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足立 愛子
京都日帰り旅
2019年10月9日(水)

日ごと秋らしくなってきますね。

紅葉で混雑する前にと思い立ち、9月の終わりに京都へ行ってきました。

まだまだ日中は暑い日でした。

目的は二条陣屋というところです。

京都の世界遺産・二条城は聞いた事があっても、二条陣屋は聞かれたことのある方は少ないと思います。

場所は二条城のすぐ近くにある、昔の町屋です。

二条城の壮大で豪華絢爛とは打って変わって、商家のつくりで控えめに見えます。

が、実は内装にもみじの床板(紅葉は樹が細いので床板ほどの大きな木は非常に貴重です)や、

陶器製の釘隠し、地袋のふすまを季節によって取り換えていたといったエピソードは、派手さはないもののこだわりの仕様に魅かれました。

↓きらびやかな二条城の門

 

 

ところで、陣屋というのは岐阜県だと高山陣屋が有名ですが、お大名の宿泊所なんだそうです。

一般の武士や町民が宿泊するのが宿場。

そして二条城周辺は当時おひざ元ということで陣屋の設置が許されておらず、藩邸をもつ大名は京都市内から二条城へ出勤できましたが、

そうでない地方の藩主は京都市外から篭や馬などで出勤せねばならず、大変なことでした。

そこで当時の小川家の主が、自分の屋敷を地方大名に宿泊できる施設として提供したのが始まりです。

地方の大名が宿泊するにふさわしい施設とするため改装に改装を重ねたという歴史があります。

そのため、家来たちが交代で大名の寝室をうかがうための「武者だまり」や、お能を愉しむための「お能の間」などが設けられています。

また大名の命が狙われた際に逃げ隠れできる仕組みが建物の随所に見受けられ、さしずめ忍者屋敷の様です。

また火事に対策のされた木造建築というのも興味深いものがありました。

そうした細工の数々を、ガイドさん付で説明を受けて見学しました。

 

内部の写真撮影は一切禁止のため、入口付近の外観だけ。

 

うなぎの寝床、間口は狭くとも奥に大きく広がっています。

 

是非、一度訪れてみてください。要予約です。