岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸
2018年7月7日(土)
みなさんこんにちは。
今週はずっと天気が悪く雨ばかりですね。土砂災害などには十分注意が必要ですね。
雨では塗装できないので作業がストップしてしまいます。しかし、無理やり作業しても品質に問題がでてくるため無理して作業はしません。
さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。
今回は関市K様邸の工事紹介をしていきたいと思います。
まず、屋根:外壁の素材説明です。
屋根は薄型スレート瓦が使用されています。
主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。
セメントが主成分の為、水を吸いやすいのが特徴です。ですので塗膜の防水性が切れてしまった場合は注意が必要です。
屋根現況です。
外壁は窯業系サイディングが使用されています。
セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。
セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。
外壁現況です。
続いて、作業の紹介です。
まず足場組立後高圧洗浄を行います。
高圧洗浄は塗装後の仕上がりや塗料の耐久性に大きく影響するため重要な作業となります。
コケや汚れをしっかりと洗い流していきます。
高圧洗浄作業状況です。
高圧洗浄作業状況です。
高圧洗浄後シーリング工事を行います。シーリング乾燥後塗装工事を行っていきます。
まず、軒天の塗装です。
上塗り2回塗装していきます。塗り残しが無いよう確認しながら塗装していきます。
上塗り1回目作業状況です。乾燥後上塗り2回目を行います。
続いて、付帯部の錆び止め塗装です。
まず、鋼鈑部には錆び止めを入れていきます。
錆び止めを入れないと塗装してもすぐに錆びが発生してきたり塗膜が捲れてきたりと不具合を起こしやすいため錆び止めは重要な作業となります。
錆び止め作業状況です。
続いて、付帯部上塗り1回目です。
タレなど無いよう気をつけて塗装していきます。
上塗り1回目作業状況です。外壁が仕上がり次第付帯部を仕上げていきます。
続いて、屋根の塗装です。
まず、下塗りを入れていきます。
下塗りは上塗りとの密着を良くしたりと重要な作業となります。上塗りをしてしまえば分からなくなってしまいますがだからこそ丁寧にやることが重要です。
下塗り作業状況です。
下塗り完了後縁切り工事を行います。
縁切りとは塗装を行う際に瓦と瓦が重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることで雨水の排水口を作る作業のことです。
縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現状を起こし、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りを誘発する原因になります。
そのため塗装時には縁切り作業が必ず必要となります。
縁切り作業状況です。
その後上塗りを2回塗り完了となります。
上塗り1回目作業状況です。
いかがだったでしょうか?
今週はこの辺で、、、。