信頼できる塗装会社を見抜くためのポイント①

2018年5月2日(水)

皆さんこんにちは。

 

今回は、信頼できる塗装会社を見抜くためのポイントを紹介します。

 

1.資格を持ったプロが、住まいを正しく診断する

住まいによって劣化の進行具合は異なるので診断をしなければ、

塗装の計画を立てることはもちろん、塗装工事の見積額を算出することも出来ません。

診断せず見積書を提示するような業者は論外です。

業者に悪気はなくとも、知識がないために適切な診断が出来ていない業者も多数存在しています。

診断の良し悪しが工事の品質にダイレクトにつながってしまいます。

信頼できる塗装業者は、「実際に屋根に上がり劣化状況を見ている」ということも参考のひとつとなります。

劣化の状況を確認す方法は目視以外ありません。

そのため実際に屋根に上がらずにした診断は非常に疑わしいと言えます。

屋根によくみられる劣化は塗膜のめくれ、コケ、屋根材のズレ、割れ、棟部分の欠損などがあります。

 

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診断には1時間はかかるので、30分以内で完了してしまうような診断の場合は、精度の低い診断の恐れがあります。

2.適正な見積書を提示してくれる

見積書を提示されると、ついつい見積額ばかりに注目しがちですが、

実は見積書にも信頼できる業者かどうかを見極めるポイントがたくさんあります。

(1)材料費と工事費(施工費)が明確に分けて記載されているか

見積書を手にしたらまずここをチェックしましょう。

材料費と工事費が一緒になっている「材工一式」の見積りにすると、

どんな材料をどれだけ使うのか、材料費や工事費はそれぞれいくらなくかがあいまいになります。

このあいまいさを利用して、必要な材料費の量を間引いて不当に利益を得ようとするなど心無い業者も存在しているのです。

そのため、見積書は材料費と工事費を分けて記載されてある「材工分離」の形式でもらうのがお勧めです。

(2)使用する塗料の量(塗布量)は、明確になっているか

塗布量は、メーカーが定めた量をきちんと塗り重ねる必要があります。

なんとなく塗り重ねてもそのとりょうんお性能を充分に発揮することが出来ず、数年で不具合が発生する恐れもあります。

塗料の量を減らせば見積額も安く見せることが出来ますが、

塗料の性能は十分に発揮できず早期に不具合が発生する恐れがあります。

塗布量を守っても守らなくても、仕上がり後の状態には違いがなく、綺麗に見えます。

そのため、規定量より少ない量で塗装をして余った塗料を次の現場で使用する、ということも可能なのです。

 

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このようにホームページなどにも記載されているので自身でも確認することが出来ます。