✈️ 書き写しの旅 第三弾「高知で学び、語り、呑み食い・感じた3日間」
2025年11月19日(水)
2025年11月19日(水)

今回の旅の舞台は高知。
「高知へ歴史を学びに行ったのに坂本龍馬には一切触れない旅」
――これはなかなか珍しいのではないか?
実際、私は龍馬の評価には少し懐疑的なところがあり…
それよりも今回改めて強く感じたのは最後一緒に暗殺されることになる中岡慎太郎のすごさでした。
地味でありながら、誠実で実行力に満ちた志士。
その人間像に触れ、心が震える場面がいくつもありました。

そしてもう一人は岩崎弥太郎
一代で巨大な事業を築き上げ、後の巨大な三菱財閥の礎を築きました。
渋沢栄一とは同じ時代に生きた経済人の巨人ですね
ガイドさんに岩崎弥太郎 と渋沢栄一とは かなり意見の相違があったとの話を聞き
帰って早々に本を購入。

もう一人は牧野富太郎
「日本の植物学の父」とも呼ばれた日本の植物学者で
生涯で約1,500種以上の植物を命名し、約40万枚の植物標本を収集しました。
2023年度前期放送の第108作 連続テレビ小説『らんまん』で有名かもです

■ 書き写し仲間との“変態的”学び旅
さて今回のメンバーは、普段から偉人たちの言葉を“書き写す”という、
ある意味変態的とも言える習慣を共有する仲間たちです。
その仲間と高知城を眺めながら、高知城博物館で書き写しを行い

あるいは佐川町の「明教館」で!ここはたくさんの佐川町からでた志士たちが学んだところ!そこでも――
歴史を学ぶ旅は数あれど、なかなかの変態だと思います(笑)

■ “ガイドの力”を痛感した旅
仁淀川、佐川町町巡り、岩崎弥太郎生家、――――
こちらの場所ではガイドさんをお願いしました。(いずれもおじいちゃん笑)
ただ見るだけでは得られない深い理解が得られますね


そこそこ読書で歴史に詳しくても、
ガイドがいる旅は理解度が数倍に跳ね上がる感じです
これはこのシリーズの旅で毎回強く実感するところです。
私は間違いなく「ガイドさんをつける旅」をおすすめします!

■ 高知の食文化:鰹は塩で食べると別物になる
食といえばやはり鰹。
一般的にはポン酢や薬味と合わせるのが定番ですが、高知では“塩タタキ”が主役。
これが驚くほど旨い。
3日間で3回頂きました!


そして高知の辛口の地酒との相性が抜群で、思わず頬が緩む時間でした。
2日目に泊まった馬路村の温泉宿では、川魚とゆず尽くしの夕食。
馬路村のポン酢は以前から知っていましたが、人口600人台の小さな村が
ゆずで村を立て直し、全国ブランドに育てた
という事実に、ただただ脱帽しました。

■ 「童心に帰った龍河洞でのアドベンチャーツアー 」
正直“軽い冒険”だと思って舐めてました。
ところが入ってしばらく通常コースを歩き、いよいよ冒険コースへ
狭い穴に体ねじ込んだり、岩をよじ登ったり、
気づけばおじさん全員 少年時代に強制回帰でしたね
汗かいて息切れしながら大はしゃぎしました。




■ 書き写しの旅シリーズは続く
この高知の旅は、実は“書き写しの旅”シリーズの第三弾。
第1回:萩(松下村塾・吉田松陰)
第2回:鹿児島(知覧・島津藩)
第3回:高知(中岡慎太郎・岩崎弥太郎・牧野富太郎)
そして来年は 佐賀 へ行くことが旅の終わりに決定しました。
幕末の志士たちの生き方に触れ、学び、自分の軸を磨く。
この旅を仲間と続けられることが、本当にありがたいことだと感じています。







