【2024年版】外壁や屋根塗装で使える補助金や助成金を解説

公開日:2024.5.8 最終更新日:2024.5.16

「外壁塗装や屋根塗装を行いたいけど、コストを抑えて行う方法を知りたい」

「補助金や助成金を利用したいけど、どんな補助金や助成金があるか分からない」

このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

外壁や屋根塗装の費用は大きいため、少額の5万円〜10万円でも補助金や助成金をもらえれば、大きな助けになります。また、条件があえば60万円といった大きな補助金や助成金を受けることが可能です。

 

外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金は受け取る資格がある方や金額、要件など様々であり、市区町村や都道府県、地方公共団体によって異なります。どの補助金・助成金が受けられるのかはしっかり確認する必要があります。

 

そこで、この記事では2024年版の外壁や屋根塗装で使える補助金や助成金について解説します。

 

外壁塗装や屋根塗装の相場費用や使う流れ、注意点、補助金・助成金以外に費用を安く抑えるポイントなども紹介しますので、併せて参考にしてください。

 

目次

外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金とは

外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金は、建物の外装部分を塗装する際に、その費用の一部を支援するための制度です。これらの補助金や助成金は、地方自治体などが提供しています。

 

補助金や助成金の具体的な条件や支給額は、各自治体や支援機関によって異なります。一般的には、建物の種類や年式、塗装の種類、使用する塗料の性能などが考慮されます。また、申請手続きや審査が必要な場合もありますので、詳細な情報は担当の行政機関や関連団体に確認することが重要です。

 

外壁塗装や屋根塗装をする理由

外壁塗装や屋根塗装はしなくてもいいのでは?と思う方もいると思いますが、外壁塗装や屋根塗装は家を長持ちさせ、大事な家族を守る為に必要なメンテナンスです。外壁塗装や屋根塗装をする理由をいくつか紹介します。

省エネルギー化・環境保全のため

塗装を通じて建物の断熱性能や耐久性を向上させ、エネルギーの節約や環境負荷の低減を図ることができます。そのための補助金や助成金もあります。省エネだけでなく、人によってはバリアフリーの一環で工事を行う事例もあります。

建物の維持管理のため

塗装を行うことで建物の寿命を延ばし、老朽化や劣化を防ぐといった効果が期待できます。建物の安全性や美観を保つために、補助金が提供されるケースがあります。

災害対策のため

外壁塗装や屋根塗装を行うと、防災・減災の観点から、耐震性や防水性を高めることにつながるので、補助金が適用される場合があります。

地域振興のため

外壁塗装や屋根塗装を行うことで、地域の景観や住環境の向上を図り、外装の美観化につながります。このような地域活性化や外観美化、リニューアルを支援する目的で補助金が提供されることがあります。

 

岐阜県の外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金の紹介

一口に岐阜県の外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金といっても様々です。各自治体で種類が異なります。今回は以下の自治体について紹介します。

 

  • 関市
  • 美濃市
  • 美濃加茂市
  • 富加市
  • 坂祝市
  • 岐阜市
  • 各務原市
  • 可児市

 

住んでいる地域や外壁塗装、屋根塗装を依頼する会社で補助金や助成金が受けられるのかどうか確認してみましょう。

 

また、一つの自治体の中で複数の補助金や助成金がある場合は、どちらの補助金や助成金がおすすめなのか比較し選びましょう。

 

2023年や2024年には補助金・助成金が用意されていなかったけど、2025年から補助金・助成金が用意されるといったこともありますので、屋根塗装や外壁塗装をお考えの方は市区町村や公共団体などの最新情報を確認する必要があります。

関市の補助金

2024年現在、岐阜県関市に居住している方や企業が受けられる外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金はありません。

 

そのため、「外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金以外に費用を安く抑える方法」を参考にコスト削減をしたり、他の方法を試してみたりしましょう。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

 

  • 木造住宅耐震改修工事費補助
  • 建築物耐震診断補助
  • 木造住宅耐震シェルター設置補助
  • アスベスト含有調査費補助
  • 木造住宅除却工事費補助
  • がけ等の擁壁工事費の補助
  • 関市耐震改修促進計画
  • 浄化槽設置補助金

 

現在は外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は用意されていませんが、今後新設される可能性はありますので、逐一調べてみましょう。関市の詳しい補助金の内容は関市 各種補助制度をご確認ください。

関市利用できる空き家情報バンクリフォーム補助金

関市に転入してきた方かつ空き家情報バンク登録物件のリフォームをした入居者には補助金が用意されています。

補助金の額 補助対象経費の2分の1(上限 20万円)

※補助金の交付回数は、同一住宅または同一人に対し1回です。

対象者

入居者(市外からの転入が必要)

※転入前1年以内に関市に住民登録がないこと

・所有者の3親等以内の親族ではないこと。

・売買・賃貸契約をした登録物件に3年以上居住する意思のあること。

所有者(上記入居者との契約者)

(注)いずれの場合も次の場合は対象となりません。

・市税等を滞納している場合

・暴力団員または暴力団員と密接な関係を有する場合

・リフォームに関して関市で実施している他の補助金を受けている場合

対象経費

増築、キッチン、風呂、トイレ、洗面所の改修、オール電化、部屋の間仕切り改修など居住のために行う改修工事

※以下の経費は対象となりません。

・家具、家庭用機械または器具等の購入及び設置に要する経費

・上下水道の接続に要する経費

・リフォームを伴わない解体工事、撤去処分に関する経費

・他の補助制度を利用することができる工事に関する経費 など

※補助対象経費は、所有者が交付申請をする場合は登録物件の売買契約または賃貸借契約を締結した日から、入居者が交付申請をする場合は転入日から起算して前後6月以内に支払が完了した経費に限ります。

補助金の申請に必要な書類

・関市空き家情報バンクリフォーム補助金交付申請書(別記様式第1号)

・申請者の住民票の写し

・リフォームに係る費用が明示された書類の写し

・リフォームの内容が明示された書類の写し

・リフォーム前後の写真

・売買契約書もしくは賃貸契約書の写し

・市長が必要と認める書類

・昭和56年6月以後に建築された建物、耐震診断を実施し倒壊・崩壊する危険性が低いと判断された建物または耐震補強済の建物の場合】

・耐震性報告書

【昭和56年5月以前に建築された耐震診断未実施の建物または耐震診断の結果、倒壊する危険性があると判断された建物の場合】

・耐震化実施・計画書

引用:関市 空き家情報バンクリフォーム補助金

2024年4月22日時点の情報ですので、最新の情報は関市 空き家情報バンクリフォーム補助金をご覧ください。

美濃市の補助金

2024年現在、岐阜県美濃市における外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は「美濃市らしい住まいづくり改修工事費助成事業」が用意されていますが、対象となる方の範囲が非常に狭いです。

 

そのため、「外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金以外に費用を安く抑える方法」を参考にコスト削減をしたり、他の方法を試してみたりしましょう。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

 

  • 木造住宅耐震補強工事費補助事業
  • 木造住宅無料耐震診断事業
  • 浄化槽設置補助金
  • 美濃市賃貸共同住宅等建築奨励事業
  • 木造住宅耐震除却工事費補助事業
  • 美濃市らしい住まいづくり改修工事費補助事業

 

現在は外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は用意されていませんが、今後新設される可能性はありますので、逐一調べてみましょう。

 

美濃市で利用できる美濃市らしい住まいづくり改修工事費補助事業

美濃市では子育て世帯または新規就業者の方に対して、補助金が用意されています。

対象住宅

美濃市の伝統的建築物と調和の取れた外観の個人所有の空き家であり、過去に「美濃市らしい住まいづくり改修工事費補助事業」の補助を受けたことがない住宅であること。
対象者(1から3のどれかに該当する方)

1.子育て夫婦世帯または美濃市新規就業者に対象の空き家を貸し出し、5年以上の賃貸借契約をする方。

2.子育て夫婦世帯または美濃市新規就業者で対象の空き家について、5年以上の賃貸借契約をし、

改修に関して貸主から書面による同意が得られている方。

3.子育て夫婦世帯または美濃市新規就業者で対象の空き家を購入した方。

補助金

建築改修工事費の50%以内(補助金額上限:200万円)

※子育て夫婦世帯:0歳児から中学生までの子供を持つ市外在住の夫婦世帯。(1年前までに転入した世帯含む)

※美濃市新規就業者:美濃市内に事業所・工場等がある法人その他団体または個人事業主のところに、

 週20時間以上の無期雇用契約に基づき、市外から美濃市に転入して就業する者。

 (1年前までに転入した者含む)

※対象となる子育て夫婦世帯または美濃市新規就業者は補助事業終了後、

 5年間対象住宅に居住する必要があります。

引用:美濃市 美濃市らしい住まいづくり改修工事費補助事業

2024年4月22日時点の情報ですので、最新の情報や詳しい情報は美濃市 美濃市らしい住まいづくり改修工事費補助事業をご覧ください。

美濃加茂市の補助金

2024年現在、岐阜県美濃加茂市で用意されている外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は「美濃加茂市住宅工事等補助金」です。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

  • 関市建築物等耐震化促進事業
  • 関市合併処理浄化槽設置支援事業
  • 関市雨水貯留施設設置助成事業
  • 関市高齢者いきいき住宅改善事業
  • 介護保険住宅改修費支給(介護予防住宅改修費支給)
  • 関市ブロック塀等撤去費補助金交付事業

美濃加茂市で利用できる美濃加茂市住宅工事等補助金

美濃加茂市で用意されている「美濃加茂市住宅工事等補助金」は美濃加茂市内の業者や市民からの依頼を活性化させることを目的とした補助金です。

対象者 市内の個人住宅、併用住宅(居住部分のみ)、集合住宅(専有部分のみ)及び附属する外構
対象となる工事

・住宅の増築、改築、減築、修繕等を行う工事(外構工事を含む)

・工事費が20万円以上(消費税含)となる工事

・当該年度の4月1日以降に契約し、3月10日までに申請され、交付決定後6か月以内に完成する工事(ただし契約後30日以内で工事着工10日前までに申請された工事に限る)

・市内に本社を有する法人や市内で事業を営む個人事業主(美濃加茂市に住民登録がある個人)に依頼して行う工事

補助額

工事費の20%に相当する額で、10万円を限度とする

(他の制度による補助や給付などを受けている場合は、その額を工事費から控除した額)

※助成を受けられるのは、同一住宅及び同一人につき一回とします

引用:美濃加茂商工会議所 美濃加茂市住宅工事等補助金

2024年4月22日時点の情報ですので、最新の情報は美濃加茂商工会議所 美濃加茂市住宅工事等補助金をご覧ください。

富加町の補助金

2024年現在、岐阜県加茂郡富加町における外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は「富加町結婚新生活支援時補助金」と「富加町空き家改修費支援補助金」が用意されています。

 

どちらも条件が厳しい補助金となり、「富加町結婚新生活支援時補助金」は新婚の方向け、「富加町空き家改修費支援補助金」は空き家バンク制度を利用している方向けの補助金制度です。

 

「富加町結婚新生活支援時補助金」と「富加町空き家改修費支援補助金」共に加茂郡ではなく、富加町で利用できる補助金となる点に注意しましょう。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

 

  • 住宅用新エネルギーシステム設置事業補助金
  • 富加町浄化槽設置整備事業
  • 富加町建築物等耐震化促進事業(木造住宅に係る住宅耐震補強工事)
  • 富加町建築物等耐震化促進事業(分譲マンション耐震補強工事)
  • 富加町建築物等耐震化促進事業(木造住宅耐震補強工事)

富加市富加町で利用できる富加町結婚新生活支援時補助金

富加市富加町では新婚の夫婦に対して「富加町結婚新生活支援時補助金」が用意されています。

 

外壁塗装や屋根塗装の助成金や補助金というよりかは、新生活の支援という意味合いが強い制度です。

対象者 1.令和6年1月1日から令和7年3月31日までに婚姻届けを提出し受理された夫婦

2.補助金の申請時における最新の所得証明書をもとに、夫婦の所得を合算した額が500万円未満である世帯。ただし、夫婦の双方または一方が貸与型奨学金の返済を行っている場合は、夫婦の所得額から所得証明書が証明する所得が発生した年の貸与型奨学金の年間返済額を除いた額が500万円未満であること。

3.婚姻日において夫婦のいずれの年齢も39歳以下であること。

4.結婚を機に居住する住宅が町内にあり、補助金の申請時において夫婦の一方または双方が当該住宅に居住し、住民登録していること。

5.夫婦の双方が、町税、保育料、水道料金、下水道使用料その他町に納付すべき金銭を滞納していないこと。

6.夫婦の双方が、暴力団員または暴力団員と密接な関係を有する者でないこと。

7.外国人住民については、永住者又は特別永住者の資格があること。

8.過去にこの要綱に基づく補助金の交付を受けていないこと。

対象となる経費

1.住居費(住宅取得費用、賃貸住宅の家賃・敷金・礼金・共益費等)

2.引越費用(引越業者、運送業者に支払った経費に限る)

3.リフォーム費用

補助金の対象となる経費(消費税及び地方消費税を含む。)は、会計年度毎に当年度の4月1日から当年度の3月末日までの間に支払われた一つの物件に対する住居費、引越費用及びリフォーム費用のうち、補助金の交付申請時にその支払いが完了していること。

対象とならない経費

1.倉庫、車庫、門、フェンス等の外構に係る工事費

2.エアコンや家具等の家財道具の購入・設置に係る経費

3.土地購入費、ローン手数料、駐車場代、保険料等

補助金額

・夫婦ともに婚姻日における年齢が29歳以下の世帯・・・最大60万円

・夫婦ともに婚姻日における年齢が39歳以下の世帯・・・最大30万円

引用:富加町 富加町結婚新生活支援補助金

補助金申請をする際は富加町役場企画課窓口で事前相談をして、提出書類の案内を受けます。その後、年度末3月31日までに書類を提出、補助金交付となります。

 

2024年4月22日時点の情報ですので、最新の情報は富加町 富加町結婚新生活支援補助金をご覧ください。

富加町で利用できる富加町空き家改修費支援補助金

加茂郡富加町では空き家バンクに登録した際の改修に対して補助金が用意されています。

対象 富加町空き家バンク制度を活用して売買又は賃貸借契約を締結した空き家所有者又は賃貸人
補助対象経費

住宅機能向上のために行う改修工事

(台所、浴室、洗面所又は便所、内装、屋根、外壁等の改修)

補 助 額 1/2の金額を助成 30万円(上限)
申請の際に必要な書類

・様式第1号 富加町空き家改修費支援補助金交付申請書

・工事契約書の写し又は改修に要する経費に係る見積書の写し

・工事着手前の施工箇所の図面及び写真

・売買契約書又は賃貸契約書若しくは空き家の所有及び使用関係がわかる書類

・関係がわかる書類空き家の改修に対する所有者等の承諾書

・申請者に市町村税等の滞納がないことを証明する書類

・その他町長が必要と認める書類

引用:富加町空き家改修費支援補助金

坂祝町の補助金

2024年現在、岐阜県加茂郡坂祝町で受けられる外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金はありません。そのため、「外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金以外に費用を安く抑える方法」を参考にコスト削減をしたり、他の方法を試してみたりしましょう。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

  • 合併処理浄化槽設置整備事業
  • 坂祝町家庭廃棄物処理機器設置補助金
  • 坂祝町住宅・建築物耐震化助成等事業(木造住宅耐震補強工事)
  • 坂祝町住宅・建築物耐震化助成事業
  • 坂祝町住宅・建築物耐震化助成事業(分譲マンション耐震補強工事)
  • 坂祝町ブロック塀撤去補助金

 

また、坂祝町では外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金以外で役立つ助成金や補助金も見込めないため、塗装工事におけるコストを下げたい場合、住宅ローン減税を活用したり、塗料のグレードを下げたり、火災保険の見直しを行ったりするといった方法があります。

 

現在は外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は用意されていませんが、今後新設される可能性はありますので、逐一調べてみましょう。坂祝町の詳しい補助金の内容は町の助成制度をご確認ください。

岐阜市の補助金

2024年現在、岐阜県岐阜市における外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は「岐阜市空き家改修費補助事業」が用意されています。

 

今年度の受付は終了していますが、来年度の受付がある可能性がありますので、岐阜市で外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金を考えている方は定期的に岐阜市のサイトをチェックしましょう。(2024年4月22日時点)

 

また、「岐阜市空き家改修費補助事業」は申請をした方の書類の不備がなくなった時点で先着順で決まっていきますので、次年度「岐阜市空き家改修費補助事業」を利用したい方は早めに書類チェックをしておくと有利です。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

  • 岐阜市高齢者住宅改善促進助成事業
  • 岐阜市重度身体障害者住宅改善促進助成事業
  • 日常生活用具費支給等事業(居宅生活動作補助用具)
  • 岐阜市耐震シェルター等設置事業
  • 岐阜市空き家改修費補助事業
  • 岐阜市家庭用太陽光発電設備等普及促進補助金
  • 岐阜市家庭用蓄電池及び次世代自動車充給電設備(V2H)普及促進補助金

岐阜市で利用できる岐阜市空き家改修費補助事業

岐阜市で用意されている「岐阜市空き家改修費補助事業」は空き家流通の活性化を目的としている補助金です。

補助対象者(申請できる人)【条件をすべて満たす必要あり】 *補助金の申請者が自ら空き家を購入し、改修し、居住する必要があります。

1.空き家に定住をする者(2人以上の世帯に属する者に限る。)であって、次のアからエまでのいずれかに該当するもの

ア.市外からの定住者

 申請日前1年間市外において住民登録をされていた者であって、補助事業完了日(*)までの間に本市に転入するもの

 申請日前1年以内に本市に転入した者であって、当該転入の日前1年間市外において住民登録をされていたもの

イ.子育て世帯

 申請日において義務教育終了前の子を含む世帯

ウ.新婚世帯

補助事業完了日までに婚姻の届出をする世帯

 申請日前2年以内に婚姻の届出をした世帯

エ.空き家バンク登録空き家購入者

 岐阜市版空き家バンクに登録された空き家を購入(岐阜市版空き家バンクを通じて既に売買された空き家を購入した場合を除く。)した者

2.世帯の全員が申請日の属する年度の2月末日までに空き家の住所において住民登録をされること。

3.世帯の全員が市税を滞納していないこと。

4.世帯の全員がこの空き家改修費補助金及び岐阜市中心市街地新築住宅取得助成金の交付を受けていないこと。

5.世帯の全員が暴力団員等でないこと。

*改修工事の費用の支払いを全て終えた日又は空き家の住所において住民登録をされた日のいずれか遅い日

補助対象となる空き家【条件をすべて満たす必要あり】

1.購入する空き家が、次のアからウまでのいずれかに該当するものであること。

ア.電気、ガス又は水道の使用が停止され、又は廃止されていること。

イ.宅地建物取引業法(昭和27年法律第176号)の規定による宅地建物取引業者(以下「宅地建物取引業者」という。)により空き家であることが分かるような表示をして販売の広告がなされたものであること。

ウ.ア及びイに掲げる要件に該当しない、又は要件を満たす空き家であることを証することが困難な場合にあっては、次のいずれかに該当するもの

・岐阜市版空き家バンクに登録された空き家、その他本市が空き家であることを確認したものであること。

・宅地建物取引業者との媒介契約の締結がない空き家の場合にあっては、当該空き家の売主により空き家であることを証されたものであること。

・宅地建物取引業者より空き家であることを証されたものであること。

2.不動産業を営む個人、法人その他これに準ずる団体等から購入した空き家でないこと。

3.購入した空き家(申請者の世帯の全員の3親等以内の親族から購入したものを除く。)であること。

4.これまでに、この空き家改修費補助金の交付の対象となった空き家でないこと。

補助対象経費(対象となる改修工事)

補助金の交付の対象となる経費(補助対象経費)は、次の費用(消費税及び地方消費税を除く。)になります。

1.空き家の改修に係る費用

2.空き家に併設された店舗、事務所等(併設店舗等)を住居として転用するための改修に係る費用

3.空き家に居住するための併設店舗等の躯体の改修に係る費用

※改築、増築、備品購入、設備整備、外構工事、耐震診断、耐震改修工事、不要物の処分、清掃等に係る費用は含まれません。

改修工事は、次の要件を満たす必要があります。

1.補助金の交付の決定の日後に改修工事の契約・着手を行い、申請日の属する年度の2月末日までに改修工事及び補助対象経費の支払を全て完了するものであること。

2.本市に本店、支店又は営業所を有する建設業者(建設業法(昭和24年法律第100号)第3条第1項の規定による許可を受けている者をいう。)により行われること。

補助金の額

補助対象経費に2分の1を乗じた額(*)(上限40万円)

・1,000円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨て

・他の空き家の改修等に係る助成金等の交付を受ける場合は、補助対象経費の額から他の助成金等の額を控除するものとする(岐阜県の住宅リフォームローン利子補給金及び中古住宅流通利子補給金を除く)。

申請に必要な書類

1.事業計画書(様式第2号)

2.改修工事に係る見積書の写し

3.補助対象経費等の内訳書(様式第3号)

4.空き家に係る登記事項証明書

5.空き家に係る売買契約書の写し

6.次のアからウまでのいずれかの書類(購入前の空き家に関するものに限る。)

ア.電気、ガス又は水道の使用が停止され、又は廃止されたことが確認できる書類

イ.宅地建物取引業者により空き家であることが分かるような表示をして販売の広告がなされたことを証する書類の写し

ウ.ア及びイに掲げる要件に該当しない、又は要件を満たす空き家であることを証することが困難な場合にあっては、空き家証明書

7.改修工事をする部分の平面図(当該部分の撮影方向を記したものに限る。)

8.改修工事をする部分及び外観の施工前の状況の写真

9.住民票の写し(世帯の全員及びその続柄が記載されたものに限る。以下同じ。)

10.戸籍の附票(市外からの定住者であって、住民票の写しにより補助対象者であることを確認できない場合に限る。)

11.世帯の全員が市税を滞納していないことを証する書類(完納証明書)又は税務情報の取扱いに関する同意書(様式第3号の2)

(注)完納証明書は交付手数料が必要となりますが、同意書は無料でご利用いただけます。

12.婚姻日を証する書類(新婚世帯の者であって、申請日において婚姻の届出をしている場合に限る。)

(例:戸籍謄本、婚姻届受理証明書 など)

13.他の助成金等の交付決定額が分かる書類の写し(他の助成金等の交付を受ける場合に限る。)

14.相手方登録申請書(未登録又は登録事項に変更のある場合に限る。)

15.前各号に掲げるもののほか、市長が認める書類

申請内容の変更等 改修工事等の変更をしようとする場合は、あらかじめ変更承認申請をして、承認を受ける必要があります(補助金の交付決定金額が減額する場合に限る)。
添付書類

「6.申請に必要な書類」で申請時の添付書類の内、変更に係る書類の全て

・増額変更、改修工事箇所の追加をすることはできません。

・補助対象経費を20パーセント未満の範囲内で減額する場合は、変更申請は不要です。

事業実績報告書の提出

岐阜市空き家改修費補助対象事業実績報告書(様式第11号)

事業実績報告書の提出期限は、補助事業完了日(*)から30日以内又は申請日の属する年度の3月1日のいずれか早い日です。

添付書類

1.改修工事をした部分の平面図(当該部分の撮影方向を記したものに限る。)

2.改修工事をした部分の施工後の写真(施工後の確認が困難な部分については、施工中の写真)

3.改修工事に係る請負契約書又は請書の写し

4.改修工事に係る領収書の写し

5.改修工事に係る見積書の写し(申請(申請の変更)時に提出した見積書の写しの内容に変更があった場合に限る。)

6.補助対象経費等の内訳書(様式第3号)(申請(申請の変更)時に提出した補助対象経費等の内訳書の内容に変更があった場合に限る。)

7.耐震化計画書(様式第12号)(昭和56年5月31日以前に着工された空き家の場合に限る。)

8.住民票の写し(申請時に提出した住民票の写しに変更があった場合に限る。)

9.前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める書類

* 改修工事の費用の支払いを全て終えた日又は空き家の住所において住民登録をされた日のいずれか遅い日

引用:岐阜市 岐阜市空き家改修費補助事業

申請の取り下げや補助対象事業の中止などを検討している方は岐阜市 空家対策課 指導係に連絡をすると対応してくれます。2024年4月22日時点の情報ですので、最新の情報や詳しい情報は岐阜市 岐阜市空き家改修費補助事業をご覧ください。

各務原市の補助金

2024年現在、岐阜県各務原市で受けられる外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金はありません。

 

そのため、「外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金以外に費用を安く抑える方法」を参考にコスト削減をしたり、他の方法を試してみたりしましょう。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

  • 各務原市木造住宅に係る住宅耐震補強工事費補助事業
  • 各務原市建築物耐震診断事業
  • 民間建築物吹付けアスベスト含有調査補助事業
  • 各務原市高齢者住宅改善助成事業
  • 各務原市浄化槽設置整備事業

 

また、各務原市では外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金以外で役立つ助成金や補助金も見込めないため、塗装工事におけるコストを下げたい場合、住宅ローン減税を活用したり、塗料のグレードを下げたり、火災保険の見直しを行ったりするといった方法があります。

 

現在は外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は用意されていませんが、今後新設される可能性はありますので、逐一調べてみましょう。各務原市の詳しい補助金の内容は補助金・給付金|各務原市公式ウェブサイトをご確認ください。

可児市の補助金

2024年現在、岐阜県可児市における外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金は「令和6年度 住宅新築リフォーム助成事業」が用意されています。

 

以下は外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金以外で役立つ補助金となります。

 

  • 可児市建築物耐震診断事業
  • 可児市木造住宅耐震改修工事費補助事業
  • 可児市空き家・空き地活用促進(住宅リフォーム等)助成事業
  • 可児市木造住宅除却費補助事業

可児市で利用できる令和6年度 住宅新築リフォーム助成事業

可児市では地域経済振興を目的とした補助金として「住宅新築リフォーム助成事業」が用意されています。前年度との違いは令和6年度から、同一世帯の18歳以下の子ども又妊婦1人につき5万円が上乗せになる点です。

対象者 ・対象住宅に住民票がある人(転居・転入される場合は、完了報告時に住民票がある人)

・工事を行う住宅の名義人である人(住宅を新築する場合は、完了報告時に名義人である人)

・市税や負担金等を滞納していない人

・2回目以降の申請の場合は、前回の交付された年度を含め5年を経過している人

(同一住宅についても5年間に1回限り)

※上乗せ 子ども…申請時に満18歳到達後の最初の3月31日までの間にある人

妊婦…申請時に妊娠し、母子健康手帳の交付を受けた人

対象住宅 市内の個人住宅(店舗・事務所等を併用する場合は、居住部分のみ、集合住宅の場合は、専有部分のみ)及びこれに附属する外構。
対象工事(条件を全て満たしている必要あり)

・市内に本社を有する法人又は市内に住民票を有する個人事業者が行う工事

・令和6年4月1日以降の契約である工事

・着工前の工事

・対象工事が50万円以上(消費税除く)の工事

・助成金の申請日から6ケ月以内に完了する工事(住宅の新築工事は、申請日から12ケ月以内に完了する工事)

・住宅の新築、増築、改築、修繕、模様替え、外構工事(ただし、太陽光発電設備、公共下水道への切り替え工事、 植栽、造園、塀、さく等の築造工事等を除く。) ※対象工事の詳細は、産業振興課までおたずねください。

・市によるその他制度の補助を受けていない工事

助成額

工事費の5%に相当する額(千円未満切捨て)を地域通貨Kマネーにて交付します。10万円を限度とします。

※同一世帯の子ども又は妊婦1人につき50,000円を上乗せ(人数上限なし)

必要になる書類

工事着手前に所定の様式に以下の書類を添付して契約後30日以内に産業振興課まで提出してください。

・交付申請書

・工事施工等同意書

※住宅の所有者が他にみえる場合又は土地の所有者が異なる場合に提出してください。

・工事契約書の写し

・工事見積書の写し

・工事箇所の図面(内装・外構工事は平面図、外壁等工事は立面図、住宅新築工事は両図面)

・工事箇所の写真(施工前の各箇所、ただし住宅新築工事の場合は、建設予定地の更地の写真又は建替え前の写真)

※屋根など工事着手後にしか撮れない場合は、完了届の際に当該箇所の施工前及び施工後の両方の写真を一緒に添付してください。

※施工前の後の違いが分かりにくい場合は、施工中の写真を完了届の際に添付してください。

・土地の売買契約書等の写し【新たに土地を取得した場合のみ】

・住宅建設予定地位置図【住宅新築工事の場合】

子育て世帯で上乗せを申請する場合に必要な書類

・母子健康手帳の写し(対象者が妊婦の場合のみ)

・転入前住所地で発行される世帯全員の住民票の写し(上乗せの申請があり、転入前の住所で申請の場合のみ)

・別居者の生計に関する申立書(上乗せの申請があり、申請者と対象者の子ども・妊婦が別居し生計同一の場合のみ)

申請内容を変更したい場合に必要な書類

※住宅新築工事の場合は、助成金額が変更になる場合のみ。

・変更申請書

・変更契約書の写し(作成しない場合は、リフォーム工事等変更証明書)

・工事見積書の写し

・工事箇所の写真(変更部分の施工前の各箇所)

工事が完了したら提出する書類

※工事が完了してから30日以内に提出する必要あり(転居・転入の方は、完了届時に住民票があることが要件です)

・工事完了届

・工事代金領収書の写し又は領収金額を証明する書類

※申請者の氏名、施工業者の名称又は氏名、金額が明記されたもの。

※住宅新築工事で、契約金額と支払金額の差が生じる場合は、その理由を余白に明記してください。

・工事箇所の写真(施工後の各箇所、ただし住宅新築の場合は、外観及び内観)

・登記の全部事項証明書(建物)の写し【住宅新築工事の場合】

引用:可児市 令和6年度可児市住宅新築リフォーム助成事業

注意点としては可児市の助成金はKマネーと呼ばれる地域通貨で支払われる点です。Kマネーとは可児市が発行する市内の協力店でのみ使用できる商品券となっています。詳しくは地域通貨Kマネーについてをご覧ください。

 

2024年4月22日時点の情報ですので、最新の情報は可児市 令和6年度可児市住宅新築リフォーム助成事業をご覧ください。

 

外壁塗装や屋根塗装の費用相場

「外壁塗装や屋根塗装は基本、いくらかかるのか?」「費用相場はどのくらい?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

 

外壁塗装と屋根塗装合計の費用相場は一般には約100万円となっています。しかし、外壁塗装や屋根塗装の費用相場は坪の数、屋根の形状、場所など様々な要因によって変動します。

 

また、外壁塗装や屋根塗装の作業をする際はただ、塗装工事をするだけでなく、足場も用意するとなると、さらなる費用がかかる場合があります。

 

以下ではどのような状況次第で費用相場が変化するのか、外壁塗装と屋根塗装の両方のパターンにおいて詳しく紹介します。

外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用は、塗装する面積や建物の形状、塗料の種類、作業内容(下地処理や足場の設置など)などによって大きく異なります。

 

一般的に、平米単価で見ると、約10,000円から20,000円程度が相場とされています。ただし、この金額には足場代や下地処理などの追加費用が含まれていない場合があります。

屋根塗装の費用相場

屋根塗装の費用も、塗装する面積や屋根の形状、塗料の種類、作業内容(洗浄や下地処理など)によって変動します。

 

一般的に、平米単価で見ると、約8,000円から15,000円程度が相場とされています。また、屋根の種類や高さによって足場の設置が必要となる場合があり、それに伴う足場代も費用に影響してくるでしょう。

 

外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金を使う流れ

外壁塗装や屋根塗装で補助金や助成金を使う流れについて紹介します。基本的に塗装会社が補助金を率先してやってくれることは稀です。ご自身で調べて準備をしないと、補助金使えたのに、申請する前に工事をしたので、補助金使えなかったなんてこともあるので、しっかり準備をしておきましょう。

①使える補助金・助成金を調べる

最初に、自分が住む地域や自治体、国の政府機関が提供する外壁塗装や屋根塗装に関する補助金や助成金を調べましょう。市町村のウェブサイトや自治体の窓口、国の住宅関連機関のウェブサイトなどを利用して、最新の情報を収集しましょう。

②応募資格の確認

補助金や助成金の応募資格を確認します。これには、屋根や外壁の材質、建物の年数、補助金の対象となる範囲などが含まれます。また、所得制限や建物の用途(住宅用途かどうか)など、条件を満たしているかどうかも確認しましょう。

③応募手続き

応募に必要な書類や申請フォームを入手し、正確に記入します。また、必要な場合は所得証明書や建物の証明書などの添付書類も用意します。事前に市役所に書類を出してもらう必要があることもあるので、抜け漏れなく資料は用意しましょう。

 

各自治体に記載されている必要書類全て必要なのか、一部が必要なのか、しっかり確認しましょう。

④審査

提出した申請書類や添付書類が審査されます。応募者が条件を満たしているかどうか、補助金や助成金の予算範囲内であるかなどが審査のポイントとなります。

⑤承認と支給

審査が通過した場合は、補助金や助成金の承認がされます。その後、支給手続きが進められ、補助金や助成金が提供されます。これは補助金にもよりますが、支給されるのは、工事が完了した後に支給されることもあります。

 

もし補助金や助成金が下りない場合は他の補助金へ申請するか、他でコストカットできないか確認してみましょう。

⑥外壁塗装や屋根塗装の実施

補助金や助成金が承認されたら、外壁塗装や屋根塗装を実施します。専門業者を選定し、作業を進めます。必要に応じて、補助金や助成金の利用条件に従った施工や報告書の提出が必要な場合があります。

 

以上の流れで、外壁塗装や屋根塗装に補助金や助成金を活用することができます。ただし、各自治体や機関ごとに手続きや条件が異なる場合があるため、注意して情報を確認することが重要です。

 

また、自治体によっては工事完了後に提出が必要な書類もありますので、要チェックです。

 

外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金を使う注意点

外壁塗装や屋根塗装で補助金や助成金を使う際の注意点について紹介します。

補助金や助成金の条件の確認

補助金や助成金を利用するには、一定の条件を満たす必要があります。これには、屋根や外壁の材質、建物の年数、所得制限、補助対象となる作業の範囲などが含まれます。事前に条件を確認し、自分の状況が該当しているかを確認しましょう。

申請期限のタイミングやいつやっている補助金なのかに注意

補助金や助成金の申請期限を把握し、必要な手続きを適切な期間内に行うことが重要です。期限を過ぎると申請が受け付けられない場合があるため、十分な余裕をもって手続きを進めましょう。

 

また、補助金によっては先着順のものもありますので、全ての期限には最新の注意を払いましょう。期限が過ぎてしまった補助金や助成金に申し込んでは意味がないので、ホームページのメニューやキャンペーン、更新日はしっかり確認する必要があります。

必要な書類の準備を忘れずに

補助金や助成金の申請には、必要な書類や添付書類があります。これには、申請書、所得証明書、建物の証明書、見積もり書などが含まれます。申請に必要な書類を事前に準備し、正確に記入することが大切です。

業者を指定される場合がある

補助金や助成金の利用に際しては、指定された条件や規定に従った業者を選定する必要があります。補助金や助成金を利用するには、対象となる業者との契約が必要な場合がありますので、注意して優良な企業を選定しましょう。

補助金や助成金をもらうまでのコストに注意

補助金や助成金の中にはもらうまでのハードルが高いものもあります。人気の補助金や助成金は先着だったり、診断が厳しくなったりする可能性も高いです。

 

途中で補助金や助成金をもらうのが目的となってしまい工事の予定に影響を及ぼしてしまうことも考えられます。特に市町村からもらう補助金や助成金は税金が原資となっているため、審査が厳しいのも仕方ないでしょう。

 

そのため、補助金や助成金を申請する際のコストも考えてメリット、デメリットを洗い出す必要があります。

 

外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金以外に費用を安く抑える方法

外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金以外に費用を安く抑える方法を紹介します。請求されるコストを削減したい場合は参考にしてください。

塗料の品質について考える

塗料の種類や品質によって外壁塗装や屋根塗装にかかる費用は大きく変化します。耐候性や耐久性が高い塗料を選択すると、初期費用は高くなりますが、長期的にはメンテナンスの頻度が低くなる場合があります。

工事会社の見積りを複数出す

外壁塗装や屋根塗装の工事会社の選び方を工夫するといったやり方もあります。工事会社のホームページを検索サイトで検索すると、様々な会社が出てくるでしょう。

 

会社を選ぶ基準は価格やサポート、安心できるか、信頼できるか、自分の資金の規模にあっているか、トラブルが少ないかなど様々な基準があるかと思いますが、見積りをする際は複数の会社に見積りを出すのがよいでしょう。複数の会社に見積りの提案を送ることにより、相場よりも大きな金額でぼったくられる可能性を低くすることができます。

 

「依頼していた会社が工事できなくなってしまった」といった際の保険をかける意味でも複数見積りは必須です。

 

外壁塗装や屋根塗装で補助金・助成金でよくある質問

外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金を調べる上でよくある質問をまとめました。参考にしていただければ幸いです。

外壁塗装や屋根塗装の補助金や助成金の違いはなんですか?

外壁塗装の助成金と補助金には、いくつかの違いがあります。まず、両者とも公的機関から支給され、返済が不要な点は同じですが、受給条件や申請プロセスに違いがあります。

 

助成金は、特定の要件を満たせば比較的容易に受給できます。例えば、指定された塗料を使用するといった条件がある場合がありますが、基本的には要件をクリアすれば支給されます。

 

一方、補助金は、あらかじめ定められた金額や採択される件数が決まっており、審査を受ける必要があります。審査は比較的厳しく、申請しても必ずしも受け取れるわけではありません。しかし、補助金の支援額は一般的に高額である傾向があります。

 

したがって、助成金と補助金の選択は、条件の緩さと支援額の高さのバランスを考慮する必要があります。助成金は条件が緩いが支援額は少ない場合があり、補助金は条件が厳しいが支援額が多いという一長一短があります。家を保有している人は、自身の状況やニーズに合わせて、最適な支援制度を選択することが重要です。

助成金や補助金を受け取るとどのような影響がありますか?

外壁塗装や屋根塗装における補助金は、企業や個人にとって大きな支援となります。この補助金は、工事が完了した後に返済が不要な制度であり、企業や個人に負担をかけることなく外壁や屋根のリフォームなどが可能です。

 

条件を満たせば助成金や補助金が支払われますが、審査が厳しめなのが特徴です。その分、他の助成金や補助金よりも比較的高額となっていますので、積極的に活用しましょう。

外壁塗装や屋根塗装の費用を見積もる際に注意することはあるでしょうか?

費用相場はあくまで目安であり、実際の見積もりは現地調査や詳細な打ち合わせが必要です。業者によって見積もりの内容や価格設定が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることがおすすめです。

 

また、見積もりには足場代や下地処理、付帯部分(窓枠や軒天など)の塗装など、追加費用が含まれているかどうかを確認しましょう。

 

外壁塗装や屋根塗装は建物の美観や耐久性を保つために重要なメンテナンス作業です。費用相場を参考にしながら、信頼できる業者との打ち合わせを行い、適切な塗装作業を実施することが大切です。

 

また、工事会社とのトラブルを避けるために、工事の時期や時間の希望はしっかり伝えましょう。メールや電話だけでなく、対面であって工事の詳細について確認しましょう。

何故屋根塗装や外壁塗装が必要なのでしょうか?

「雨漏りによって水が屋内にもれてしまっている」など、さまざまな原因がありますが一番は保護機能の維持です。

 

屋根や外壁は建物を外部の要素から保護する役割を担っています。塗装はこれらの表面を保護し、雨や風、紫外線、汚れ、カビなどから建物を守る役割を果たします。塗膜が劣化すると、建物自体が劣化しやすくなり、修理や補修の費用がかかる可能性があります。

 

10年や20年と時間が経過すると、経年劣化してきますので、ある程度の年数が経過したらメンテナンスを考えましょう。

工事は岐阜県の会社やメーカーに頼んだ方がいいでしょうか?

地元の気候や特性をよく理解した地域に根差す塗装会社に頼むことが一番です。大手や他メーカーに頼むこともいいかもしれませんが、他県の会社に頼む場合、その土地の気候や季節のことを理解せず、その土地に合わない塗料を塗られたり、施工をされたりする場合もあるので、注意が必要です。

屋根塗装や外壁塗装は自前でやっては駄目でしょうか?

最悪の場合、屋根塗装や外壁塗装は自前でできますが、プロがやった作業と比べると、見劣りしますし、危険です。プロが行う工法はこれまでの経験や知識に裏打ちされた作業をおこなってくれますので、気軽に自分で屋根塗装や外壁塗装を行い失敗することもありません。

 

塗りにムラが出てしまう、といったことになりたくない方はプロに依頼しましょう。

補助金や助成金を必ず使わなければいけないのでしょうか?

もちろん、屋根や外壁の補修をする際に補助金や助成金を使っても使わなくてもどちらでも大丈夫です。

 

まとめ

今回は2024年版の外壁や屋根塗装で使える補助金や助成金について紹介しました。

 

外壁や屋根塗装にかかる費用は屋根塗装、外壁塗装併せて約100万円以上の大きな金額が必要となります。しかし、各自治体や商工会議所などが出している補助金や助成金の条件に当てはまれば、補助金や助成金をもらえます。補助金や助成金がもらえれば、工事費用における大きなコストカットとなり、大きな助けとなるでしょう。

 

外壁塗装や屋根塗装の補助金・助成金は受け取る資格がある方や金額、要件など様々ですので、どの補助金・助成金が受けられるのかは各自治体や商工会議所などのサイトでしっかり確認が必要です。

 

様々なサイトやページでどんな補助金や助成金を出しているのか、2024年のものか確認してから申し込んでみましょう。

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