代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
岐阜の塗装仲間と情報交換会&懇親会
2025年6月22日(日)

昨日は岐阜の塗装仲間と情報交換会&懇親会でした。

僕自身はこうした場に参加するのは慣れたものですが、

最近は意識して社員(若手メンバー)にも同席してもらうようにしています。

 

なぜか?

それは──

・他社の社長が何を考えているのか?

・自社の社長は社外ではどう振る舞っているのか?

・宴席ではどんな立ち居振る舞いが求められるのか?

こうしたことを肌で感じて、学んでほしいと思っているからです。

単に「タダで飲んで楽しかった〜」ではダメなんです😃

 

 

社員というのは、ともすると自社のことしかわからなくなってしまいがち。

でも、それだけでは価値観が偏ったり、外の世界との接点を持てなかったりします。

(それがきっかせで自社より他社が良くなってしまうこともあるかも…そうだとしたら猛省)

だからこそ、僕が意識して外に連れ出すようにしています。

 

経営者の話を聞く、会議に参加する、時にはお酒の場を共にする

──そうした体験の中に、大きな学びがあります。

また、「視座(志座)」という言葉がありますが、

これは社内に閉じこもっていても、なかなか高くなるものではありません。

 

 

本を読んだり、研修やセミナーに出たり、経営者と話したりする中で、少しずつ高めていくもの。

視座が低いままだと、利己主義になりがちで目の前のことにばかり囚われ、

長期的な視点や本質を見失いがちになります。

 

会社は経営者だけが視座が高くてもダメで、会社全体として視座が高い組織であることが、

より良い未来をつくると僕は思っています。

ちなみに三輪塗装では、会社の教育方針として他社への訪問を推奨しています。

いろんな会社の話を聞き、感じ、吸収する

──それは机上の研修より何倍も価値のある学びになると信じています。

 

そしてもうひとつ大切なのが、経営の視点は

「遠くを見る力」と「近くを見る力」の両方が必要だということ。

直近の課題にどう対応するかも大事だけれど、

5年先、10年先をどう描くかという“遠くを見る目”も不可欠です。

 

その両方を持ち合わせた社員が一人でも多く在籍することで会社に厚みがでると思いますし

より堅実な経営ができると思っています。

 

 

懇親会も、いつもの仲良し同士とだけ飲むのではなく、初対面の人と話す。

ちょっとした緊張感を乗り越えて交流する。

それが本当の「成長」につながると僕は思っています。

 

もちろん、「社外の人と飲むのは苦手…」という人もいるかもしれません。

でも僕は──いろんな人と語り合う時間こそが、自分を広げてくれる最良の場だと信じています。

とりあえず三輪塗装の次世代社員のみなさんは社交的だ!