代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
「ネオ職人」と言う道
2015年4月29日(水)

今日も「プロタイムズ岐阜関店 (有)三輪塗装 社長Blog 不易流行」をご覧いただきありがとうございます。

関市の屋根 外壁の塗り替え&トータルリフォーム会社

プロタイムズ岐阜関店 (有)三輪塗装 代表取締役の三輪雄彦です。

 

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≪今朝の日経新聞のより≫

世界的な日本食ブームに乗っかって「ネオ職人」が急増している。
通常10年以上の修行を積む事が必要とされる寿司職人への道。
それを東京すしアカデミーでは2ヶ月から1年で習得する事ができ、年間200名を超える卒業生の大半が海外へと渡ると言う。勿論習得出来る技術とは、本物の職人さんのそれとは全く次元で有ることは察しがつくが、それはそれでニーズなんだと思う。

アカデミー卒業生の国内向け就職はどうなんだろう?
本当の寿司店では多分全く通用しない。かと言って回転寿司ではその技術すら発揮するところも少なそうな気がする(基本おにぎりだから・・・)

今の住宅の塗装職人に望むレベルは、実はこのアカデミーを卒業したレベルだと思うところがある。(かなり反論に遭いそうだが・・・)

正直戸建て住宅塗装一筋だと調色、パテ付け、各種吹付け、ダメ込み、塗装スピード・・・全てにおいて野丁場職人と比べ見劣りすると言わざるを得ない。(あくまで個人差有り)

但し、マナー、おもてなし、会話、近隣配慮・・・所謂サービス業的な精神が必要とされる。
劣る!という言い方はいけませんね!
同じ塗装職人ではありますが、業種が違う!とい言う事ですね。
ここに優劣はありません。

昔はここまででは大きく無かった住宅塗り替え市場。
今求められる職人は寿司屋で言う10年修行して云々という職人ではなく、「ネオ塗装職人」なのかもしれません。

ここでの記事は「海外に渡り寿司職人として高収入を得る事が出来る!社会人になるとは就職して会社に入ると言う選択だけでなく、手に職を付けて自分の力で食べて行く事もあり!」と締めていますが、これも国内では少し厳しい感がある。

海外における日本食ブームの中で、実業家から引く手あまたの寿司職人に対し、日本の塗装職人にはそこまでのニーズは無いので、職人になって即高収益とは行かない。

また塗装職人は塗装作業する人であって、仕事を受注する人では無いため、あくまで喰いっぱくれない為には、やはり良い会社の社員になるか、協力業社としておつき合いをしなければならない。

海外ですし握って1000万円!
海外でペンキ塗って1000万円!

とは絶対に行かないが、
せめて日当で2万、社員なら月給制・社会保険完備・休日確保は当たり前になり、安心して作業に打ち込める環境にしていきたい。

それが業界の資質向上だと思います。

誰と組むかが大きなポイントとも言えます。
今誰かから仕事を任されている皆さん。
それは本当に君が納得出来るモノなのか?

これから塗装職人になろうと考えている皆さん。
入った会社次第で、あなたの未来も、力量も決まってしまいます。

また建設業界は職人を、単なる作業員として扱う傾向に有ります。
お客様満足は勿論の事ですが、従業員・協力業社・仕入れ業社が満足し、街・国に貢献出来たら良いと思います。

 

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