平田 京子
ドキドキするアート
2019年2月14日(木)

こんにちは。
めがねをかけた女性スタッフ平田です。

先日、岐阜市立中央図書館がありますメディアコスモスに行った際、ちょうどこんな展示がやっていたのでのぞいてみました。

無料で見られる展示です。
岐阜県にゆかりのある作家さんのガラスや陶器の作品や、絵が見られます。

まず目に入ったのは繊細な作りの、逆三角形のガラスの器。塚田美登里さんという方の作品です。アンバランスなフォルムに、近くに行くだけで倒れてしまうのではないかとドキドキしてしまいました。何層にもなったとても複雑な質感なので、近くで見たい、でも怖い。うう。

壁には日本画の手法で描かれた現代の女性のはかなげな姿が印象的な絵。こちらは田口由花さんの作品。、ふつうのキャンバスの布ではなく絹に描かれているからでしょうか、ぼわんと浮かんでいるような幻想的な雰囲気です。まるでほんものの金魚の鱗のきらめきをうつしたような絵もあります。いろんな角度から見て、きらきらと揺らぐ姿に見とれてしまいます。

そして圧倒されるのが大きな大きなキャンバスに、隙間なく並ぶ無数の動物が揃ってこちらを見つめている絵。飯沼由貴さんの作品です。え?なんか、なんだろう?でもとにかく見入ってしまいます。

何を伝えたい絵なのか、何を思うのが正解なのか、考えてもたどりつけませんが、わからないけど何か心が動くのがアートと言うものなのでしょう。

とにかくドキドキしに、見に行ってみてはいかがでしょうか?
今月24日まで開催中です。