足立 愛子
トイレ改修工事
2020年11月18日(水)

市内を車で走っても、紅葉が目に入るようになりました。

秋なのに、暖かく汗ばむほどのお天気の日にトイレ室の改修工事を行いました。

 

既存のトイレ便器とクロスは30年ほど前の新築当時のもので、便座だけを取り替えつつ今まで使用されてきたとのことでした。

今回は便器取り替えと共に内装も一新することになりました。

 

まずは便器の撤去。

便器を撤去すると、トイレタンクに隠れた壁部分が現れます。

タンクの後ろはお掃除がどうしてもできない部分なので、どのお宅でも長年蓄積されたホコリやカビが見られます。

そうしたことを考えると、トイレ交換時にクロス工事もされた方が良いのかもしれませんね。

 

続いてクロスの撤去。

クッションフロアも撤去、貼り替えの予定でした。

が、30年間みっちりと貼り付いたクッションフロアをキレイにめくり取ってしまうことが不可能な状況でした。

急きょ、既存クッションフロアを凸凹を補修することになりました。

新たなクッションフロアを張るために凸凹のないよう補修モルタルでならします。

ドライヤーを使って、しっかり乾燥させます。

 

続いて天井と壁のクロス貼り。

手際よく貼られていく職人技は見ていて気持ちいいです。

既存のクロスは、経年のためにめくれたり、浮いたり、よじれたりしていましたが、

新たなクロスは、もちろんピシッと貼られました。

床のクッションフロアも貼りました。

先ほど、既存クッションフロアを補修した上に、増し張りをしました。

 

つづいては、便器付属の配管キットで配管を行います。

トイレ工事では、既存の排水管の位置がポイントになってきます。

新たに取り付けるトイレと、既存のトイレの排水位置が合わないと取り付けができません。

調査時に、既存トイレの排水管位置を確認し、それにあう新設トイレの選定が必要となります。

近年のトイレは背中側の壁から排水芯まで200mmがほとんどですが、昔のトイレは排水芯が580mm、530mm、490mm、370mm、325mm、120mmなど、メーカーや機種によってまちまちです。

排水芯が違うものはリフォーム用のトイレで対応できるか確認をします。

今回も排水芯530mmで、リフォーム用のトイレ(今回TOTOのものにしました)で取り付け可能でした。

 

便器、便座を設置し、動作確認。

無事取付が完了しました。

写真には見えていませんが、トイレリモコンも取り付けてあります。

柔らかな配色の清潔感あふれるトイレになりました!