塗装工事でよくあるトラブル事例①

2018年5月27日(日)

皆さんこんにちは。

 

今回は塗装工事でのよくあるトラブル事例を書きたいと思います。

トラブルの内容は様々ですが、そのほとんどが、消費者が知識を持っておけば、未然に防げたトラブルです。

 

 

トラブル事例1

・大幅値引きに飛びついた結果、粗悪な塗装工事をつかまされた。

「半額」「○○オフ」など目を引くような大幅値引きを提示してくる業者には注意が必要です。

なぜならば、塗装工事の価格は大幅に値引きできるものではないからです。

大幅値引きとうたいながら、実は初めに提示する見積額を割り増ししておいて、

その後、あたかも値引いたかのように見せているだけかもしれません。

もしくは、材料を安価なものにすり替えて材料費を抑えたり、

本来1週間かかる工事工程において乾燥時間を確保しないなど仕様を無視した工事を行い、

2-3日で終わらせることで、工事費を抑えていたりと、消費者には分からないように巧妙に価格を操作している可能性も十分にあります。

大幅値引きを提示された際には、なぜ、それほど安くなるのかを確認しましょう。何らかのカラクリが潜んでいるかもしれません。

 

トラブル事例2

・追加工事が発生する

塗装工事は、劣化状況によっては追加工事が発生することがあります。

はじめは適正な価格を提示しておき、工事が始まってから「追加工事が必要になった」として、

追加料金を請求し、価格をつい上げようとする心無い業者も存在します。

重要なのは、契約前に追加工事のリスクがあるかどうかをキリンと確認しておくことです。

その際、追加工事が発生した場合にかかる費用も確認しておくと安心です。

また、本当にその追加工事は必要なのか、また工事内容についても詳しく確認するようにしてください。

 

トラブル事例3

・仕上がりが、イメージしていた色と違う。

「色見本で確認したいろと、外壁に塗装した色が違って見える」、

「思っていた印象と違う仕上がりになり、満足できていない」などのトラブルは後を絶ちません。

色を選ぶ段階で、一度は納得している以上「仕上がりが気に入らない」と言う理由で、

業者が無料で違う色に塗り替えてくれることはないでしょう。

色を選ぶ際には、たとえ塗りたい色が決まっていても、業者と打ち合わせを行い、

本当にその色で納得の仕上がりになるのかを確認しておくことが重要です。

せれでも不安が残る場合は、業者にお願いしてその色を塗装したサンプルをもらうか、実際に塗装した住まいを見せてもらうかなどして、

仕上がりのイメージを正しく把握するようにしましょう。

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実際面積効果でサンプルの大きさが違うだけでも色の濃さが違って見えてきます。