代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

メガネでアンチエイジングという考え方ですって(笑)
2025年10月6日(月)

メガネでアンチエイジングという考え方ですって(笑)

まず前提として、僕は 若干の近視と乱視、結構老眼。 裸眼でも普段生活に支障がないレベルですが、見えるだけで満足せず、 場面に合わせてメガネを使い分けるのが楽しいんです。 商談の時、現場で汗をかく時、山へ行く時、スポーツの時、 ちょっとおしゃれなレストランやスーツを着る時。 メガネも立派な“ファッション”  なんです。   つまり、メガネは「見る(見える)ための道具」ではなく、「魅せるためのアイテム」だと思っています。 歳を重ねると目元まわりが気になりますよね。 ちょっとしたシワやたるみを、上手にカバーしてくれるのもメガネ。 いわば“シワ隠し”。   この話をメガネ屋さんとしていたら、 「それってアンチエイジングですよ」と言われました。 たしかに美容にお金をかければキリがないけれど、 メガネなら数万円で顔の印象がサッと変わる。しかも自然に若々しく見えるかも・・・!? メガネ屋さんも「そういう使い方をしてほしい」と言っていました。 いつも「自分にふさわしいメガネ」を意識しています。 高飛車なつもりは一切ありませんが、やっぱり年齢や立場まで含めて、 総合的に見て似合う一本を選ぶことが大事だと思うんです。 それはカタチや色もですが…。 正直、「見える」だけなら数千円のメガネでこと足ります。 でも、知っている人が見れば「おっ、いいメガネだな」と分かるもの。 その“ちょっとした違い”を、僕は大切にしています。 メガネは「見えればいいもの」ではなく、自分を少し上げてくれるもの。 ちょっといい感じに、何なら少し“格を上げる”もの。 そんな風に思います。 お世辞ではありませんが、彼の店には魅力的な商品がたくさんあります。 メガネはどこで買っても同じ“商品”ですけど、僕は彼のところで買う理由があります。 ひとつは、彼のお父さんに昔、僕がとてもお世話になったこと。 もうひとつは、「関市で買えるものは関市で買いたい」という、僕の根っこの考え方。   先輩を大事にしたい、関市で買いたいという気持ちは、僕の故郷「関市への愛情」から生まれています。 僕は「地域の建物を塗装させていただく仕事」をしています。 つまり、地域に生かされ、食わせてもらっている立場。 だからこそ、関市で買えるものは関市で、知り合いのところで買えるものは知り合いのところで、 これが僕の基本的な消費の哲学です。   今は何でもネットで買える時代。Amazonや楽天でクリック一発。 でも、それで本当に地域が潤うのか?と思うんです。 しかも大型チェーン店で買っても、関市の税金はほとんど落ちません。 だからできるだけ地元の小売店でお金を使いたい。 それが巡り巡って関市の経済を回し、結果的に関市の人たちが豊かになる。 そういう観点から、僕は“買い物”をしています。 これも立派な経済活動だと思っています。 ――まぁ、メガネの話からちょっと脱線しました(笑)
福岡で2日連チャンで情報交換会
2025年10月4日(土)

福岡で2日連チャンで情報交換会

福岡で2日連チャンで情報交換会 共に塗装関連でしたが違うメンバー、違うチャネルの内容。 そこで発表の機会を頂きました。 自らがやってきたこと、やろうとしていることの振り返りとして大きな意義がありました。 今、デジタルによって情報の流通がかつてないほど高速化し、時代の変化があまりにも早く感じられます。 今時代の流れが早すぎて、すごく舵取り(会社の進む先)が難しいと感じます。 デジタルによって情報の流通がかつてないほど高速化したことが大きな原因。 その分、確実な一手を打つ難しさも増していますが、 同時に「誰と」「どこで」情報を共有するかが、ますます重要になってきたと感じます。 良き仲間と良きビジネスパートナーの存在が重要で リアルな時間にこそ大切なものがあると改めて感じました。 今回もすべての関わる方に感謝です 
関高校美術部のみなさんと一緒に!本町シャッターアート第3弾
2025年9月29日(月)

関高校美術部のみなさんと一緒に!本町シャッターアート第3弾

今年で3回目となった「本町シャッターアート」 関高校美術部のみなさんが力を合わせ、本町通りのシャッターに大きな作品を描いてくれました。 このイベントには二つの意味があります。 ひとつは、美術部の皆さんの日ごろの活動成果の発表の場。 もうひとつは、シャッターを彩ることで本町通りを少しでも明るくし、地域ににぎわいを生み出すこと。 その両方を兼ね備えた取り組みなんです。   ↑ 施工前のシャッターはかなり古く、美観もいまいちでしたね・・・       多くの人の協力でカタチに 今回もたくさんの方々にご協力いただきました。 材料提供は、エスケー化研さんに無償提供頂きました。 外壁用の耐候性が高い本格塗料です。 普段は絵の具を使っている美術部のみなさんにとって、 ペンキを扱うのは初めての経験でシンナーで薄める作業も新鮮だったようです。     シャッターの塗装下地は、三輪塗装の最長老職人・堀江さん。 長年培ってきた技術で、きれいなキャンバスを作ってくれました。     技術指導は、美術講師であり、同級生でもあるアトリエ波の波多野アツシ!(右) 高校生たちにとって、的確なアドバイスはとても心強かったと思います。   そしてこのつながりを作ってくれたのは、市会議員の北村くん。(中) 地元を盛り上げたいという思いが、こうしてまた形になりました。       初めての大きなキャンバスに挑戦 今回は、普段のスケッチブックや画用紙とはまったく違う「大きなシャッター」がキャンバス。 慣れない大きさに最初は戸惑いながらでしたが徐々にペースが上がっていった感じ。 気づけば、手や顔、髪にまでペンキをつけながら、みんな楽しそうで、真剣な表情の中にも笑顔が絶えませんでした。     作業をしていると、道行く人や車の方々が立ち止まり、多くの方がじっと注目して見ていましたね。 「すごいね」「若い子が頑張ってるね」と声をかけてくださる方もいて、温かい空気感がありました。       本町が鮮やかに生まれ変わる 完成した作品は、まさに本町を彩る立派なものになりました。 閉まっているシャッターが鮮やかな絵に変わるだけで、通りの雰囲気がぐっと明るくなります。 小さな社会貢献かもしれませんが、こうした取り組みを積み重ねていくことで、街の景色は少しずつ変わっていきます。     関高校美術部のみなさん、本当にお疲れさまでした。 また一緒にやりましょう!     岐阜新聞様の新聞記事    
急増する登山事故について
2025年9月28日(日)

急増する登山事故について

最近、登山事故が多発していますね。 それについて僕の考え方と、僕の登山に関する向き合い方を記したいと思います。   まず登山は10年ほど前から始めました。 きっかけは夫婦共通の趣味として長く楽しめるのではと考え始めました。 1山目は迫間山(関市の低山)からスタートしましたが、 徐々に難易度を上げながら、今では北アルプスの独標といって、西穂高の入り口くらいまで、 また焼岳、立山、駒ヶ岳など行けるようになりました。 僕ら2人での限界は標高差にして上り1000m、時間にして上りで3時間、全行程で7時間以内。 この限界値を知ることってすごく重要だと思います。   登山では「事前の計画」が何より大事。 そもそも計画が自身のレベル以上だとすると、それはスタート地点で失敗をする可能性があるというもの。 自分の体力や技術を冷静に見極め、余裕をもって登山計画を立てることが欠かせません。 僕は「ヤマップ」というアプリを必ず使い、登山ルートや時間を確認しています。 装備も同じくらい重要です。 ウェアはレイヤリング(重ね着)を意識し、肌着からアウターまで最先端の高機能なものを選びます。 靴も未熟な体力や技術を補ってくれる大切なパートナー。 GPS機能のある登山アプリは今や必須で、山で迷ったら、命に直結する危険があると思った方が良いです。 地図は本当は読めないといけないのでしょうが正直難しいです。 そして何よりの備えはタフな体力です。   最近はYouTubeやSNSで難易度の高い登山動画をよく見ます。 見ていると「自分も行ってみたい」と思う気持ちになりますが、 実際に山に入るとその現実は想像以上に厳しいです。 興味本位での行動こそ遭難や滑落につながります。 やはり実力を過信せず、少しずつレベルを上げていくことが大事だと思います。   ここ最近多発している登山事故は、まさにこの「無理な挑戦」が原因のひとつなのではないかと感じます。 山では絶対に事故をしてはいけないのです。 命に関わるだけでなく、救助の方々に大きな迷惑をかけることにもつながります。   せんだって夫婦で登った霊仙山。 確かに確かに強風に少し驚きましたが、自身の体力、明確な下山ルートと時間を 理解していたのでさほど心配ではありませんでした。 っがしかし、実際9月26日に女性の単独登山者が遭難し、残念ながら亡くなられたと報じられていました。 僕の感覚では「遭難するような場所ではない」と思う一方で、 やはり大自然は予測不能。気を抜いてはいけませんし、しっかり備えることの大切さを改めて感じました。     そして本来、登山の危険といえば「滑落」 「転倒・つまづき」 「道迷い」 「体力不足」 「悪天候」などですが、 最近はそこに熊の存在も加わっています🐻 正直、熊の方が心理的には一番不安を感じたります🫤   僕にとって登山は、あくまでレクレーションの一つですが ただ綺麗な風景を見に行ったり、澄んだ空気を吸いに行くだけじゃなくて、 そこには「チャレンジ・挑戦」もありますし、そこに「達成感」があります。 修行とまでは言いませんが、自己研鑽の場であることは間違いないと思っています。 とはいえ、危険なルートや無謀な挑戦はどうなのか? 経営者という立場からすると、遊びに行って事故に遭ったら「バカなやつだ」と思われかねませんし、 会社や社員に迷惑をかけるのも本意ではありません。 だからこそ、自分なりのルールを持って「命に関わるような挑戦はしない」。     山で帰らぬ人になってしまった方々には同じ山仲間として 心からご冥福をお祈り申し上げるところではありますがやはり複雑ですね。 これからも安全第一で、心地よい達成感を味わえる登山を続けていきたいと思います。
⚠️ 太陽光パネルと室内温度 ― 隠れたリスクの可能性(仮説)
2025年9月26日(金)

⚠️ 太陽光パネルと室内温度 ― 隠れたリスクの可能性(仮説)

  太陽光パネルは、電気代削減や環境配慮の観点から広く導入が進んでいます。 しかし一方で、建物の温熱環境に思わぬ影響を与えている可能性 が指摘されています。   1. 夏場のパネルは“熱源”となるのでは? 真夏のパネル表面は 80〜90℃に達することがある と言われます。 発電効率を保つために放熱しますが、その熱が下方向へ伝わり、屋根材に影響を与える可能性があります。 特に鋼板屋根では熱伝導が速く、屋根裏や室内の温度上昇につながるリスクが考えられます。   2. 「日陰効果で涼しくなる」説は本当か? 一部では、パネル設置により屋根が日陰になり、むしろ室温が下がるのではないか という話も聞かれます。 確かに理屈の上では、直射日光が遮られる分だけ屋根材の表面温度が低下する可能性はあります。 しかし近年の気候は、年々気温が上昇している 猛暑日が増え、パネル自体が高温になる日数も多い 当然屋根裏にこもる熱の影響が大きい といった状況にあり、「本当に日陰効果がプラスに働くのか?」は疑問 です。 実際には「遮られる日射」と「パネル自体が発する熱」の両面が存在し、 環境や構造によって結果が大きく異なる可能性があります。   3. 「発電で得た電気」 vs 「空調で失う電気」 もしパネルが屋根裏の温度上昇に影響しているとすれば、発電した電気でコストを削減する しかし、その熱の影響で空調費が増えるという 相殺現象 が起こるリスクがあります。 一部の工場・倉庫では、「電気代を減らしたはずなのに冷房費が上がった」 という声もあり、負のスパイラル に陥る可能性は否定できません。   4. 金属屋根での影響度は高いかもしれない トタンや折板屋根は熱を伝えやすいため、こうした影響が顕在化しやすいと考えられます。 作業環境の悪化や熱中症リスクの増加につながる可能性もあり、十分な検討が求められます。   5. 対策の方向性 こうしたリスクを軽減するためには、以下のような工夫が有効と考えられます。 ・屋根裏の通気(棟換気・軒換気) ・遮熱シートや断熱材の併用 ・パネルと屋根の間に隙間を設け、空気循環を確保する ・二重屋根化による放射熱の遮断 PS : 全ての写真は生成AIで作ったものです   🔑 結論(仮説) 太陽光パネルは「電気を生み出す一方で、室内温度を上げている可能性がある」 一方で「日陰効果で室温が下がる」という見解もありますが、近年の猛暑を考えると必ずしも楽観できない面もあるでしょう。 省エネを目的とした設備投資が、逆にエネルギー消費を増やす可能性もある。 導入時には、発電効果だけでなく 遮熱・断熱とのセット発想 で検討することが重要だと考えられます。    
安八町にある巨大建造物「ソーラーアーク」
2025年9月24日(水)

安八町にある巨大建造物「ソーラーアーク」

せんだって10何年振りか(15年以上か?)に安八町にある巨大建造物「ソーラーアーク」の直下に行ってきました! 旧三洋電機が栄華を誇った2001年に竣工したもので、 未来へ船出する箱舟(アーク)をイメージした建物です。 東海道新幹線の岐阜羽島駅から大阪方面へ行くとすぐにも発見できます。 全長315m、高さ37mの反り返った壁面には、 実に5,000枚以上の太陽光パネルが設置され、その姿はまさに巨大な船のようです。 そんなソーラーアークですが、今は巨大なオブジェ…。 北側に隣接する旧三洋電機岐阜事業所の跡地に、 大型物流施設を建設が進んでいて完成予定は2027年3月。 かつて「環境と未来」の象徴だったソーラーアークの隣に、今度は「物流と経済」の拠点が生まれるわけです。 時代の移ろいを感じます。
第2回 髙木守道メモリアル 荒木雅博杯 争奪中学生野球大会 開会式
2025年9月23日(火)

第2回 髙木守道メモリアル 荒木雅博杯 争奪中学生野球大会 開会式

本日、素晴らしい晴天、先ごろの暑さも和らぎ 素晴らしいお天気の中、開会式を行いました。 本大会は関ロータリークラブが主催する歴史ある大会です。 「第2回」とはいえ、もともとは 髙木守道杯争奪中学生野球大会 として20年以上続いてきた伝統の大会。 髙木守道さんのご逝去を受け、その意思を継いで荒木雅博さんが大会名を引き継いでくださいました。 本日、秋分の日に開会式が行われ、今年も地元の中学1・2年生が出場します。 参加チームは7チーム。かつては関市内の中学校単体で出場していましたが、 現在は単体チームがなく、合同チームでの参加となっています。 最近では女子チームも常連になり、 また関市だけでなく美濃市・郡上市からも参加が広がっています。 部活動のあり方や子どもの人数、野球人口の変化を感じさせますね。 これから約3か月かけて総当たり戦が行われます。選手の皆さん、頑張ってください! それにしても荒木さん、本当に男前でした😃 背が高くて、贅肉もなく筋肉質な姿は、とにかくかっこよかったです❗️ 山下市長もスタイルが素晴らしいですね 関ロータリークラブ HP
霊仙山、暴風の中の登山でした
2025年9月22日(月)

霊仙山、暴風の中の登山でした

先週土曜は滋賀県犬上郡多賀町霊仙から霊仙山へ。 標高1000Mほどの低山ですが頂上付近の石灰岩と360°大パノラマが楽しめる美しい山です。 (↑ 本来見えたであろう景色) コースタイムは約5時間、総距離7.7kmの中級コース。   6,7,8月と忙しかったし暑すぎて行く気になれなかったこともあり今回あいだ3か月空けての登山です。   天気は曇り曇りで半袖で十分。 実際1000M未満の低山と言われる登山は夏は暑さ厳しすぎて避け、3000M級の高山を楽しむ時期です。 霊仙山は鈴鹿山脈の一部だと思いますが、ちょっと早いかなというところ・・・ ハイシーズンはたぶん来週くらいから!一気に登山者が増えると思います。 ですので今回は登山者はごくわずかでしたでした。   初めの1時間は森林の中を快適に上ります。 とは言え、腕時計の機能で計測すると心拍数は140~150/秒、程度ですのでそこそこ息を上げて登りました。     頂上からは360°の大パノラマが観れるはずでしたがあいにくの曇り、ガスって視界は100mほど 琵琶湖もまるっと眺める予定が残念ながら・・・。   そして雨こそ降らなかったものの、とにかく風がすごかった! 山頂付近では下から突き上げるような暴風で、まともに立っていられないほど。 風速が何メートルだったかは分かりませんが、とにかくすごかったです。(想像感覚で30M/秒くらい)   はじめこの風を感じたとき、撤退もよぎりました・・・っが、 実際今回は歩くと汗だくになる気温でしたし、 防寒もある、コースの難易度、体力も十分ということで先に進みました。 (北アルプスだったら完全に撤退でした)   しかし「山の風はここまで凄いのか」という経験を身をもって体感できました。 個人的にはこの暴風体験こそ充実の瞬間でした。   全然見えなかった全容が少し見えて、徐々に明るさが! 霊仙山の特徴である石灰岩の高原が本当に美しかったです。 後半は天気も少しずつ回復し、遠くの景色も見え 暴風暴風との戦いも終えて、ほっとしました。   トータルして、やっぱり登山は楽しい! 今回、暴風の中でしたが、奥さんがしっかりと最後まで付い来れました! 普通女性だとちょっとビビるであろう状態でしたが、 素直に「よく頑張った!」と思います👍   行った気になる動画!
成長意欲を無くした人生は「消化試合」
2025年9月19日(金)

成長意欲を無くした人生は「消化試合」

10年ひと昔、30年40年のキャリアを経て 「10年ひと昔」と言われますが、私たちはすでに30年、40年とキャリアを積んできました。 3昔も4昔も過ぎれば、世間で求められる価値観や働き方が大きく変化するのは当然です。 若い世代と考え方が違うのも、ある意味自然なことです。 因みにひと昔の感覚も変わって来ているようですね あまりに時代の移り変わりが激しいということでしょうか?     時代は変わり、働く環境も変わる ただし同時に、働く環境や使う道具も変わっていきます。 今やパソコンを使った業務は当たり前であり、さらにDX化の加速はとどまるところを知りません。   DX化(デジタルトランスフォーメーション)とは、 「データとデジタル技術を駆使して業務や製品・サービスを変革し、 さらには企業全体の組織やビジネスモデルまでを進化させ、 新たな価値を生み出し競争優位を確立すること」と書かれていました。   つまり、DX化を進めることは他社との競合やお客様満足度を高めたりするために しかもたくさんの業務を効率的に行うために、 どうしても取り組んでいかなければならない取り組みなのです。     社会人として必須の条件 一定のレベルでDX化についていくことは、今の時代に働く社会人として必須条件です。 「昔のやり方でも十分に通用してるやん!」という気持ちは理解できますが、それは誰かが代わりにやっているだけ。 今の時代では「一定のことはできて当然」ということになってしまったんです。     成長を止めたら人生は「消化試合」 嫌だ!俺はできない!と言った段階で成長は止まり、人生は消化試合になってしまいます。 これはプロ野球チーム「埼玉西武ライオンズ」の元監督である鹿取義隆氏が、 自身の著書の中で使用した表現であり、意味のある人生を送りたいという意欲を示す言葉だそうです。 だからこそ、ベテラン世代に必要なのは「もう学ばなくていい」という姿勢ではなく、 「ベテランだからこそ挑戦し続ける」 という生き方です。   その背中を見せることが、若手の手本となり、組織の未来を支える力になるのだと思います。 私たちの人生は、死ぬ間際まで消化試合ではありません。 どんな立場であっても、挑戦と成長の歩みを止めないこと。 それが、我々ベテランとして業界で生きる最大の誇りではないでしょうか。 今集まってくれている、若手を会社を上げて全面バックアップしていこうと思います。  
地方で働く、関市で働くということ
2025年9月17日(水)

地方で働く、関市で働くということ

  1,地元人材の現状と社会的背景 関市のような地方都市では、進学や就職のために若い人たちが外へ出ていくことが多く、 そのまま地元に戻らないケースも少なくありません。 特に勉強熱心な優秀な若者ほど、一度外に出ると都市部で生活基盤を築いてしまう傾向があります。 その結果、地方には「優秀な人材が不足している」と言われることもあります。 これは関市に限らず全国的な課題であり、日本全体の衰退にもつながりかねない重要な問題だと僕は考えています。 だからこそ、地方が元気にならなければ日本の未来は明るくならないのです。   2,都会で活躍する人材と地方の役割 正直なところ、本当に優秀な人材は都会で一流企業や行政、研究機関に就職し、 国や社会のため、社会的な貢献を果たしていくのだと思いますし、使命であると思って邁進して頂きたい。 一方で、大学を出たといってもレベルはさまざまで、都会で成果を出すのが難しい人材もいます。 しかし、戦う場所を選べば十分に力を発揮できるフィールドがあると僕は考えています。それが地方です。 ちなみに関市は「ど田舎」ではありません。大都市に比べればいろいろ見劣りするかもしれませんが、 暮らしにはなんの不便もなく、多くの人が豊かに暮らしています。   3,息子の体験から見えたこと 東京に10年住んでいた息子が去年から帰ってきました。 息子に対し「東京での暮らしはどうだった?」と聞くと、 「家族を持ち、マイホームを建てるまでの未来が描けなかった」と話していました。 仮に東京で小さなマイホームを持つとすれば、都心から最低片道2時間は離れた場所で、 過酷な通勤を覚悟しなければなりません。 それが健康に良い暮らしといえるのか、僕にはそこは理解できません。 一方、関市なら建売住宅であれば3,000万円以下で手に入り、 マイホームでは庭で家族とバーベキューを楽しんだり、子どもの成長に合わせてスポーツ少年団に通わせたり、子育てをのびのびできる環境があります。     4,地方で暮らす豊かさ 地方に働く場所がないなんてことは決してありません。 関市にも優良企業はたくさんあります。 都会にしか良い会社がないと思われがちですが、地方にも魅力的な企業は数多く存在します。 さらに視点を変えると、「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」という考え方もあるのではないでしょうか。 つまり、大企業の中で小さな歯車のひとつとして働くのか、 それとも地方の小さな優良企業で経営に近い立場に立ち、責任ある役割を担うのか。 どちらが正しいということではなく、それぞれに価値があります。 ただ、地方には「自分の存在感を発揮できる環境」が比較的多く残されています。 規模の小さな企業だからこそ、自分の意見や努力が経営に直結し、 組織や地域に大きな影響を与えることができます。 都会とはまた違った充実感があるのです。   さらに暮らしの面では、地方には都会にはない豊かさがあります。 渋滞がほとんどなく、車での移動も快適。 山や川、海といった自然が近くにあり、キャンプやアウトドアもすぐ楽しめる。 ゴルフ場も私の自宅からだと車で30分以内に20か所以上。 電車通勤はほぼなく、車でせいぜい30分圏内。 名古屋までは60~70分で行けるため、コンサートや都市的な楽しみも十分可能。 美味しい飲食店も多く、食の楽しみも身近です。 こうした環境は、都会の便利さとはまた違う「豊かな暮らし」を実現させてくれます。   5,地方経営の可能性 都会では優秀な人材が数多く集まり、競争は激しくなります。 ですが地方では、戻ってきた人材が活躍できる余地が大きく、経営や事業運営において大きな強みとなり得ます。 これはランチェスター戦略の考え方にも通じる「戦いやすい場所で勝つ」という発想です。 都会には強者や大資本企業もひしめき合います。 そこにあえて戦いを挑まないのもまた戦略と言えませんか?(経営的な考えから) もちろん都会で有名な大学に行った=勉強ができる=経営ができるわけではありません。 経営に必要なのはとにもかくにも熱意だと僕は考えています。 その上で、学んできた知識や経験があれば、さまざまな局面に柔軟に対応できる強みになるのです。   まとめ 都会には都会の魅力があり、挑戦の場として活躍する人材がいるのも素晴らしいことです。 一方で、地方にも優良企業は数多くあり、暮らしやすさ・自然の豊かさ・家族との時間 という面では都会に勝る価値があります。 地方に残る、あるいは地方に戻るという選択は「都会で戦えなかったから」ではなく、 「地方でこそ実現できる豊かさと活躍の場がある」からこそ意味がある。 関市で商売を続けてきた僕自身、そう強く実感しています。