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富山 みたび
2024年3月21日(木)

富山 みたび

またまた、富山へ行ってきました。 ブログをサラッと振り返ると、「富山 ふたたび」というタイトルがあったので、 今回は三度目?なのか?いやもっと行っている気がする。 ちょっと衰えたので、数が数えられなくなりました。   なぜ富山かって、やはり鮮魚です。 今回も食べてきました。 廻るお寿司でもおいしかったです。 ホタルイカもちょうど季節を迎えました。 富山と言えば白エビとノドグロ。白エビは天ぷらでもおいしい。   観光は薬種商の館金岡邸を見学してきました。 富山と言えば薬売り。 富山の置き薬のシステムや、富山の薬が発展した経緯など歴史的なものが学べます。 歴史を感じる看板たち。 金岡家は薬種商で財をなして、代々その資本で経済や人を動かしていたようです。 金融業や政治、大学の設立、情報産業、製薬会社など幅広い活躍ぶり。 でもやはり建築がすごいです。 金持ちは違います。 店舗から入り、建物を順に回るのですが、広すぎて迷子になってしまいそう。 来賓を招いたであろう15+18帖の大広間。 折り上げ格天井も立派ですし、 今では手に入らないであろう太く長い1本物の木材がふんだんに使用されていてびっくりです。 これが総ヒノキ造りだというのですから驚きです。 長い長い廊下の化粧梁も1本物のヒノキの磨き丸太が使用されています。 その長さなんと6間(約12m) 凄すぎです。 ところどころ、元日の地震の影響が見られました。 あの地震で、建築基準法のない時代の建物の損壊が、この程度で済んでいるのがすごい。   こちらの金岡邸には明治天皇や、内閣総理大臣になる前の近衛文麿も訪れたのだそうですが、それだけの格式のある家だということですね。 お庭も素敵そうですが、雨で残念ながらしっかり見ることができませんでした。   他にはは復習編として、以前にも訪れたことのある高岡市にある勝興寺を見学。 相変わらず、屋根も大きく破風の装飾も手が込んでいて立派です。 以前訪れた時は夕方4時ころで閉門が近かったため、 ハイスピードで見てまわり不完全燃焼だったので、今回はゆっくりと。 おかげで、欄干にこんな細工を見つけました。 龍や銀杏をかたどったヒビ隠しかな? ちょっと粋ですよねー 修繕をした大工さんのこだわりとか、思い入れを感じます。   帰路はすごい吹雪に見舞われました。 念のためスタッドレスを付けていたので走行は可能なのですが、 ブリザード!!視界が悪すぎて、前方も車線も何も見えず苦労しました。 それでもまた行きたい富山です。