点検商法にご注意ください
2025年5月30日(金)

2025年5月30日(金)
昔からいますが最近特に増えた気もしますこの点検商法を使って訪問してくる業者。
「瓦が割れている」「漆喰が剥がれている」などと、突然訪問してくるのですが、
これらの業者の多くは点検商法と呼ばれる手口を使い、不安を煽って高額な工事契約を迫るケースが少なくありません。
特に、漆喰に関するトラブルが多く報告されていますが、
外から見て指摘事項が一目瞭然にわかるから!他ないと思います。
ウロウロしながら、対象物件を見つけては手当たり次第ピンポンを繰り返しますね
漆喰は厚く塗れば良いというものではありません。
悪質な業者の中には、古い漆喰を撤去せずに
その上から新しい漆喰を塗り重ねるだけという、非常に雑な施工を行う者もいます。
こうした工事は一見きれいに見えても、時間が経つと内部で剥がれや隙間が生じたり、
結果的に雨漏りや屋根の腐食につながることがあります。
本来、漆喰の補修とは、古い漆喰をしっかりと撤去し、適切な厚みで施工するのが基本です。
これは、信頼できる瓦専門業者や私たちのようなメンテナンス会社であれば、当たり前に行っている手順です。
「訪問業者が来たら相手にしない」が基本
もちろん、全ての訪問業者が悪いとは限りませんが、その場で屋根に登って点検を始めるような業者には要注意です。
屋根の状態を本当に知りたい場合は、信頼できる地元の専門業者に依頼するのが最も安全です。
私たちは、お客様の不安を煽るような営業は一切行っておりません。
必要な点検・メンテナンスを、適正な価格と正しい工事で提供しています。
1. 「スーパーサラリーマン」による高額リフォーム詐欺(関東地方)
SNSで「スーパーサラリーマン」を名乗り、派手な生活を投稿していた男(49歳)が、
建設業の許可を持たずに500万円以上のリフォーム工事を請け負ったとして逮捕・起訴されました。
彼は「瓦がずれている」などと持ちかけ、神奈川、千葉、東京都内の一戸建ての住人に対し、
530万~693万円のリフォーム工事を請け負っていたとされます。
契約書を分割して500万円未満を装うなどの手口も用いていました。
2. 京都府などで220人以上が被害に(新日立建託事件)
リフォーム会社「新日立建託」の実質的な経営者が、屋根の不具合を指摘して不安を煽り、
不要な工事を契約させる点検商法を行っていたとして逮捕されました。
被害者は京都府などで約220人にのぼり、少なくとも2億8000万円を売り上げていたとされています。
業者は「無料点検」を口実に訪問し、実際には必要のない工事を高額で契約させていました。
3. 福岡市での給湯器点検商法
福岡市では、「給湯器の点検に来る」と電話をかけ、訪問後に「給湯管が老朽化しており交換が必要」
として10万円で契約させる事案が発生しました。後に別の業者に確認したところ、
給湯管に問題はなく、解約を申し出ると「クーリング・オフ期間は過ぎており、
解約料として半額を支払うように」と要求されたといいます。
4. 埼玉県八潮市の下水道管点検を装った詐欺
埼玉県八潮市での道路陥没事故を受け、「下水道管の点検に来た」と称して訪問し、
高額な工事費を請求する詐欺が発生しました。市職員を装った電話や訪問が相次ぎ、
住民から100件以上の問い合わせが寄せられています。
市は「住民にこのような電話はかけない」と注意を呼びかけています。