11月10日は「いいトイレの日」!
2025年11月10日(月)
2025年11月10日(月)
こんにちは!突然ですが、11月10日って何の日か知っていますか?
実はこれ、「11(いい)10(トイレ)」の語呂合わせでできた「いいトイレの日」なんです!
毎日欠かせないプライベート空間。
当たり前すぎて普段は気にしないけれど、実はすごい技術と、世界が抱える大きな課題が詰まった場所なんです。
今日はこの記念日に合わせて、私たちが毎日お世話になっているトイレの奥深い話をお届けします
1. 「いいトイレの日」の裏側:日本の進化がすごい!
「いいトイレの日」は、日本トイレ協会が1986年に作りました。
その目的は、公衆トイレをキレイにする活動や、私たちが生活で使う汚れた水をしっかり処理する仕組み(浄化槽など)を広めること。
トイレの環境が整っているって、人間社会においてとても大切ですよね。
🌟 日本のおもてなしとハイテクの結晶
日本のトイレは、もはや「世界一のおもてなし空間」と言っても過言ではありません。
なんといっても、温水洗浄便座(ウォシュレット)の快適さは格別ですよね。
1980年代から広まり、「お尻を温かいお湯で洗う」という習慣は、私たちの生活を劇的に進化させました。
さらに、フタの自動開閉、勝手に流してくれる機能、温かい便座、そして「音消し」のための「音姫」など、日本ならではの「気遣い」がぎゅっと詰まっています。
日本に来た外国人観光客が、ホテルや公共施設のトイレで温水洗浄便座を体験して、その快適さに感動し、ウォシュレットを購入してお土産にするニュース見たことありませんか。
それほど、ハイテクで清潔なトイレがスタンダードなのは、世界的に見てもすごいことということですね。
2. 人生の一部!トイレの「へぇ〜」な豆知識
普段何気なく使っているトイレですが、数字にしてみるとちょっと面白いことがわかります。
- 人生の約3年間はトイレにいる!
人は平均して1日に約7回、1年間に約2,500回もトイレに行きます。
これを一生分まとめると、なんと約3年間もトイレの中で過ごしている計算になるんだとか!
すごい時間ですよね。 - トイレマークは日本生まれ!
世界共通で見かける、あのシンプルな「男女のピクトグラム(絵文字)」。
実は、1964年の東京オリンピックのときに、外国人にもパッと見てわかるようにと日本で考え出されたものなんです。
今や世界中で使われているなんて、誇らしいですよね。 - 「大」と「小」の使い分け、実は意味がある!
節水のために「大」と「小」のレバーがありますが、機種によっては「小」はトイレットペーパーを流さない前提で作られていることがあります。
ペーパーを使った場合は、必ず「大」で流しましょう。これが正しい節水とマナーですよ!
3. 目を向けてみよう!世界のトイレ問題とSDGs
日本のトイレが進化している一方で、世界には深刻なトイレの課題があります。
「いいトイレの日」のすぐ後の11月19日は、国連が定めた「世界トイレの日」なんです。
🌍 20億人がトイレを使えていない現実
衝撃的な事実ですが、今も世界中で約20億人、つまり4人に1人もの人が、安全で衛生的なトイレを使えていません。
トイレがない、または汚すぎる環境だと、排泄物がそのまま水や食べ物を汚染してしまいます。その結果、特に免疫力の弱い子どもたちが病気(下痢性疾患など)にかかり、命を落とす大きな原因になっているんです。
これは、「衛生」と「命」に直結する、とても深刻な問題です。
🤝 私たちにできること:SDGsとのつながり
このトイレの課題は、国連が世界全体で取り組む目標「SDGs(持続可能な開発目標)」にもしっかり入っています。
目標6は、「みんなが安全な水とトイレを使えるようにしよう」というもの。
私たちが「当たり前」に使っている日本の技術や知識を、世界の衛生環境改善に役立てていくこと。
これも私たちの大切な役割の一つなんですね。
4. 感謝の気持ちを込めて「いいトイレ」を続けよう
「いいトイレの日」を通して、私たちはトイレが単なる設備ではなく、健康を守り、快適な生活を支える大切な空間だと再認識できたのではないでしょうか。
毎日お世話になっている「個室」は、技術者たちの努力と、私たち一人ひとりの「キレイに使おう」という心が守ってくれています。
今日から、トイレを使うときに少しだけ感謝の気持ちを込めて、丁寧に掃除したり、キレイに使うことを心がけてみませんか?
「いいトイレ」を未来へつないでいくためにキレイを心掛ける、これが私たちにできる第一歩ではないでしょうか
最後に
あなたのお家のトイレは、ピカピカですか?
このブログが、日頃のトイレタイムをちょっぴり特別にするきっかけになったら嬉しいです。
これからも、気持ちの良い「いいトイレ」づくりをしていきましょう!






