代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
こだわりの寿司を出す職人と回転寿司をチェーン展開する企業はともにお客様に喜ばれています
2016年4月14日(木)

5140

20120325_2904149

世の中の8割の会社は赤字と言われて、その原因は社長の勉強不足である

勉強不足には一切の外部の責任は存在しません。

 

昔の塗装屋、土建屋、その他建設専門工事業者の親方は人を集める力があれば成り上がる事ができた。

ゴルフもできた。クラウンも乗れた。いい飲み屋も行けた。

高度経済成長のまっただ中!いわゆる時代がよかった。でも今は違います。

工事数が少ない・・・。単価が安い・・・。時間がない・・・。

塗装屋で言えば、競合他社が多い。しかも強敵揃い・・・。

(こういう言い方をすると親父世代の経営者しかられるが、今とは比べものにならないくらい今の経営は難しいのは事実と思う。)

 

そもそもなんで同業者の皆さんは塗装屋に何でなったんでしょうか?

家業だから!?

先輩に誘われて!

学生時代、勉強が得意だった!って方は断然少ないと思いますがどうでしょうか?

なれるんだったら公務員に?大企業に!それも学歴もひくく選びたくても選べない状況ではなかった人が塗装職人には圧倒的に多いのでは?と自分も含めて思います。

かなり業界仲間を低く見てしまいますがあながち間違ってないと思います。

 

私が就職するころ、三輪塗装はすでに関市では最も大きな塗装店でした。

父からは次期社長になることを、強いられずも言われていました。

 

仕事を始めた頃から将来は経営者だった訳です。

 

 

昔ある同級生の塗装屋に言われたことがあります。

彼曰く「お前は人にやらせるばっかで自分で塗らんな!俺は職人として自分でこだわりの仕事をしながら将来10億やったる!お前を超したる!」って。

 

その同級生とは当初既に売上げで3倍ほどの差がありましたが、その後私も少なからず成長を遂げ、今や10倍以上の差をつけるに至りました。

彼はまだ一人と職人数名でこだわりを持った施工で堅実経営しています。

 

私は会社の大小は理念の問題、経営者の問題と思っていますので、何にこだわりを持つか自由で良いと今でも思っています。

 

限定5組のこだわりの寿司を出す職人と回転寿司をチェーン展開する企業はともにお客様に喜ばれていますが、どっちがより喜ばれているかは計り知ることはできません。

 

ただし私の場合は人を採用し育て、信じて任せて人員を増してきました。

どちらかと言うと回転寿司チェーン店かもしれません。

自分としては高級果樹園と思ってますが(笑)

 

まだまだ全員発展途上ですが、私と同じ判断ができる人間を少しづつ増やしています。

 

先の彼は人数が増えるとサービスが低下すると言いたかったんだと思いますが、私はそうは思いませんでした。提供できる幸せの量、満足の数が増える!とと思ってやってました。

人が増えると多くの人材の英知が集約され更に成長できます。

一人はひとりです。

 

私は経営者として社員をいかに生き生き楽しく仕事をしてもらうか?という事に時間を費やしています。

給料は足りてるか?仕事は楽しいか?仲間は助けてくれるか?コミュニケーションはとれているか?家族は健康か?過度なストレスを感じていないか?

 

社員のそんな事をなくすために、勉強に励みます。

 

我々中小弱小会社の業績は、すべて私にかかっていると自分で決めています。

自分の出来が悪いから社員を、社員の家族に不安を与える訳にはいきません。

 

今いる有能な部下たちを生かすも殺すも私の采配次第!

鳥の目と顕微鏡の目をもって、雪が降っても自分の責任!そのくらいに考えて、想定外を想定できるように今日も頑張って行きます。