屋根の防水性低下が引き起こすもの
2023年3月24日(金)
2023年3月24日(金)
営業の三室です。
突然ですが、お家の屋根をちゃんとメンテナンスしていますか?
本日は屋根の防水性低下が引き起こすものを解説させていただきます。
こちらは、築20年経過したスレート薄瓦の屋根になります。
このように、防水性が無くなると、主成分であるセメントに雨水が染み込んでいき屋根の劣化を進めていきます。
雨水が染み込むことが常態化すると、藻やカビが生育しやすい環境となるだけでなく、雨漏りの原因となります。
特に北側の屋根では日光が当たらず湿気が残りやすい為、藻やコケが生えやすい状況となります。
これらが生えてきたということは、表面の防水性が低下している証拠です。
ただし、防水機能が無くなったといってもすぐに雨漏りするというわけではありません。
なぜなら、屋根の下には2次的な防水機能を果たすルーフィングシートという防水シートが全面に敷かれているからです。
しかし、この雨水が浸入している状態が4~5年も続いてしまうとシートを超えて天井のシミとなって現れます。
そうなると、屋根は葺き替えなければならない状態となり、費用的にも3倍ほどの負担が出てきてしまいます。
そうなる前に適切なメンテナンスをされることをお勧めします。