とてつもなく長い歴史を持つ企業。 しかし「同じ事業、同じものを作り続ける」のではなく、 常に変化し続けることを実践されています。   これは、私自身のも強く重なります。(おそれ多い話ですが…謝) 三輪塗装も「ペンキ屋」としてスタートし、今では新築住宅まで手がけられるようになりました。 業態を変化させながら成長してきた歴史を振り返ると、 「できるかどうかはともかく、変化を恐れず挑戦すること」がいかに大切かを再認識しました。   三輪塗装が目指すもの 弊社が掲げるスローガン 「めざせ100年へ」。 これは単なる操業100年を意味するのではなく、 これからの100年、いや未来永劫続く会社をつくろう という決意のシンボルです。   学びと問いかけ バイテック様の取り組みは誰もができることではありません。 まさに 長期的な視座と人間力を兼ね備えた経営の在り方。 岡本社長、そして経営陣の 偉大な経営手腕と人間力 を、 改めて学ばせていただきました。   この記事は、私自身にとっても 「経営者としてどう在るべきか」を問い直す機会となりました。 そして私自身も、この経営視点で改めて自社の今後を深く考え直したいと思います。       新聞記事要約 鍋屋バイテック(関市の機械部品メーカー)が新規事業として農業分野に参入し、 本社工場の敷地内でコーヒー豆の栽培を開始した。 同社は独自開発した遠隔監視システムを活用して温度や湿度を制御し、温室で安定した栽培を実現している。 今後は栽培面積を拡大し、数年後には収穫したコーヒー豆を使った 「関ブランドのコーヒー」として販売することを目指している。 また、農業への挑戦を通じて自社のIoT技術の実証の場とし、新たな成長分野を開拓する狙いもある。