一流の塗装職人 目指して!
2010年12月15日(水)
2010年12月15日(水)
(有)三輪塗装では雨戸は全て一端外し持ち帰り、両面を洗浄後、倉庫にて吹付塗装で仕上げます。
吹付は格段に仕上がりが綺麗です。
こだわりの1つです。
吹付作業は難易度としてはかなり難しい作業です。
先ず吹付機(弊社ではチロンガン)の操作を覚え、動かし方(ガンさばき)、ネタの練り方(粘度調整)、温度が低い時は速乾性の高いシンナーを入れるなど、雨戸を吹付仕上げするだけで、とりあえずこれだけ覚えなければなりません。
以前に2~3度の作業経験がある、若手に今日は任せました。
再度はじめる前に手順を確認し、更に1~2枚お手本を見せ、若手に渡しました。
しばらく離れてから、番頭の弟が見に行くと・・・
なんと塗料の流れが至る所に・・・ヒドイ状態・・・
今日は寒くシマリが遅いのにも関わらず、吹き過ぎ+冬型速乾シンナーを使わなかった事。
更に少し吹いてから確認をしなかった事。
更に上の者の指導不足等々
結果的に上の写真は流れた塗料をシンナーで拭き取っているのであります。
この後番頭の弟が急遽手直しに助っ人に入り、修復はなんとか出来ました。
失敗は様々な要因が重なり起こりますが、2度と起こさない事が大切!
一人前の職人になる道は険しいが、努力は必ず報われる。
がんばれ!
このblogを書いた数日後、彼は退社した。
もちろんこの雨戸の塗装が上手く行かなかったからではないだろうが・・・
実に最近の若い方はわからない・・・しかしせっかく耐えたこの1年。
もったいない・・・
そしてまた明日から求人します。
明るくて前向きな方 経験不問です。