現場ブログ

米山 淳也
色や形の認識の違い
2019年4月7日(日)

こんにちは、最近、日中は暖かくなってきました。

朝晩はまだまだ寒いので、温度変化には気をつけましょう。

今回は、色の見え方について書いていきます。
外壁塗装の打ち合わせをしていると、よくあるのが、思ったよりも色が薄かったという言葉です。
見本帳で見て、家のイメージをして、色を決めるんですが、見本帳の色の範囲と、実際の壁の範囲では大きさがかなり違います。
そうすると、人の目は錯覚を起こしてしまいます。
これを面積効果と言います。
色彩学では、大きさを定義する場合、網膜に映し出された物の大きさではなく、角度で表します。その角度を視角と言っていますが、視覚が小さいと網膜に映る映像は小さく、視覚が大きいと、網膜に映る映像の面積も大きくなります。
だいたい、10度から20度の間では、あかるさと、彩度は強調して感じられます。
なので、家の壁のイメージが違って萌えるのはそのためです。
さらの広く大きくなると、灰色に知覚されてしまいます。
それ以外には、対比と同化があります。
これは、周りの色が、影響を与え、背景色との違いが強調されて見える現象、と、背景色に近ずいて見える現象の事です。
サンプルの隣の色が邪魔をして、少し違う色に見えてしまうのです。
明度、彩度、色相で対比が起こります。
あと、同化というのは周りの色に近ずいて見えてしまう現象です。

色や光は目で感じ、脳で認識しています。
目の感じ方の違い、脳での認識のちがいで、実際の物とは違うものになっている事を知って、注意して色を決定していく必要があります。
僕たちは、この認識の違いを利用して、錯覚アート(勝手に名前つけました)を楽しんでいます。
錯覚の作品例です。

以前東京に行った時に見てきました。
本当に驚きです。
自分の見ているものは本当にその色なのか?本当にその形なのか?疑っってしまいます。

前回と、今回で、色の見え方について書いてきました。

目の網膜映る大きさによる認識の差、周りの色による認識の差、脳の認識による差の他に、加齢による差もあります。

水晶体に色素沈着が起こり、黄色く濁って見えてしまいます。

色の認識は20歳代が最も高く、年齢とともに下がってきます。

あと男性よりも女性の方がいろの認識度が高いようです。

太陽の光と、電球の光、蛍光灯の光、LEDの光、で、見え方が全く違います。

色について知れば知るほど奥が深く、興味が湧いてきます。

色とは一体なんなのか?僕自身、もう少し勉強したいと考えています。