平田 京子
100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった【読書感想文】
2025年10月2日(木)

#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった

大塚あみ(著)|発売日:2025/01/11

「怠け者の大学生」がChatGPTに出会い、ノリで始めたプログラミングを100日続けたら――
教授に褒められ、海外で論文が認められ、ついにはソフトウェアエンジニアとして就職へ。
継続が人生を動かす、そんな実録ストーリーです。

目次

  1. 内容まとめ
  2. ポイント
  3. 「ただの遊び」が論文になる理由
  4. 見習いたい姿勢
  5. アクションプラン

【内容】

怠け者の大学生がChatGPTに出会い、ノリでプログラミングに取り組んだら、教授に褒められ、
海外で論文が認められ、ソフトウェアエンジニアとして就職できた――という実話ベースの記録。

【ポイント】

  • はじめは遊び半分で100日チャレンジを開始。
    その後は惰性(=良い意味での習慣)で試行錯誤を継続。
  • 気づけば「論文を書いたら?」と言われるほどの成果に到達。

【ただの遊びが論文としての価値を持つ理由】

  1. メモの活用:詳細なメモを残し、次回の施策に反映させ続ける。
  2. 新規性・独自性:生成AIを使って継続的にプログラミングを学ぶ取り組み自体がユニーク。

【見習いたい姿勢】

「プログラマーはさぼるために全力を尽くす」
タスクを重要度・優先度で分け、本当に必要な努力だけに集中。
ツールや人の力を借りて、再発明を避ける。

「サポートは、やり始めた人にしか届かない」
まずは小さく始める。動き出していれば適切な助言も集まる。

【アクションプラン】

① なんでもメモを取ってみる

手法:Zettelkasten(ツェッテルカステン)…学びを小さなメモに分解して保管する方法論。
Zettel = メモ/紙片、Kasten = 箱

  • ポイント: 自分の言葉で書く」「情報をなるべく小さく保つ
  • おすすめツール:Obsidian(ノート同士をリンクして整理/思考が可視化される)
  • 参考:
    Zettelkasten解説(Zenn)
    Obsidian入門

仕事:まずはチャットワークで下書きを活用。
プライベート:スマホのメモを使いこなす(タグ・ピン留めを活用)。
★ハードルを徹底的に低く。YouTubeを無意識に開く代わりに「メモ」を開く習慣づくり。

② 実践してみる

AIにVBAやHTMLを書かせて実行。Excel作業やブログ制作に積極活用。

  • 疑問・違和感・失敗をAIと深掘りして、改善策までセットでブログ公開。
  • 日々の出来事はすべてネタ化。例:営業電話から着想したトピック →
    参考記事
  • 社内向けミニマニュアルもブログ化OK。真似のリスクより、実行の難しさと
    自分の運用ナレッジが差になる。

小さく始めて、惰性で続ける。
記録が思考を磨き、継続が成果を呼び、公開がチャンスを連れてくる。

今日の一歩:

  1. スマホのメモに「#100日チャレンジ」ノートを作る
  2. 今日の学びを3行だけ記録
  3. 明日の実験(VBA/HTML/ブログ)を1つだけ決める