高齢者家庭の【緊急事態】 頼る場所はありますか?
2026年5月25日(月)
2026年5月25日(月)
こんにちは、サポートスタッフの青木です。
今回は同年代の友人たちと会うと必ず話題になる老親問題です。
まだ想像もつかない若い皆さんは将来こんなこともあるかも・・・ぐらいに読み流してください。
それはゴールデンウィーク終盤の早朝の出来事でした。
実家の母が救急搬送されたと連絡があり、病院へ駆けつけました。
先に到着した弟が付き添っており、病状説明を受けましたが
母は意識もうろうとする中、私に向かって
「お父さんの朝ごはんの用意もまだだから行ってあげてほしい」と。
入院に必要なものも取りに行かなければならないので
母のことは弟に託してすぐに実家へ行きました。
父は1年前から肺の病気を患っており
歩行はできるものの母の介護がなくては日常生活に支障をきたす状況です。
案の定、電子レンジの使い方すらわからず困り果てていました。

その後、母の入院中は弟と交代で父の介護に通う日々。
通える距離に私たち親族がいたから何とかなったものの、
これが遠方在住、または頼る親族がいなかったらどうする?
母が手術間際に「お父さんを施設に預けてほしい」
と言いましたが父は介護認定を受けておらず、そのため担当ケアマネジャーもいません。
「突然ショートステイなんて無理でしょう。私たちが面倒みるから心配ない」
と納得させました。
幸い術後の経過もよく母は予定より1週間も早く退院し、元の生活に戻りました。
落ち着いてから調べてみたところ、
私たち「子」が親の介護をできない場合、緊急で受けられる介護サービスもあるんですね。
1. 最優先:すぐに「ケアマネジャー」に連絡する
要介護者がすでに介護保険を利用している場合、担当のケアマネジャー(ケアマネ)さんがいます。
介護者の入院が決まった、あるいは決まりそうな段階で、一刻も早く連絡を入れてください。
伝えること:キーパーソンである介護者が急病で入院したこと、現在要介護者を自宅で見るのが困難なこと。
ケアマネが動いてくれること:
・ショートステイ(短期入所生活介護)の緊急手配
・訪問介護(ヘルパー)やデイサービスの臨時増枠
・小規模多機能型居宅介護などの調整
💡 ポイント: 通常、ショートステイの利用には事前の計画や予約が必要ですが、
「介護者の急病」は緊急案件として扱われます。
ケアマネジャーのネットワークで、空きのある施設を必死に探してくれます。
2. ケアマネがいない・連絡先がわからない場合
まだ介護保険を使っていなかったり、ケアマネジャーの連絡先が分からなかったりする場合は、以下の場所に連絡してください。
① 地域包括支援センター(最優先)
住んでいる自治体(市区町村)の「地域包括支援センター」に電話をします
(「〇〇市 地域包括支援センター」で検索、または役所の高齢福祉課に問い合わせ)。
高齢者のよろず相談所であり、今回のような緊急事態の相談窓口です。
介護認定をまだ受けていない場合でも、「措置入所」や「緊急ショートステイ」の手続きを案内・代行してくれます。
② 介護者が入院した病院の「地域連携室(ソーシャルワーカー)」
入院手続きの際、病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)に相談するのも手です。
「自宅に要介護の夫が取り残されている」と伝えることで、
地域の福祉機関(包括支援センターなど)と連携を取ってくれるケースがあります。
私が今回実感したのは
介護の「もしも」は、ある日突然やってくる
老老介護の現場では、介護をしている側もまた高齢です。
「いつ誰が倒れてもおかしくない」というのが、目を背けられない現実です。
ご両親が元気だったり、なんとか在宅介護が回っていたりしても、
「もしもの時の相談先(地域包括支援センター)」だけは、
スマホの連絡先に登録しておかれることをお勧めします。






