台風21号被害その1

2018年11月17日(土)

 

こんにちは。

あっという間に11月も後半に入りとても寒くなってきました。

この間まで半袖で暑い暑いと言っていた頃が懐かしく感じます

今年の色々なことが起こりましたが、この秋の一番はやっぱり台風21号でした。

今回は台風21号の被害を簡単にまとめてみました。

住宅の被害で多かったのは屋根、の被害が多く、今も修繕工事が終わっていない場所も多くあります。

まずカラーベストの屋根では、棟の板金部分が非常に多く飛んでしまいました。

IMG_0926

写真の様に棟の板金(鉄)の部分が剥がれてしまっています。

下地の木も一緒に剥がれてしまっています。

IMG_0845

こちらのカラーベスト屋根も棟が飛んでしまっています。

長年の雨で下地の木じたいも弱くなって来たところに、台風21号のような強風が来たために破損してしまったと考えられます。

台風21合が来た次の日から、問い合わせのあった屋根を回って養生をする日々が始まりました。

IMG_0941

 

基本的にはカラーベストの下地には、ルーフィングという防水シートが張ってあるので、雨漏りはしないのですが、修繕工事が長引く可能性があったので写真の様にビニールで養生をさせてもらいました。

IMG_0931

下地の木の状態です、弱ったところから引きちぎれたようになっています。

IMG_0006

写真では分かりにくいかもしれませんが、今まであった木下地よりも分厚い木をいれました。棟は基本的に釘で止めてありますが、しっかり止まるようにビスでとめたので、かなり強力に取付がされています。

棟以外にも瓦棒の屋根も飛ばされてしまいました。

IMG_0956

 

手前から二枚分が飛んでいます。屋根の軒天部分の下地から飛ばされてしまいました。風を受ける部分から一気にめくれた感じです。

トタン以外にも瓦もダメージを受けています。

IMG_1078

この瓦屋根の棟部分もかなりひどく飛ばされています。この丸い棟瓦が風を受けやすいのか、かなり飛ばされたようです。

瓦もトタンも屋根の上にあるので、飛んで隣の家や人に当たれば大変なことになるります。今回の台風では、幸い僕の周りでは人にあたってけがをしたという話はなかったので幸いでしたが、車にあたって傷ができた!家の壁が傷ができた、ガラスが割れたという話はかなりありました。

DSCN1450

次に自転車置き場や、駐車場のカーポートの被害です。こちらも被害が多く、修繕に材料がまったく入ってこないという状況で、作業が進まない事態になっています。

お出かけをしたときに少し気にしてみていると、あちこちでカーポートの屋根が飛んでいるので見られます。

中にはとんだ屋根がどこにいたのか不明で、わからない家もありました。人や車に当たっていないことを祈ります。

IMG_1210

写真の様に一枚飛んでしまったカーポートが多いのですが、飛んだカーポートの屋根材に使ってある素材は、アクリルが多く、次に修繕でいれる素材はポリカーボネートがほとんどです。このポリカーボネートは飛行機の透明部分に使われている素材で、耐久力があり、熱の変化にも強い素材です。ですがどうしても色が合わないのが残念です。

続きはまた来週お話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になる点をもっと詳しく聞きたいという方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
ご相談・現地調査・お見積もりは無料で行っております。

また、ショールームにお越し頂くと、専門知識を持ったスペシャリストに相談が可能です。