平田 京子
素敵な人ってどんな人?
2025年6月11日(水)

人と話すとき、「あの…」「えっと…」とつい言ってしまったり、話がまとまらなくて焦ってしまうことってありませんか?
私自身、緊張していたり、うまく話さなきゃと思っていると、つい早口になってしまったり、言葉が詰まってしまうことがあります。

でも最近、「ゆっくり、落ち着いて話す」ことの大切さを改めて感じる出来事がありました。

「素敵だな、信頼できそう」と思える人の共通点

突然ですが、みなさんは「この人、素敵だな」「なんだか信頼できそう」と感じるのは、どんな相手でしょうか?

私は、“余裕がある人”だと思います。
慌てていない、言葉を選んでゆっくり話す、焦らず相手の話をちゃんと聞いてくれる。
そんな人を見ると、「この人に相談してみたいな」と自然に思えるんですよね。

ゆっくり話す人には安心感がある

早口で一方的に話されたり、言葉に詰まって焦っている様子を見ると、どこか落ち着かない気持ちになります。
一方で、ゆっくりと丁寧に話す人には、不思議と安心感があります。

まるで「あなたのことを大切に思って話していますよ」という気持ちが、言葉の間(ま)から伝わってくるような、そんな感覚です。

一言一言に「信頼」が宿る

ゆっくり話す人の言葉は、どれも丁寧で、心がこもっているように聞こえます。
一語一語をしっかり届けるように話すと、それだけで「この人の話を聞きたい」と思わせる力があります。

話すテンポが相手の気持ちを整える

相手の話し方が落ち着いていると、こちらも自然とリラックスできます。
特に職場や家庭、初対面の場では、「安心して話せる空気」を作ることが、信頼関係の第一歩になると感じています。

自分の思考も整理できるようになる

早口で話すと、つい言い間違えたり、話があちこちに飛んでしまったりすることがあります。
でも、ゆっくり話すことを意識すると、自分の頭の中も落ち着いて整理できるようになります。

今日からできる、ゆっくり話すためのコツ

おわりに

「ゆっくり話す」というのは、テクニックというより、「相手を思う気持ち」が表れるものだと思います。

慌てず、焦らず。
言葉を大切に選びながら、丁寧に話すことで、自然と信頼や安心感が生まれます。

自分の話し方が変わると、相手の反応も少しずつ変わっていきます。
「言葉を届ける」ことの大切さを、これからも大事にしていきたいなと思います。