酒井 康成
【施工事例・関市】瓦がずれて土が露出!?落下事故を防ぎ、美観を取り戻す「下り棟の積み直し工事」
2026年6月22日(月)

皆様こんにちは!
営業施工管理の酒井です。

今回は、関市にお住まいのお客様からご依頼いただいた、瓦屋根の「下り棟(くだりむね)積み直し工事」の様子をご紹介いたします。

🚨 現状のSOS:瓦のずれと土の露出、そして「落下の危険性」
「屋根の瓦がずれている気がする」というご相談を受け、早速現地調査へ伺いました。
屋根に上がって確認してみると、瓦を固定している力が弱まり、大きく横にずれてしまっている状態でした。

さらに深刻だったのは、瓦の下にあるはずの「葺き土(ふきつち)」が完全に露出してしまっていたことです。
昔の日本家屋の瓦屋根は土を使って瓦を固定していますが、これを放置して雨風で土が流出してしまうと、土台を失った重い瓦が強風や少しの地震で一気に崩れ落ちてくる危険性があります。

もし、庭先や駐車場、あるいはご家族や通行人の方の上に重い瓦が落下してしまったら…と考えると、非常に恐ろしい事態です。単なる屋根の傷みというだけでなく、重大な事故を防ぐためにも早急な処置が必要な状態でした。

💡 屋根の豆知識:「下り棟(くだりむね)」とは?
今回工事を行ったのは「下り棟」と呼ばれる部分です。少し解説させていただきます!

大棟(おおむね): 屋根の一番高いところにある、水平な頂上部分。

下り棟(くだりむね): その大棟から、屋根の傾斜に沿って下(軒先方向)に向かって伸びている部分。

実はこの下り棟、屋根の面と面の「繋ぎ」としての役割ではなく、「建物の美観を高める」ための装飾的な役割を持っています。
立派な下り棟があることで、屋根全体に重厚感や格式高さが生まれ、和風建築ならではの美しい外観に仕上がるのです。建物の「顔」とも言える見た目の美しさを担う部分だからこそ、瓦がずれたり土が見えたりしてしまうと、お住まい全体の印象も損なわれてしまいます。

🛠️ 施工内容:下り棟の積み直し工事
危険な状態を解消し、下り棟の美しさを復活させるため、今回は「積み直し工事」を行いました。

解体・撤去
落下する危険のあった既存の瓦と、古くなった土を一度すべて綺麗に取り除きます。

土台の再構築
新しく「南蛮漆喰(なんばんしっくい)」と呼ばれる、耐久性に優れた屋根用の強力な材料を使って、しっかりと土台を盛り直します。

瓦の積み直し
真っ直ぐで美しい本来のラインになるよう丁寧に瓦を積み上げ、強風や地震でも絶対に崩れ落ちないよう強固に固定していきます。

✨ 工事完了!美しく安心な屋根を取り戻しました
無事に積み直し工事が完了し、真っ直ぐで重厚感のある美しい下り棟が復活しました!
見た目が綺麗になっただけでなく、落下の危険性がなくなったことで、お客様にも「これで風の強い日も安心して過ごせます」と大変お喜びいただきました。

屋根の上は普段ご自身では確認しづらい場所です。
「庭に屋根の土や漆喰の破片が落ちていた」「下から見上げて下り棟のラインが歪んでいる気がする」といったサインは、瓦落下の危険信号かもしれません。被害が大きくなる前に、ぜひ一度専門家による点検をおすすめします。

屋根のことで気になることがございましたら、営業施工管理の酒井まで、いつでもお気軽にご相談ください!

気になる点をもっと詳しく聞きたいという方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
ご相談・現地調査・お見積もりは無料で行っております。

また、ショールームにお越し頂くと、専門知識を持ったスペシャリストに相談が可能です。