岐阜県関市 某市営住宅 塗装工事

2018年2月9日(金)

皆さんこんにちは。

もう年を明けて1ヶ月経ちましたね。ほんとに早いもんですね。

まだまだ気温も低いですしインフルエンザも流行っているのでしっかりと体調管理に気をつけていきたいですね。

さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。

今回は、某市営住宅の塗装工事の途中経過を紹介します。

まず、外壁の素材説明です。

この外壁はモルタルと呼ばれます。モルタルとは、セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法の外壁のことです。

この外壁は非常に丈夫なイメージがありますが、実は、この素材自体の防水性能は低いので、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。

防水機能を果たしている塗膜が劣化してくると、徐々に水分を吸収しクラックと呼ばれる亀裂が生じますので注意が必要となります。

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まず、最初の作業は高圧洗浄です。

この最初の工程の高圧洗浄は、外壁塗装の仕上がりを大きく左右するのでとても重要な作業となります。

高圧洗浄の作業をいい加減に行うことは汚れたまま塗料を塗るため塗装後に大きく影響してきてしまいます。

なので、外壁塗装の事前準備段階の高圧洗浄は、ただ水で流せば良いという簡単なものではありません。

高圧洗浄作業状況です。

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高圧洗浄作業状況です。

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その後、鉄部のケレン作業を行います。

ケレンとは、主にトタン・屋根・鉄階段などの鉄部の汚れや錆びを落したりすることです。錆びていなくても塗料の密着を良くするため表面に傷をつけていくことを言います。

このケレン作業はとても重要となります。ケレンを充分にせずに塗装を行っても塗料本来の耐久性は期待できません。

ケレン作業ができていないと仕上がりが悪いだけでなく、塗装をしても数ヶ月で錆びが発生してきたり塗膜が捲れてきたりします。

なのでしっかりと時間をかけてケレン作業を行うことが重要となります。

ケレン作業状況です。

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続いて、錆び止め作業です。金属の腐食を防ぐ効果があります。

そして、上塗りとの密着性も良くするために重要な工程となります。

錆び止め作業状況です。

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鉄部の錆び止めまでの紹介でしたがいかがだったでしょうか?

塗装工事において一番重要な作業は塗料を塗るよりも塗るまでの下地準備がかなり重要となってきます。

いかに下地処理に時間をかけるかで塗料の耐久性も変わってきます。なのでただいい塗料を塗ればいいと言うわけではありませんので注意が必要となります。

では、今週はこの辺で、、、