今シーズン初の猪肉!牡丹鍋に猪焼肉 最高に旨かった!
2015年11月28日(土)
2015年11月28日(土)
地元の仲間に猪料理をご馳走になりました。
よく猪肉と言うと獣臭が苦手で食べれない・・・という人が見えると聞きますがはたして・・・?
友人曰く「ポイントは一つ。捕獲しさばく段階で内臓(特に膀胱)を痛めない事」だそうです。
内臓をキズ付けるとアンモニアや汚物臭が血液で体中に回ってしまい、いわゆる獣臭となってしまうからだそうです。
実際臭いは?
全く臭みなし、味も癖がなくい!
実に上品な赤身肉
猪の肉は、低脂肪・低カロリー!
更に体に必要な栄養素が豊富に含まれているそうです。
猪の脂肪に含まれている「不飽和脂肪酸」の割合はほかの肉に比べて多く(おおよその割合で、飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸=5.8:2.5です。)
「不飽和脂肪酸」の特徴は、飽和脂肪酸とは対照的に、体に良い影響をあたえ「悪玉コレステロール」を減少させて、ドロドロ血液をサラサラにするのに役立ちます。
そして、ビタミンB郡は脂質や糖質の代謝を促します。ビタミンの中でも特に「ビタミンB郡」は、肥満対策、糖尿病、動脈硬化の予防、貧血予防、体力増進などがあります。
ビタミンB2、ビタミンB12はどちらもダイエットで不足しがちな栄養素です。しかも、一度にたくさん取っても体内に貯蔵されないので、毎日の食事から十分取り入れなければならない栄養素とのこと。
さらに女性に嬉しいのは『コラーゲン』も多く含まれているというのです!
その他にも生活習慣病予防につながる『タウリン』や疲労を和らげる『アンセン』という成分も他の肉に比べ含有量が上回っています。
このように猪肉はビタミン、コラーゲンも豊富、高たんぱくで低カロリー・低脂肪とかなり理想的な栄養源と言えるのではないでしょうか。
猪猟には大きな社会的意義もあると伺いました。
猪は年に4~5頭を出産すると言われますが、野放しにしていると無制限に増え続け、人間との共存がドンドン難しくなります。
農作物被害、人的被害も年々増加傾向にあり、ある程度頭数をコントロールする為の量は絶対に必要だと猟師さんも言って見えました。
しかしながら命を頂く訳ですので粗末にすること無く、ありがたく頂く事が最も大切だと感じました。
猟師も後継者不足との事・・・
様々なお話を聞かせて頂きました。