サイディングとは?どんなメンテが必要?

公開日:2023.2.22 最終更新日:2023.5.26

このコラムはyoutube動画『サイディングとは?どんなメンテが必要?』の内容と同じです。リンク先の動画は音が出ます。

サイディングボードとは

皆さんが見かけるお家には、
「サイディングボード」という外壁材が使われていています。
いまや日本の住宅用外壁材の80%以上を占めると言われています。

これから外壁塗装をするのであれば、
この「サイディングの特徴」を知っておくことをおすすめします。

そこで今回は「サイディングの特徴とメンテナンス」について、
解説したいと思います。

サイディングの特徴をお話する前に、
誕生の歴史についてお話しようと思います。

サイディング誕生の歴史

サイディングはまだ歴史が浅く、
広く普及し始めたのは1990年代からです。

それまでの主流と言えば、左官工が現場で仕上げる「土壁」や「モルタル壁」でした。
それがサイディングボードの登場によって、
現場作業の手間が減り、コスト削減が可能となり、
徐々に使われるようになったんですね。

1990年頃になると、モダンな建築デザインが流行り始めます。
このときタイル柄、石調、モルタル調などの
サイディングボードも発売されます。

これら窯業系サイディングは、
左官工が現場で仕上げる「土壁」や「モルタル壁」と比べ
安価で、お洒落に仕上がります。

だから、サイディングが一気に普及することになりました。

今や新築住宅の外壁の80%以上がサイディングであると申し上げましたが
多くの建築屋さん、工務店さん、ハウスメーカーにおいて
モルタル壁の壁にするという案は既になくて、
それは施工の手間とコスト面からになりますが、ほぼサイディングとなっております。

お客さん的にはサイディングが良いか悪いかなんて全く知識がありませんから
とにかく薦められるままにサイディングとなります

それでもカラーバリエーションや柄も沢山沢山ありますし、
あとはみなさんの好みのものを選ぶだけ!見たいな。

サイディングのデメリット

その一方でデメリットとしては「吸水性が高い」ということが上げられます。

吸水性が高い!=水をよく吸うと言うことですが、もともとのサイディングはセメントが主成分で水を吸うに決まってまして、それそのものには防水機能がありませんので必ず塗装がしてあります。

その中でも特に注意しなければいけないのが、ボードとボードの間ですね。
しっかりシーリングがしてある必要があります。

実はサイディングは、表面よりも小口からの方が浸水しやすいんですね。
だから、シーリングというゴムで継ぎ目を埋めて、水の侵入を防ぎます。

このシーリングですが、おおよそ10年くらいでひび割れ、亀裂が入ります。
15年から20年すると、シーリングの劣化が加速し、どんどん水が浸みてしまいます。

どんどん劣化し、水の浸入が進むと、
昼と夜の寒暖差
夏の暑さによる膨張や冬の寒さによる収縮で
変形や反り、ひび割れを引き起こします。

酷いケースだと、サイディングの張替えとなり、
工事費が高くついてしまいます。

だから、シーリングのメンテは、とても重要なんですよ。

サイディングのメンテナンス

シーリングでしっかり目地からの水の浸入を防ぎ、
外壁塗装で、サイディングの劣化、色あせの防止をする

この両方のメンテナンスをすることで、
サイディングを長持ちさせることができるんですね。

言い換えますとシーリングと塗装をおこなうことでしか
メンテナンスを行う事ができない!という事になります。

 

 

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