足立 愛子
静かな名古屋
2023年9月13日(水)

私にとって名古屋は街・マチ・町のイメージなので

根っからの田舎もんの私は、なかなか足が向かないのですが、

友人が私好みの名古屋へ連れて行ってくれました。

 

白鳥庭園。

マンションビルを借景にする庭園。

日曜なのに来場者も少なく、ゆっくりお散歩できます。

園内の遊歩道はあちこちに枝分かれしていて、歩みを進めるたびに庭園の印象が変わって面白い庭園でした。

 

その後池下駅裏の爲三郎記念館へ行きました。

古川爲三郎氏が晩年を過ごした邸宅を近くにある古川美術館の分館として開放しています。

庭園から建物を眺めます

左の建物と右の建物を2階廊下でつなぐ、憧れちゃいます

その2階廊下をくぐって中庭へ行けます。

わかりにくいですが、少し階段を上がる感じになっていて、建物が斜面に建てられていることがわかります。

地形を生かして、建物と庭園を配置しているのがすばらしい。

後でこのブログを書くため調べていて知りましたが、この記念館の敷地内の6つの建造物が国の登録有形文化財に登録されているそうです。

建物の中は陶芸作品が多く展示されていました。

器や花瓶、現代アートのようなものから、シーサーみたいなものも。

 

記念館にはカフェが併設(というか内蔵?!)されているので、右手の窓から庭園や建物を眺めながらお抹茶とお菓子を頂きました。

お椀は、展示されている作品の作者のもの。

これも贅沢。

名古屋なのに「静」を感じることができました。