代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
ドイツパン 美濃加茂市蜂屋のベッカライフジムラ
2024年1月24日(水)

僕は普段、パンはあまり食べませんが

ここ美濃加茂市蜂屋のベッカライフジムラのパンだけは別で、好んで頂きます。

R418、蜂屋あたりはよく行き来しますが、

田んぼも向こうに見える黒い外壁を見ては「食べて~」と思いつつ。

 

こちらのパンはいわゆるドイツパンです

ドイツパンは、主原料にライ麦を使っていることがポイントです。

色は茶系かな、そして硬い、重いのが特徴です。

そもそもドイツでは小麦よりライ麦の生産に土地柄向いているとか。

そのためライ麦をパンの原料として使うようになったとのこと。

ライ麦にはグルテンが含まれていません。

グルテンにはパンは膨らます効果がありますので、

ライ麦のみだとかなりハードなパンになる! だから小麦を混ぜて焼きます。

 

 

ベッカライさんも種類によってライ麦の配合比率を変えているようです。

ライ麦比率が記して有ります。

ルヴァン 35%(初級、中級)

ラントブロート 50%(中級)

ライ100 100%(上級者用)級があってるかどうかは???

 

小麦をいかに含まないか、ライ麦を多くすることで、

ドイツパン特有のずっしりと重い、硬く仕上がるのかなと思います。

因みに昨今はグルテンを摂取することで倦怠感や頭痛を引き起こしてしまう

グルテンが苦手な人が多くみえることもあり、

それ故にグルテンフリー食品は注目されていますが、

白い食パンはグルテンがふんだんに入っていますから、

健康に留意される方にはドイツパンは良いかもしれません。

 

少し前、ふわふわで柔らかな高級食パンが流行っていましたが、

ある意味、ドイツパンは真逆ですね

ドイツ人の職人っぽさ、男らしさを感じ、僕にはとても好感がもてます。

 

僕の一押しは定番のルヴァンはライ麦率 35%

毎朝の朝食にも良いとは思いますが、僕の場合は夜のパンですね

軽く焼いて、ちょっと良質なバターをたっぷり乗せて頂くと最高です。

お酒中で合います。

 

ベッカライフジムラの店主さんは存じ上げませんが

たぶんかなり変態なライ麦パン職人(最高の賞賛)ではないかと思います

社員さん向けの年末お歳暮では毎年こちらのシュトレンを送っていますが凄く喜ばれています。

 

 

https://backerei-fujimura.jimdofree.com/

美濃加茂市 蜂屋町中蜂屋4430