代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
単純労働力の雇用はやめるべき!
2016年3月12日(土)

manaka

間中社長の新聞記事に賛同!

私は公職として製造業における外国人労働者が受ける、昇段試験(ある意味)の実技試験官をやっておりますが、試験の内容と普段の実務とが全く異なっている場合がほとんどであることに違和感を覚えます。
試験は塗装基礎2級と言い、簡単な吹き付け作業を行うものですが、合格率はほぼ100%で非常に簡単な試験です。

試験と言うより、簡単な確認とも取れます。
正直このレベルでは技術の習得度合い確認の為の試験ではなく、簡単な日本語の理解度を試す程度のレベルと思います。

本来の目的は、「開発途上国への技術移転を確実に行うため研修」であるはずですが、果たして本当にそのようなものかと疑念を抱きます。

それぞれのお国に帰っても、試験で勉強したこと、日本での実技経験はほんとんど生かされないように思えます

結局実習生、研修生とは名ばかりで日本人が嫌がる単純作業、重労働、危険作業の担い手であるケースがほとんどであるということになります。
今後研修生は塗装業界にも入ってくるかもしれませんが、単純労働者の確保!という観点でのみ検討せず、技術指導を行い、帰国してからの自立できるような研修になることを祈ります。
因みに弊社は、地元の若者の採用教育を優先していることは言うまでもありませんし、外国人研修生を採用する予定もありません。
3年で入れ替わる外国人は会社の知識ノウハウになり難いからです。

地元若者の成長はモロ会社力となりますからね!

 

しかし採用ってすっごく難しい。なかなか思うように人なんて来てくれない。
そもそも関市の田舎の弱小会社のしかもペンキ屋に来てくれる人なんて、そうはいないとも思いますが・・・

 

多くの業界の人手不足は付加価値向上、生産性の向上、企業努力で補えるところがまだまだ沢山あります。
勿論既になんともかんともならない人手不足業界も有ります。

単純労働作業を必要とする業種も沢山あります。
しかし塗装業界はまだまだイケルと思っています。

koko

 

 

結論

 

(有)三輪塗装は『採用~教育~貢献~収益~納税』

地元若者を最優先に採用し、社会で通用する人に育て上げ、

地元の皆さんの財産を守る事で対価を頂き、関わる全ての人へ貢献し、

喜んで納税する会社です。