現場ブログ

FRP防水とは

2018年3月2日(金)

みなさんこんにちは。

 

今回は防水、その中でもFRP防水について書きたいと思います。

 

まず、FRPとは

 

繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称で、

 

ガラス繊維などの強化剤で補強されたプラスチック、と言う意味です。FRPは数々の優れた特性を持っており、

 

たとえば、強度・耐水性・成形性が優れていることから、

 

船舶、水槽、バスタブ、波板、自動車、屋根材などとして広く使用されています。

 

FRP防水はこれらの特性を応用したもので、防水層は軽量でかつ強靭、耐熱性・耐食性・耐候性に優れています。

 

施工方法は

 

まず、

①排水ドレンの取り付け、面木の取り付け

ドレンをコーキングや釘などで固定して取り付けます

面木とは、入隅などにガラス的や樹脂がしっかりと密着するように角度を滑らかにするものです

これによりしっかり空気を抜き、密着させることが出来ます

 

IMG_1343

 

このように角の部分が直角ではなく斜めになっています

 

②ドレン周辺・面木取り付け後のコーキング

先ほど取り付けた排水ドレン・面木の上からもう一度コーキングをして細かい隙間などをなくし、より滑らかにします

これにより強度が増すとともに見た目の仕上がりも綺麗になります

 

③プライマー

密着をよくするためのノリのようなものです

しっかり浸透させ塗布します

 

④ガラスマット張り

ガラスマットを寸法に合わせて切り、FRP樹脂を塗布し密着させます

 

⑤脱泡

ガラスマットを樹脂で密着させるときに入り込む空気を抜きます

樹脂を塗布しながらする作業です

これをしっかりと作業しないと下地をガラスマットの間に空気が入り込んだ状態で、樹脂が硬化し密着しなくなります

 

⑥ケレン

密着させたガラスマットと樹脂の表面を滑らかにします

 

⑦ガラスマット張り(2層目)

一回ねと同様に寸法に切り密着させ脱泡をします

 

⑧ケレン

これらも1層目と同様に表面を滑らかにし、トップコートの密着をよくします

見た目も綺麗に見えるように凸凹やハリが無いか確認します

 

⑨トップコート

ガラスマットや樹脂を保護するためのものです

 

⑩完了です

 

 

トップコートの塗り替えが必要な状態は

 

1、表面の経年劣化による退色がある場合

2、表面には剥がれがある場合

FRPの防水下地が見えているなど

3、表面塗装に経年劣化が生じている場合

防水全体が劣化して下地が見えている

4、表面塗装にひび割れがある場合

 

IMG_1345

 

この写真は、退色・ひび割れている状態です。

 

 

私は、この仕事を始めて防水について調べ、FRPと言う言葉を知りました。

 

私が知らなかったように、お客様も初めて聞く方が多いと思います。

 

なので、私自身が住宅・塗装についての知識を付け、それらをお客様に説明できるように

 

日々精進していきます。