屋根材の素材説明と塗替えの注意点について

2018年2月16日(金)

皆さんこんにちは。

もう2月も中旬になりました。ほんとに早いです。

そろそろだんだん暖かくなってきますかね?しかし、風も強くまだ寒いので防寒対策はしっかりしましょう。

さて、余談はこの辺にして今回は屋根材の素材説明と塗替えの注意点の紹介したいと思います。

まずは、瓦です。

こちらは粘土を一定の形に焼き固めたものを言います。

瓦には本瓦葺き用と桟瓦葺き用とがあり、形状や使用場所によって平瓦・丸瓦・鬼瓦・桟瓦・軒瓦などと呼びます。

こちらは塗装の必要はありませんが、瓦の割れやズレ、そして、棟と呼ばれる場所の瓦のズレや漆喰などが劣化してくると雨漏りの原因になりますので定期的なメンテナンスが必要となります。

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続いて、一般的なカラーベストの紹介します。

薄型スレートと言われる屋根材です。主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。

厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。欠点としましてはセメントが主成分の為、水に弱いのが特徴です。

なので施工時には工場から塗装された状態で運ばれて来ますがその耐久年数が5~7年と短く10年を経過するころには防水性が切れてしまいますので定期的なメンテナンスが必要となります。

2004年からアスベストは使用されなくなりました。

寒さにとても弱いため寒冷地である北海道では一棟も使用されていません。

塗替えの注意点としては塗替えの際は必ず縁切り作業を行わないといけません。

縁切りとは塗装を行う際に瓦と瓦が重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることで雨水の排水口を作る作業のことです。

縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現状を起こし、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りを誘発する原因になります。

そのため塗装時には縁切り作業が必ず必要となります。

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続いて、モニエル瓦についてです。

モニエル瓦とはセメントと川砂を混ぜ合わせて作られる「乾式コンクリート瓦」と言われるセメント瓦の一種です。

この瓦通常の瓦とは違い、表面に「スラリー層」というセメントの粉が薄く吹き付けてあります。以前はこの上に塗装を行うと剥がれるなどのトラブルが多く、塗装施工が難しいといわれる瓦でした。今はスラリー層を固める下塗りがあるため問題はありません。

しかし、スラリー層はできるだけ取り除くことが必要になります。

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続いて、折半屋根です。

金属系の屋根のため経年劣化により錆びが発生しますのでこちらも定期的なメンテナンスが必要となります。

塗装の際はしっかりとケレンで錆びを落とし錆び止めを入れることが重要となります。

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いかがだったでしょうか?

まだ屋根材の種類はいろいろありますがよく見るものを紹介させてもらいました。

では、今週はこの辺で、、、

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