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春の旅 ~芸術編~

2018年4月6日(金)

我が家の玄関にツバメが巣作りを始めました。

新米なのか、運んできた土の半分が下に落っこちて玄関前が泥だらけです。

さて、前回は食べまくりの旅をお話しさせてもらいましたが、

食欲だけじゃありません。

ちゃんと芸術も楽しんで来ました。

富山市は意外にたくさんの美術館があります。

今回は隈研吾氏の設計した富山市ガラス美術館へ行ってきました。

2015年開館の新しい美術館は図書と銀行がはいった街中の美術館です。

外観はこんな感じ。

TOYAMAキラリ

ミラーのような壁材がいくつも折り重なって、その時々の光を反射します。

岩から切り出した鉱物のような印象です。

内観はこんな感じ。

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中は木板が並び縦方向を強調しています。

さらに吹抜けを登るエスカレーターが、少しづつ角度をつけてあり奥行きも強調されています。

隈氏、人工素材と自然素材の融合がお上手です。

展示はデイル・チフーリというガラス作家の巨匠の作品が多くありました。

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こんな割れやすい立体物の移動・設置・保管はどうやってするんだろうと、余計な心配をしつつ、

力強い作品に圧倒されました。

続いては、大人気かつ、これまた新しい美術館・富山県立美術館に行きました。

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こちらは有名建築家内藤廣氏の作品です。

内藤氏は高山駅を設計された方で、直線的な無駄のないすっきりしたデザインが特徴です。

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昨年オープンしたこの美術館はオノマトペの屋上があり、子供たちにも人気の様です。

今の企画展示は「デザインあ展」

NHKの番組の「デザインあ」ってご存知ですか?

15分の子供向け番組なのですが、大人もついつい見入ってしまう番組です。

私も好きでよく見るのですが、製作者の心意気と思入れを感じます。

その番組が富山県美術館で体験できるということで、春休みの今はさらに人気みたいです。

実際にデッサンをする場が何箇所かあり、展示もすごく興味深いものでした。

5日目に訪れた浜松市では秋野不矩(あきのふく)美術館へ。

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こちらの設計は藤森照信氏。

藤森氏は多治見市のモザイクタイルミュージアムや近江八幡市のたねやグループのラコリーナなども手掛けています。

どれも既成概念にとらわれない自由な建物が印象的です。

丘の中腹に建つこじんまりした建物は、ヨーロッパの田舎の住宅のようなたたずまいです。

のどかな、あたたかな建物でした。

このあと、前回の大河の主役・女城主直虎ゆかりの龍潭寺(りょうたんじ)へ行きました。

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庭園は見もの。

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しだれ?桜も咲き誇っていました。

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桜の木陰に小さな二宮さん。かわいい。

そして一足伸ばして掛川城横の掛川市二の丸美術館にも行ってきました。

ここには江戸時代のタバコ道具や、かんざし等の職人の技巧が光る装身具が多く展示されています。

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この細密さたるや!

龍は裏までキッチリ作り込んであります。

キセルや根付、煙草入れの金物など、興味深く当時の「粋」を感じます。

最後に二宮金次郎リバイバル。

二宮尊徳の報徳思想の普及拠点として建てられた仰徳記念館・大講堂を見学しました。

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学校のような存在なので、贅沢ではないものの、重厚感があります。

食べまくったカロリーは帳消しにはなりませんが、芸術は心の癒しとなりました。

そんな芸術の春でした。