岐阜県美濃市 倉庫屋根塗装工事 M様邸
2017年7月9日(日)
みなさんこんにちは
今週は今年初の台風がきて大忙しでした。
台風が来ますと強風の影響で足場が大変揺れ危険ですので台風養生という安全対策を行います。
足場にしている飛散防止用のメッシュシートをたたみ風を受けないように致します。
写真を撮っておくとよかったんですが雨がすごい降る中での作業でしたので写真が取れず残念です。
これからの時期台風が来ること増えてきますし、気温も上昇して暑くなりますと熱中症や脱水症状にも気を付けないといけないんで、安全には十分に配慮していきたいですね。
余談もほどほどに本題に入っていきましょう。
本日ご紹介するのは美濃市M様邸の折半(セッパン)屋根塗装工事です。
夏や暖かい時期になりますと天気がいいので、屋根の塗装工事が増えてきます。
有り難いことですし暑い時期の屋根はテンションが上がる僕からしたらうれしくてしかたありません。
今回塗装させていただく屋根は金属を加工して作ってある折版屋根と呼ばれる種類の屋根です。
折版屋根は倉庫や工場などによく使用されている屋根で、利点として勾配が少なくても水が流れることや下の写真のように凸凹しておりますので重さを分担する為積雪にも強いです。
弱点としては金属屋根は一部を除き大体が定期的にメンテナンスをしないと錆びてしまうことです。
サビが悪化して穴まで開いちゃうとどうしようもありませんが、色が薄くなってきている段階は塗料の防水性がなくなってきている状態ですので、本来ならこれくらいの錆びる前に塗装でのメンテナンスを行うと屋根もあまり傷みませんので良いですね。
金属屋根の施工方法と致しましてはまず始めに下地の調整を行うためにサンダーでのケレンを行います。
この下地調整では現在付着している余分な汚れやゴミを落としたり、細かい傷をつけて塗装面と塗料の密着を良くする役割があります。
しっかりケレンを行い下地調整を行いますと下の写真のようになります。
↓サンダーケレン施工後
ケレンで十分に下地を整えたら次にサビ止め塗料を塗っていきます。
このサビ止め塗装が下塗りになりますし、薄く塗ったら意味がないので膜厚をしっかりつけるように丁寧に塗装していきます。
下塗りのサビ止めにも色がありますので上塗りで使用する色によって塗り分けしていきます。
今回はブラウン系の濃い目の色を塗装いたしますので赤色のサビ止め塗料を塗装致しました。
次の工程は上塗りになります。
今回の上塗り材料は高膜厚型遮熱塗料を使用致しました。
こちらの塗料は下塗り1回上塗り1回で仕上げていくものですのでサビ止め塗装の上に一度塗って完了になります。
でも2回塗りだと塗膜が薄いからもたないと思われるかもしれませんが、こちらの塗料は膜厚が付きやすい塗料になっておりますので、下塗り1上塗り1回でもしっかりと塗膜厚の確保と施工品質が保てます。
仕上がりはこんな感じです。
とても綺麗に仕上がりました。
これから暑い時期は屋根塗装の工事が増えますが頑張っていきます。