代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
関警察署長の卓話 岐阜でも多発している特殊詐欺防止について
2025年6月4日(水)

こんにちは、在籍する関ロータリークラブの卓話を議事録作成ツールの

プラウドノートで録音し、生成AIでまとめてみました

 

今回は関警察署長による「特殊詐欺防止に関して」の内容を、皆さんにわかりやすくお届けします。

 

最近、メディアでもよく耳にする「特殊詐欺」。

実は岐阜県内でも被害が急増しています。

今回はその現状と対策、そして私たちができる身近な防犯のヒントが詰まった、非常にためになるお話でした。

 

特殊詐欺の現状と衝撃の被害額

講演の冒頭では、県内の特殊詐欺の最新データが紹介されました。

岐阜県内の被害件数:389件

被害総額:なんと約12億4400万円!

特にSNS型の投資詐欺やロマンス詐欺が深刻で、被害件数は258件、

金額はなんと26億円超!

これは、いわゆるオレオレ詐欺の倍以上です。

そして関市内でも、22件・約4300万円の被害が報告されているとのこと。

これは他人事ではありませんね…。

防犯のカギは「固定電話」と「アプリ活用」

特殊詐欺の約4割は固定電話から!

卓話では「固定電話」が詐欺の入り口になっていることが繰り返し強調されました。

 

そこで、推奨されたのがこの3つの対策:

・防犯機能付き電話機の設置(3か月無料貸出)

・ナンバーディスプレイ・ナンバーリクエストの無料申請(70歳以上対象)

・国際電話の発着信休止(無料)

 

特に「国際電話の発着信休止」は、犯人が海外の番号を使うケースに有効。

申込書の記入はたった1~2分で完了。

郵送も無料、警察署で取りまとめてもらえるそうです。

 

 

防犯アプリの活用

また、県警が運営する防犯アプリを使えば、最新の犯罪情報をリアルタイムでチェック

防犯ブザーや110番通報機能

地域パトロールでポイントが貯まる!

など、まさに“スマホでできる防犯”の時代です。お子様や高齢者のスマホにも入れておきたいアプリですね。

 

 

金融機関・コンビニの皆さんも「見守り隊」

詐欺防止のために、金融機関やコンビニの店員さんが大きな役割を果たしています。

ATM前で電話している人には声をかける

電子マネーの大量購入者には注意喚起

こうした行動が、多くの人を救っているそうです。

地域の目が、犯罪を防いでいます。

警察官を名乗る詐欺が急増中!

 

 

最近では、「私は警察官です」と名乗って手帳や逮捕状をLINEやメールで送ってくる詐欺もあります。

講演ではハッキリと、

「警察手帳や逮捕状は、対面でしか見せません。メールやLINEで送ってくるのは100%詐欺です!」

と強調されていました。

「自分だけは大丈夫」と思わないことが一番の対策

講演の最後、署長が語ったこの言葉がとても印象的でした。

「お金の話が出たらもう詐欺と思ってください」

「自分だけは大丈夫、という過信が一番危ない」本当にその通りです。

 

最後に、講演で挙げられた「すぐに取り組める防犯アクション」をご紹介します。

 

✅ 防犯アプリをインストールして毎日チェック

✅ 国際電話の発着信休止申込書を提出

✅ 固定電話に防犯機能付き電話機を設置

✅ 高齢のご家族にも注意を呼びかける

✅ 詐欺電話を受けたら、被害がなくても通報

 

おわりに:地域みんなで詐欺を防ごう!

今回の講演を通じて、改めて「自分だけじゃなく、家族や地域の皆さんのためにも防犯意識を高めること」が大切だと感じました。

特殊詐欺は、巧妙で、狡猾で、でも「防げる犯罪」です。

この記事を読んでくださったあなたも、ぜひ今日からできる対策を一つでも実行してみてください。

そして、身近な人にこの情報をシェアしてください。

「自分だけは大丈夫」ではなく、「みんなで守る」。それが、地域の安心につながります。