現場ブログ

 サイディングボードについて<1>

2018年5月19日(土)

サイディングという言葉は耳にしても、なんとなくこの壁の事だろうとあいまいな知識の方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

私もお問い合わせいただいた時には当たり前のように、「外壁はサイディングですか?」と聞いてしまいます。

建設業に従事していない方に、知ってて当然の使い方をしては失礼千万。

ここであらためて、サイディングとはなんなのか解説いたします。

 

1.サイディングボードの種類

そもそもサイディングボードとは直訳すると下見板とか壁板となります。

外壁に使用する板の事で、順に貼っていき外装が完成するようになっています。

板というと木製を想像しますが、他にも金属や、セメントなど材料は様々で、

材質によって種類が分けられます。

 

①窯業系サイディング : セメントが主成分の加工板

窯業系サイディング

デザインが豊富で防音性、耐火性、耐震性に優れています。

チョーキングやシーリングの劣化が起こるため、塗装によるメンテナンスを定期的に行う必要があります。

 

②金属系サイディング : ガルバリウムやアルミなどの金属板

金属系サイディング

耐久性、防水性に優れ、軽量のため建物への負担が少なく地震に対して有利です。

金属板の中には断熱材があるものもあり、断熱性も保たれます。

へこみや傷が付きやすくそこからサビが発生することがあるので注意が必要です。

 

③木質系サイディング : 様々な種類の木材を使用した板

木サイディング-2

環境にやさしく、断熱性に優れています。他のサイディングには無い温かみがあります。

耐火性に乏しく、防火地域などでは使用できない可能性があります。

またメンテナンスをしっかり行わないと、木が反ったり、水を吸って腐ってしまったりします。

 

④樹脂系サイディング : 塩化ビニールなどの樹脂を主成分とした板

樹脂サイディング

耐久性・耐候性に優れたサイディングボードです。

非常に軽量でシーリングが不要のため施工がしやすいというメリットがあります。

シーリングが不要であるため、メンテナンス費用も安く済みます。

しかしデザインバリエーションが少なく、樹脂系サイディングを取り扱う建材メーカーは日本では1社のみ、施工店も少ないようです。

遮音性や、防火性では他のサイディングに比べやや劣るようです。

 

4種類のサイディングボードがありますが、外装としてはサイディングボードの他にモルタルやALC、タイルなどもあります。

数々の外装の種類がある中、日本の約7割の住宅が窯業系サイディングボードです。

このため、サイディングボードというと窯業系サイディングボードの事をさしていることがほとんどです。

 

「サイディングボードの種類について」 でした