【本当に必要?】塗装職人の国家資格、1級塗装技能士とは?

※MIWA Tube動画『【本当に必要?】塗装職人の国家資格、1級塗装技能士とは?』(リンク先の動画は音声が出ます)の内容を解説しています。動画と同じ内容です。

皆さんは、「1級塗装技能士」って資格を知ってますか?
塗装に関わる資格で、立派な国家資格です。

そもそも塗装技能士には、1級と2級があります。
1級を受験するなら、実務経験が7年以上、
2級なら、2年の実務経験で必要です。

どちらも「学科試験」と「実技試験」、
2つの試験を受ける必要があります。

合格するには技術だけでなく、
勉強しなくてはならないということです。
だから、1級に合格するのは、とても大変です。

全国だと合格者が1200人。
岐阜の合格者は、15~20人で、
合格率は全国で40%なのに対して岐阜県は30%で、
岐阜はかなり合格率が低いです。

合格するのが大変ということは、
それだけ「しっかりした試験」ということですね。

いきなり1級を受験する人が多くて、
受験する人は、20代から40代まで幅広い年齢の人がいます。

国家資格であり、合格するのが大変。
だから、「ものすごい資格」だと思いますよね?

1級塗装技能士のいる塗装会社では、
1級をものすごくアピールしているところもあります。

でも、そんな「ものすごい」資格かといえば、そうでもないんです。
そう言うには、理由があります。

理由としては、1級塗装技能士の試験内容です。
学科試験、実技試験も、あくまで試験で、
実態にそぐわないところがあります。

言い換えると、試験内容が時代に合ってない内容もあります。
家を塗装するには、あまり必要のない内容もあります。

また、塗装するために「絶対必要な資格」でもありません。
1級の資格がなくても仕事はできます。

じゃあ、1級塗装技能士は意味ないか。
そう思うかもしれませんが、そうでもありません。
どうしてかと言えば、
1級を持っている人は、ちゃんとしている人の証ですから。

さっきもお話した通り、
実技も学科も、勉強するのが大変です。

学科だと、コツコツと勉強する必要があります。
仕事した後、家で勉強するって、かなり面倒です。

また実技も、試験用の技術を練習しなければなりません。
いくら現場経験があっても、ちゃんと訓練する必要があるってことです。

それも試験日は、1年に1回しかありません。
だから、その日に向けて実技も、学科も、
試験に向けて真面目に取り組まなければ、なりません。

だから、1級を持っているってことは、
そうした勉強した人であり、
ちゃんとした人である証拠ということです。

では、三輪塗装ではどうでしょうか?
三輪塗装では、職人として入社した方には必ず2級・1級ととっていただきます。
塗装で食べていこうと思うからには獲得したほうがいいです。
営業も2級だけはとってもらいます。
入社2年目からは、会社の倉庫で実務試験の練習をして試験にチャレンジしてもらいます。

ちなみに私は日本塗装工業会の岐阜支部で、
指導員という立場で指導をしています。
だから、社員にはしっかりとした指導をしています。

なお、1級塗装技能士の上には、
登録基幹技能士があります。

これは、1級を取得してから10年の経験、
職長という現場管理者を3年以上経験しないと受験できません。

現場をまとめる重要な役割を持つハイレベルな資格です。
三輪塗装では、私と弟しか持ってません。

さて、いかがでしたか?
1級塗装技能士について
ちょっと裏話的なこともお伝えしました。

これから塗装会社を選ぶとき、
1級を持っている人がいるかどうかも見てください。

1級塗装技能士がいれば、
ちゃんとした会社という目安にはなると思います。

今後も塗装に関わる資格について紹介しますので、
楽しみにしててください。