代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
自社で塗装技能士の自社勉強会を開催しました
2026年6月8日(月)

昨日日曜日、自社で塗装技能士の自社勉強会を開催しました。

日頃現場で忙しい職人さんら本当にお疲れと思います。

敬意を表します。

職人たちが真剣な眼差しでパテしたり、定規を当て、図面と向き合い、

互いに声を掛け合いながら作業を進めました。

 

今回嬉しかったのは、すでに「1級塗装技能士」を持つ職人たちが、

指導のサポートに駆けつけてくれたことです。

以前は私1人で教えていたこの勉強会ですが、

今ではこうしてたくさんの仲間が協力し、力を貸してくれます。

また、社員も激励(少し冷やかし半分だったかもしれませんが。笑)に見に来てくれました。嬉!

こうして周囲の人たちが「興味関心を持ってくれること」が本当にありがたく、

大きな励みになっています。

なぜ私がこのような勉強会をやり続けているのか。

その根底にある想いについて少し書いてみたいと思います。

因みに参加者はいつも仕事を請け負ってくださる職人も数名いますが

ほとんどが今回初めて会った人ばかりではありますが、

私にとってはあまり関係ありません。

 

勉強会を開催する3つの理由

1. 業界全体の発展と底上げ 

自社や自分だけの技術として囲い込むのではなく、広く共有していくこと!

それが結果として、塗装業界全体の技術レベルを引き上げ、

業界そのものの価値を高めることにつながると考えます。

 

2. 個々の職人のスキルアップと「自信」の創出 

職人にとって、確かな知識と技術は一生の武器になりますが

やはり1級塗装技能士は格別なもの!

その自信や尊厳を持っていただくためのその手助けをしたいという想い。

 

3. 未来への種まきと、職人不足の解消 

ここで技術を伝え「恩を売る」ことで、

いつか三輪塗装の仕事を手伝ってくれる仲間が増えれば嬉しい、

という想いもあります。

実際今回の参加者のほとんどは知らない人・・・

しかし、こうした人と人との繋がりや恩送りの連鎖こそが、

結果的に業界全体が抱える「職人不足」という

大きな課題の解決へ向かう一歩になると確信しています。

自分の力だけで「できるようになった」わけではない

私がこうした行動をとるのは、私自身も過去に誰かから学び、

育ててもらったからです。

私たちが今、一人前に仕事ができているのは、

自分だけの力でできるようになったわけではありません。

必ず誰かに教わり、誰かに助けてもらったからです。

そのいただいた知識や技術、経験を自分の中だけで留め、

次の世代に伝えないままでいるのは、あまりにも「恩知らず」だと思うのです。

「誰かのおかげで今の自分がある」という感覚を持てない人は、

自分本位になり、上手くいかないことを周りのせいにする他責思考に陥りがちです。

ベテランに求められる「視座の高さ」

私たちが大切にしなければならないのは、「誰かの役に立つ為に働く」という考え方です。

ベテランと呼ばれる層に必要なのは、周りの人のことを考える思いやりであり、

会社の未来を考える視点であり、さらに言えば「業界全体」のことを考える

広い視野です。

周囲の仲間や次世代に対して「興味関心を持つ」こと。

それこそが、ベテランが持つべき大切な姿勢ではないでしょうか。

受け取ったバトンを、次の世代へ

私の行動を「おせっかいだ」と言う人もいるかもしれません。

目先の利益だけを考えれば、非効率に見えることもあるでしょう。

しかし、私がこの活動の根底に持っているのは「人への愛情」です。

ただ真面目に、真剣に、職人の未来と業界の未来に向き合っているからこその

「愛情あるおせっかい」なのです。

 

いただいた知識や経験を出し惜しみすることなく伝え、次世代へつなぐ。

その行動があるからこそ、塗装という「業界」が未来へとつながり、

三輪塗装という「会社」もつながっていきます。

 

これからも、協力してくれる頼もしい仲間たちと共に、

三輪塗装に関わってくれる人たち、

そして塗装業界で生きる職人たちと本気で向き合っていきます。

試験本番は岐阜は8月1㈯~2㈰ です