足立 愛子
大塚国際美術館
2020年1月15日(水)

お正月休みに、旅行をしてきました。

その模様を少し。

前々から大塚国際美術館へ行って見たいと思っていたので、このお休みを利用して行ってきました。

一昨年末、米津玄師さんの紅白出演の際の中継場所として話題となった美術館です。

展示品はすべて陶板で作られているので、写真オッケー、おさわりオッケーという気軽な美術館。

お正月ということもあってか人出もお子様連れも多く、賑やかな印象です。

B3階か2階まで、順路に沿ってみて回ります。

下階は古代、そこから上へ現代へ、年代を追ってみて回ります。

B3階だけで広く見ごたえのあるものばかりで、軽く2時間近くかかってしまいました。

花より団子の私、「このペースでは昼食を逃してしまう!!」とばかりに、B1階からはスピードアップ。

歩き疲れて途中何度か休憩を取りながら、なんとか2階まで制覇しました。

フェルメールの真珠の耳飾りの少女、

レオナルド・ダヴィンチの最後の晩餐(修復前と後で2つ。見比べることができます!)

ゴッホのひまわり(7作品全作品勢揃い)、モネの睡蓮(なんと屋外での展示!)、

クリムトの接吻、レンブラントの夜警、マネの笛を吹く少年、ムンクの叫び、ピカソのゲルニカ、

ミレー、ゴーギャン、ルノワール、シャガール、ラファエロ、ドガ・・・

挙げたらキリが無いほどの名画に次ぐ名画。

さらに、米津玄師さんの中継場所となったシスティーナ礼拝堂、スクロヴェーニ礼拝堂などもありそのスケールにあんぐり。

教科書やテレビなどで紹介されて見たことのある名画がこれでもかというほど並んでいました。

古代の作品も壁画やモザイク画、壷絵などの再現が多く、近しい原材料ということもあってかリアルでした。

それにしても、陶板で原画に限りなく近い作品を作るのには相当な技術と苦労があるわけで、物づくりの奥深さを感じます。

作品の量とスケールの大きさに圧倒されるとともに、やや疲れました。

きっと、画集などで見ることのできる作品なのでしょうが、大塚国際美術館では原寸大で展示されているので、

スケールの大きさを実感できる体感型美術の教科書といったところでしょうか。

 

この美術館は淡路島から鳴門海峡を越えてすぐのところにあります。

鳴門と言えばうず潮。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」から、はたまた汽船から見ることができます。

以前、うず潮を一番ベストタイムで見たことがあったので、今回は鳴門のうず潮は見ませんでしたが、

美術館とうず潮をセットでぜひ見学してください!