終わりなき宮澤賢治への道

2018年12月5日(水)

こんにちは。サポートスタッフの白石です。

とうとう12月に入りました。早い!年を取るごとに1年過ぎるのが早くなる(笑)

そう思いながら、スケジュール帳を見直してみたら、楽しいイベントがずらずらと。

このイベントも、あの旅行も今年の事だったのね!

光陰矢のごとし。短いと感じながらも、かなり充実して1年を過ごしていました。

 

さて、今月からの合唱のお稽古は、再び宮澤賢治です。

曲は好きです。好きですが、先生の納得できる様には歌えません。

楽しいながらも毎回大変な練習時間です。

そして先生からの宿題。

「何でもいいから、宮澤賢治の作品を読んできなさい」

 

持っている詩集と、以前プリントアウトした「疾中」を再び読み始めました。

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この「疾中」という作品は、余命いくばくも無い賢治が病状の中作り上げました。

血を吐き、高熱にうなされる様子が書かれいますが、その胸中はとても穏やかな気持ちなのが読み取れます。

暗く重い詩が多いのですが、私たちが歌う「風がおもてで呼んでいる」だけは異質です。

これ一遍だけ読むと、ちょっとファンタジックで楽しげですが、作品の中で読むと、とても恐ろしい詩です。

インターネットで読むことができるので興味のある方は是非こちらからどうぞ→「疾中」

他に歌うのは、春と修羅から「馬」、グランド電柱から「林と思想」です。

今年いっぱいは、この3曲を中心に練習が行われます。

賢治の世界を少しでも伝えることができるよう、日々精進しなくては!

が、が、が、頑張ります!(冷や汗)