代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
塗装で命を守る。三輪塗装のピンクペイント運動
2025年6月26日(木)

 

今日は私たちが取り組んでいる社会貢献活動――ピンクペイント運動についてご紹介します。

これは、塗装という仕事を通じて、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を伝えるための活動です。


■ピンクペイント運動とは?

この活動は、私たち三輪塗装が2017年12月から継続して行っているCSR活動です。

内容は、塗装工事の施工面積1㎡あたり10円をピンクリボン活動へ寄付するというものです。

お客様のご負担は一切ありません。

日々の業務の中で、塗装を通じて社会に貢献していけるよう、少しずつ積み立ててきました。


■乳がんは誰にでも起こり得る身近な病気

日本では、女性の9人に1人が生涯のうちに乳がんを発症すると言われています。

けれども、早期に発見できれば90%以上が治る病気です。

それでも、受診率の低さや先送りによって発見が遅れてしまうケースが後を絶ちません。
この現実を変えるには、「気づき」や「きっかけ」が必要です。
そのひとつとして、私たちはピンクペイント運動を続けています。


■活動を始めたきっかけ

この活動のきっかけは、私の身近な女性が乳がんを患ったことにあります。

早期に見つかったおかげで、今も元気に過ごしています。
しかし、もし発見が遅れていたらと思うと、当時の不安は今でも忘れられません。

そんな経験から、**塗装という本業の中で社会に何かできることはないか?**と考え、この活動をスタートしました。


■社員の健康と向き合う企業でありたい

実は、今現在、三輪塗装では6人の女性社員さんが働いてくれています。

皆さんそれぞれが、乳がんのリスクを現実として抱えているわけです。
定期的な検診を受けることが何より大切ですが、経営者として、その不安をゼロにすることはできません。

そこで三輪塗装では、福利厚生の一環として、がんに罹患した場合に一律100万円を給付する制度を導入しています。
これは女性に限らず、すべての社員さんが対象です。
社員一人ひとりの人生と健康を守ることも、私たちの大事な使命だと考えています。

(少し話が逸れましたが、社員とその家族の未来を守るという意味でも、この活動は私にとって特別なものなのです。)


■皆さまのご協力で、120万円以上の寄付が実現

これまでに積み立てた寄付金の合計は、120万円を超えました。
これはすべて、信頼できるピンクリボン運動の団体へ直接お渡しし、啓発や支援活動に有効活用していただいています。

この活動はこれからも継続し、より多くの命を守るきっかけになればと願っています。


■小さな行動が、大きな力に変わる

ピンクペイント運動は、大げさなことではありません。
でも、日々の仕事の中から誰かの命を守る一歩につながる可能性がある――
そう信じて、私たちは取り組み続けています。

この活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお声かけください。
塗装という仕事のその先に、命を守る温かい循環が広がっていくことを、私たちは願っています。

ご視聴、ありがとうございました。