三室 泰生
外装劣化診断士とは
2023年2月14日(火)

営業の三室です。

現在私は、外装劣化診断士の取得に向け日々勉強をしています。

外装劣化診断士とは、塗装や建物の構造についての基礎的な知識を身に着け、

住宅の屋根・外壁などの外装部分の劣化状況の基本的な調査・診断と補修・改修工事等の対策について

適切な提案を行う知識と技量がある者のことです。

 

三輪塗装では、この外装劣化診断士の資格を持った者が、お客様のお家の外壁や屋根の状態を診断させていただき、

不具合や劣化の状況に合わせて的確なアドバイスをさせていただいております。

では、そもそもなぜ建物を診断する必要があるのでしょうか?

それは、日本の住宅事情が変わってきたことにあります。

高度経済成長からバブルが崩壊するまでの日本経済は、新築住宅の着工戸数の増加が経済の成長と結びついていました。

しかし、今日では環境保護の観点や、不況の長期化によって、

建物は安易に建て替えるものではなく、長持ちさせるものになったのです。

更に、平成21年には「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行されたことで、

日本の住宅事情は、これまでの建物を建て替えるから建物を長持ちさせるという考え方に大きく変わったのです。

これらの事情から、建物を長持ちさせるために、定期的なメンテナンスを行う必要があるのです。

 

それでは、外壁・屋根それぞれ1件ずつ改修例を紹介させていただきます。

 

・外壁(窯業サイデイング)

サイデイングは工期短縮や施工性の良さ、デザイン性の良さから多くの住宅で使用されている素材で、

日本の外壁の80%が窯業系サイディングと言われています。

注意点としては、主成分がセメントのため、防水性が切れると水がボード内に染み込み、夏場の暑い日の膨張、冬場の凍結による膨張などで、

変形や反り、ひび割れを誘発してしまう可能性があります。

 

上の写真のお家のサイディングは、経年による退色が見られ、塗膜による防水性が無くなってきているため、塗装が必要となります。

 

完成です。塗装により表面が塗膜で覆われ防水性を保っています。

 

・屋根(モニエル瓦)

モニエル瓦は、高度なコンクリート成型技術によって製造されるため、寸法精度が非常によく施工性がよい特徴があります。

注意点としては、主成分がセメントであるため経年による基材劣化が生じます。

経年劣化により、表面の着色スラリー層も劣化するため、耐水性が低くなり、非常に素地が脆弱になります。

 

上の写真のお家のモニエル瓦は、全体にコケの発生が見られます。

モニエル瓦を塗装する際は、表面の著色スラリー層を高圧洗浄、ケレンで除去しモニエル瓦専用塗料にて塗装します。

 

完成です。塗装により表面が塗膜で覆われモニエル瓦の耐水性を高めています。

 

最後に、外装劣化診断士は建物の客観的情報を消費者にわかりやすく正確に伝えることが重要な役割です。

三輪塗装では、お客様のお家の情報を写真付き資料で詳細に報告し、適切なアドバイスをしています。

お家のことで何かお悩みがありましたら、是非お問い合わせください。