❒塗料の性能について①❒
2026年2月17日(火)
こんにちは。営業・施工管理の鈴木です。
外壁塗装のチラシや見積書を見ると、
「高耐候性」「超低汚染性」「遮熱性」など、聞き慣れない言葉が並んでいますよね。
なんとなく「良さそう」と感じても、それがどんな性能で、どんな効果があるのかまでは分かりにくいものです。
このブログでは、塗料の性能をひとつずつ、日常のイメージに置き換えながら解説していきます。
今回は、その中でも特によく目にする「高耐候性」についてお話しします。
■ 高耐候性とは?
高耐候性とは、雨・紫外線・風などの自然環境に対して、どれだけ長く劣化しにくいかという性能のことです。

外壁は毎日、強い紫外線を浴び、雨や風にさらされ続けています。そのため、耐候性が低い塗料を使うと、次のような症状が比較的早い段階で出てしまいます。
- 色あせが早い
- ツヤがなくなる
- 表面が粉をふいたようになる(チョーキング)
つまり、高耐候性とは「外壁を長くきれいに保つための基礎体力」とも言えるのです。
■ 塗料の成分と耐候性の関係
高耐候性は、塗料に含まれている「樹脂成分」によって大きく変わります。
一般的には、次の順で耐候性が高くなります。
右側の成分になるほど、以下のようなメリットがあります。
- 紫外線に強い
- 劣化しにくい
- 塗り替えまでの期間(メンテナンスサイクル)が長くなる
その分、材料費は高くなるため、「長持ちを優先するか」「初期費用を抑えるか」というバランスを考えて選ぶことが大切です。
■ 長持ちの目安になる「促進耐候性試験」
塗料の耐候性を客観的に判断する基準として、「促進耐候性試験」というものがあります。
これは簡単に言うと、以下のような実験です。
- 塗料を塗った板を用意する
- 人工的に強力な紫外線や雨を当て続ける(加速させる)
- 劣化が進むまでの時間を計測し、実際の年月に換算する
この試験によって、「どの塗料が、どれくらい長持ちしやすいか」を数値で比較できるようになっています。
■ ワンポイント補足
ただし、試験の数値が良くても、実際の建物では条件が異なります。
・立地(海沿い・山間部など)
・日当たり
・下地の状態
こうした要素によって、耐久性は変わります。そのため、「高耐候性=必ず〇年もつ」というわけではありません。
塗料のスペックだけでなく、現在の建物の状態に合わせた最適な選択が、一番の長持ちの秘訣です。
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